
早朝からお風呂に入れると言うので、5階にある浴場へ。

05:50
ほどなく夜明け。
美しい。
昨日は気が付きませんでしたが、風呂も部屋も大野城が見える場所でした。
朝食は庭を眺めながら。
池にはアオサギの姿。

またお櫃を空っぽにしてしまいました。
満腹。
チェックアウトの10時まで、大野で有名な朝市とアチコチに点在するお寺を見に行きます。
ここ大野にも勝山の恐竜博士がいました。
前からいたっけ?

体育館で競技が行われるらしく、集まった子どもたちが走り回ってます。
08:10
大野名物朝市…
静かで、やっている様子がありません。
08:10
朝市は大野の名物なんだけどな。
通りの中央ではなく、建物の軒の下で営業してる店が2軒あっただけ。
後を継ぐ人たちが激減して、今では寂しいものだそうです。

来週、近隣の街から店が集まり、さすがにそれは賑やかになるようで。
一週早く来すぎたね。
08:25

しまった店も目立ちます。
商売も昔ながら…では難しいのでしょうね。

路地に入り、お寺さんを覗いて回ります。

境内のイチョウの木には、たくさんギンナンがぶら下がっています。
あそこに実があると指を指したら、赤とんぼ。

奥様はお寺や景色を写すことは、あまりありません。
何を撮影しているかと言うと、そこらに生えてる草花。
オリンパスPEN-F、ハーフサイズのフィルムをご愛用。

こんな店、たまりません。
ショーケースには食事のサンプルが残ったままというのが泣かせます。

立派なワンちゃん。
人なつっこく、初対面なのにペロペロされました。
土地の人達と世間話をするのも楽しみの一つ。
09:05
ここもまた味わい深い。
ぐるっと回ってみましたが、「観光」の店はそれなりに流行っていても、地元の生活に密着した店は、ずいぶん減ってしまった感じです。
雲海に浮かぶ城と宣伝される大野城。
これからの季節、朝霧が出やすくなると 比較的見られることが多いそうです。
盆地であること、川があること、街中に水路があることで、霧の発生率が高く、2~3メートル先が見えなくなる日もあるとのこと。
お清水

そこかしこに水路があり水が豊かな土地だと思っていたら、地下水が枯渇しているのだそうな。
川面には小さな白い花。
何度聞いても名前が覚えられません。

特別珍しい花ではないけれど、水がきれいな場所にしか咲かないので、なかなか街中では見られない…らしいです。

チェックアウトの時間を過ぎてしまいました。
玄関しか見ていませんでしたが、考えてみれば5階にお風呂がある旅館。
この街の中では高い建物のひとつ。
家内と街を歩きながら
「あの金色のマーク、宗教法人かなにかあるのかな?」
と話していましたが、いやはや失礼。
扇谷さんはアットホームな感じで、とても居心地が良かったです。
お世話になりました。
またうかがうと思います。
10:30
扇屋さんの駐車場をお借りして、大野城へ行ってみます。

10:45

長いスロープを上ります。
20年ぐらい前だったか、この下は空地になっていて、一部で発掘調査されていたように記憶します。

来るたびに訪れるわけではありませんが、今日は奥方といっしょなので入館してみます。
上って見える景色が好きなんですよね。
11:10
大半が撮影禁止なので、写真は最上階だけ。
特に田んぼが見渡せるこの眺めが好き。
ほんとに盆地ですね。
大野城から下ると、12時すぎ。
お昼は、何度か立ち寄ったことのあるお清水屋さんにしました。
この辺りは、蕎麦処なんですかね?
観光というものに興味がないので、何も調べてきていないのですよ。

12:30
家内は舞茸天ぷらおろしそば、わたしゃお清水膳を注文。
特に蕎麦通でもないですが、ここの蕎麦は美味しいです。
満腹になったところで、そろそろ帰路に就きますか。
その前に、ちょっとお買い物。
酒屋さんと味噌・醤油屋さんがたくさんあって迷います。
いったん売店に入ったものの、
「これ、そこで作ってるんだよね?」
と、製造元にうかがうことにします。

来るたびに立ち寄る山元醸造元さん。
いつもなら写真に入りたがらない奥さん。
今日は写ってくれました。
以前、家への土産に買った はまなみそ。
家内はお気に入りで、大きなパックをお買い上げ。

こちらの樽は100年以上前から使っているそうだけど、もう樽を作ってくれる職人さんがいないとか。
手前の樽のタガだけ、最近新しくしたそう。
13:30

越前大野駅前。
ほんとにキレイに整備されました。
どうしても昔の駅周辺の景色を思い出してしまいます。
ご当地バスとでもいうのですか、ボンネットバスは何をベースに作ってるんでしょう?
13:45

友だちへの土産を買いたいと言うので、大野市郊外にある道の駅で買い物。
できたばかりなのか、建物は新しく 周辺に民家もありません。
敷地の半分がモンベルの専門店になっていて、道の駅と呼ぶには違和感があります。
今から帰ると家に着くのは夕方。
晩ご飯もここで買っておきましょう。
14:30
帰路は国道158号線で九頭竜湖をとおり、郡上市から東海北陸自動車道に乗ります。
ひたすら高速を走行。
無事帰着。
18:15
念願の大野市泊が叶って、満足な旅行でした。
20日で定年を迎えます。
今の会社に拾ってもらって5年半。
こんな自分でも、会長や社長からはずっといてくれればいいのに、と言ってもらえて感謝するばかり。
急な退職では実務に支障があるので、1年間は嘱託として雇用してもらうことになっています。
体力的にも現場作業はキツくなってきたので、週休4日制。
また いろんなところへ出かける時間ができます。
2日間走行:400km
消費燃料 :18.2L
大半が高速使用とはいえ、省燃費には驚きます。
でもCVTはイヤだな。
全工程
勝山市~大野市
大野市街地

Posted at 2023/10/27 10:20:09 | |
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