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2020年05月30日 イイね!

小机邸(東京都あきる野市)

小机邸(東京都あきる野市) 昨日は5月の最終稼働日。
 ちょっときつい一日でした。
 で、今日は気分転換に、近場へ出掛けました。

 以前から存在は知っていました。
 五日市駅前から秋川街道を青梅方向に向かった左側にあるはずなのですが、通る度に気付かず「あれっ、今回もわからなかったなぁ…」となっていたのでした。今日は出掛ける前に、インターネットで予習しました。

 石畳の先に、左右に石柱の門。その奥に少しだけ見えます。

 ロードスターを遠慮がちに進め、門を潜ったところでエンジンを切りました。

 降り立った瞬間、思わず呟いてしまいました。

 「す、スゲー…」



 白亜の二階建てがほぼ半分だけ顔を覗かせていました。
 古代ギリシャのドーリア式の柱が目を惹きます。

 ボクが立つ左側の建物の前で、白い髭を蓄えた青い作務衣の方が、ボクを見ているのに気づきました。

 「すみません、ちょっとだけ見学させて戴けますか」
 「どうぞ、どうぞ。ご遠慮なく」
 後で分かったのですが、こちら小机家のご当主さんてした。





 総二階建て、それぞれに4本ドーリア式の石柱が並び、建物を3つの区画に分けています。バルコニーには西洋風の彫刻が施されたバラストレードが並びます。一方、屋根は純日本風の切妻。典型的な和洋折衷の意匠ですが、大変に美しい姿です。



 角の部分には凹凸をつけて、石材が貼られています。
 和式の建築では、こういう処理はされません。



 二階の雨戸(と表現して良いものかわかりませんが)は鉄製。
 赤錆に覆われたフォルムは、白亜の外壁にうってつけです。



 キャプション・ボードが設置されていました。
 個人のお宅ですが、東京都の有形文化財に指定されています。

 ご当主さんから少し説明して戴きました。
 建築から今年で144年だそうで、建てたのは小机家の7代目の当主さんだったそうです。これだけ旧く大きな建築を維持するのは。結構なお金が掛かるそうです。



 金曜日から月曜日は、喫茶室として営業していますが、このコロナ禍のため、現在は休業中とのこと。

 「折角いらして戴いたので、玄関を開けましょう」

 「有難うございます!」



 あれ、外観とは似ても似つかない、土間のような造りです。



 個人的に、この照明に惹かれました。
 木と和紙の組み合わせ。
 形は独創的ですが、和風の面持ちです。



 玄関左には、畳敷きの和室が広がります。
 一歩足を踏み入れた途端、外観から抱いた予想を見事に裏切られます。この意表を突く展開、7代目ご当主さんが敢えて意図し、来訪者の反応に

「ウッシッシ!…おぬし、見事に騙されよったナ!」

と、舌を出して楽しんでいたような気がします。



 玄関の奥です。
 見事な装飾彫りを施された、木製の螺旋階段に目を奪われます。これだけ手の込んだ細工、時間とお金が絶対掛かります。
 喫茶店を営業する時、お客さんはここで靴を脱ぎ、奥の部屋に通されるのだそうです。今日は残念ながら、ここまでです。
 ちなみに、二階は普段お客さんを入れませんが、不定期でミニコンサートなどを催すことがあると伺いました。



 玄関の上には、何か動物の彫刻が。
 ご当主さんに伺ったところ、「獏」(バク)だとか。
 獏は「夢を食べる」と言いますが、実は食べるのは「悪い夢」だけで、出掛ける時に玄関で悪夢を処理し、体を浄化してくれるように設置したのだそうです。
 …うーん、こういう考え方、いいなぁ…。

 ご当主さん、大変穏やかで優しい方でした。
 突然邸内に入って来た風来坊を追い返すことなく、丁寧な解説付きで案内して下さいました。有難うございました。

 コロナが落ち着き喫茶店が再開されたら、必ず伺おうと思いました。

 ちなみに、ボクが予習したページをご紹介します。
 この建物について、美しい写真と解説つきで紹介されています。
 ご興味のある方は、訪れてみて下さい。

ttps://soraironokaze.exblog.jp/238277744/
(頭にhをつけて下さい)

小机邸

東京都あきる野市三内490




【今日の「おまけ」】



 小机邸から程近い日の出町大久野に、こんな渋い理髪店があります。



 サイドビューです。
 2連のピンクの窓枠がお洒落です!



 玄関です。
 この「渋さ」、目を奪われてしまいました。

 今度、切ってもらいに行こうーーっと!





Posted at 2020/05/30 16:47:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旧き良き建築 | 日記
2019年12月22日 イイね!

日本聖公会川越キリスト教会(埼玉県川越市)

日本聖公会川越キリスト教会(埼玉県川越市) 昨日21日の土曜日。
 長年、ボクの歯(義歯)の面倒を看て戴いている名医を訪れ、調整をして戴きました。
 ソプラノサックスの記事で触れましたが、ボクは44歳の時に左下の歯茎に癌が発生、5本を失いました。ある大学病院で手術を受けましたが、術後落ち着き義歯を作る時のこと。当時の執刀医が、補綴科(義歯や被せ物の専門科)の教授にボクの面倒を看てやって下さいとお願いして下さいました。このドクター、ホントに腕が確か。現在使用中のものを含め3つ目ですが、いずれも保険適用の範囲内。毎回「ドンピシャ!」に作ってくれます。
 2年前。先生は定年で大学を退職され、奥様が営まれている歯科医院で引き続きお仕事をされるようになりました。それで、自宅からかなり離れたそちらに通うに至りました。
 ちなみに、奥様の腕も確か!ボクは歯石を超音波で除去する器械がダメで、毎回手作業。メチャクチャ痛いのですが、歯周ポケットの奥まで尖った棒を入れ、キレイに掃除して下さいます。
 歯の治療でお困りの方でご興味がある方はご連絡下さい。ご紹介致します。場所は埼玉県のほぼ中央部です。

 閑話休題。

 という訳で、その帰路。
 蔵の街とも小江戸とも称される、川越に立ち寄りました。
 実は今、スカラ座で上映中の映画で見たいものがあるのですが、昨日は時間が合いませんでした。でも、少し離れた処に建つ、ある建築を見学しに行きました。



 日本聖公会川越キリスト教会です。
 川越のほぼ中心部、松江町のT字交差点の突き当りに佇んでいます。

 日本聖公会とはあまり耳馴染みがありませんが、イギリス国教会がルーツ。
 当時の国王ヘンリー8世は、妻との仲が修正不能となってしまいました。そのため、ローマ法王に離婚を懇願しましたが、認めて貰えませんでした。ならばローマとは別の教会を作っていまえ、との考えで創設されたのがイギリス国教会。…何だか寝覚めの悪い史実ですが、それはともかく、全世界に多くの信徒を持つに至りました。キリスト教の中では、カトリックとプロテスタントの中間に位置すると言って差し支えなさそうです。



 左側、四角い鐘楼の下が玄関です。
 重厚な煉瓦造りの外壁に、円弧を描く三段のポーチが綺麗に調和しています。



 こちらにもこれがありました。
 川越には由緒ある建築が多く、それらをテーマにした専門のホームページが出来てしまうと思えるほど。しかし大半は和式のもので、洋式のものは少数。しかも、これだけ本格的なものは、全国的に見ても貴重な存在です。



 見学可の表示が。
 早速靴を脱ぎ、スリッパを履きました。
 玄関右の木の扉を開けました。



 そこは礼拝堂、祭壇の対面左角でした。
 柔らかな光が幾つも灯る、髙井天井の空間。
 其処に、おごそかなパイプオルガンの音が鳴り響いています。
 教会で戴いたパンフレットによると、チューダー様式の建物で、ノアの方舟をイメージして設計されたそうです。



 小さいながらも、立派なパイプオルガンです。パイプ数は347本だそうです。若い女性が弾いていました。ボクが知っている曲も演奏されました。

「主はー、主はーー、来まーせーりー」



 パイプオルガンは、ピアノと黒鍵と白鍵が逆です。

 暫く、演奏される女性の背後で耳を済ませました。
 普段、ジャズやロックばかり聞いておりますが、こんなボクでも心洗われる気がしました。



 祭壇です。
 洗練されたシャープな意匠に、繊細なステッチを施された白い布が、素晴らしく調和しています。
 キリストやマリアの像はなく、プロテスタントの立ち位置に近いことがわかります。



 個人的にちょっとだけ残念だったのは、鐘楼の背後に事務所が増築されていた点。まあ、正面から見れば分かりません。
 
 クリスマスが近く、礼拝堂には飾りが施されていました。
 素敵な土曜日になりました。


日本聖公会川越キリスト教会

埼玉県川越市松江町2-4-13
049-222-1429
Posted at 2019/12/22 11:52:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旧き良き建築 | 日記
2019年12月15日 イイね!

坂田医院旧診療所(埼玉県熊谷市妻沼)

坂田医院旧診療所(埼玉県熊谷市妻沼) 今朝、起きると埼玉県西南部は曇り空。
 まあ、仕方がないかと思いながら、ロードスターで家を後に。

 今日は、今年最後のロードスター奥多摩ミーティング。
 ですが、ボクが向かったのは、群馬県南部の太田市。ちょっとした用事でした。
 早々に済ませて利根川を渡ると、そこは熊谷市に吸収合併された、旧妻沼町。過去に一度だけ訪れたことがありますが、それこそ「通過した」程度。昨日ネットで「予習」しましたが、幾つか魅力的な処がありました。

 その一つがこちら。坂田医院旧診療所です。



 平屋の洋館建築は都市部にはあまり見られませんが、どういう訳か地方の町や市には、医院や診療所として散見されます。ボクの自宅から近い埼玉県飯能市にも存在します。
 ところが、こういう平屋鉄筋コンクリート造りのタイル貼りは、とても珍しく思います。

 いつの間にか青空に。
 今日はラッキーと心中で呟き、道路の向こう側から全景を撮影しようとしましたが、即座に諦めました。理由は上の写真に写っている高齢男女の集団。この寒い中、自宅からお茶やおにぎり、漬物などを持ち寄り、世間話に花を咲かせています。仕方なく建物の部分部分を撮っていると、複数が同時にあれこれ話し掛けて来るので、散々閉口させられました。悪気があってのこととは全く思いませんが、もう少し、訪れる者の気持ちを斟酌して欲しいと思いました。



 狭い玄関前に、小さいながらも立派なアプローチを設けてあります。
 昭和6年の建築。官庁や軍を除けば、まだ殆ど自動車のない時代です。



 旧北軽井沢駅舎にあったものと同じです。



 玄関の前に、説明ボードがありました。

 

 青銅製の配管です。
 建物から突出した部分の意匠が、何とも重厚で、かつシックです。



 裏側です。
 タイルは貼られておらず、素のコンクリートが剥き出しです。
 でも、ボクにはそっけないようで、何故か恰好良く感じられました。



 映画やテレビドラマのロケで使用されることが多いそうです。

 今日は中を見学出来ませんでしたが、どうも公開される日がある模様です。その時にまた伺いたいと思いました。


坂田医院旧診療所

埼玉県熊谷市妻沼1420


Posted at 2019/12/15 16:02:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旧き良き建築 | 日記
2019年11月17日 イイね!

川越スカラ座(埼玉県川越市)

川越スカラ座(埼玉県川越市) 昨日の土曜日。
 ロードスターやW1Sには乗らず、珍しくバスと電車を乗り継いで川越へ行きました。目的は映画観賞でしたが、帰りにある酒場に寄る予定だったからです。結果的にはこれが大正解で、澄んだ青空の下、旧き良き街の散歩を満喫しました。

 閑話休題。
 先日、信州は上田市の「上田映劇」を訪れたことはご報告済ですが、その時に真っ先に思い出したのが、川越スカラ座でした。
 上田映劇が1917年(大正6年)に劇場として開館したのに対し、川越スカラ座は1905年(明治38年)に寄席「一力亭」としてスタートしました。また、シネコンへの移行の影響で、共に閉館を余儀なくされましたが、その後NPO法人の努力により再開された歴史があります。川越スカラ座は2007年(平成19年)5月に閉館しましたが、その年の8月に復活を遂げました。
 学生時代にボクが足繁く通ったのは、飯田橋のギンレイホールと佳作座、それとこちら川越スカラ座です。残念ながら外堀通りに面していた佳作座は閉館し取り壊されてしまいましたが、思い出の詰まったギンレイホールと川越スカラ座は今も上映中なのは嬉しい限りです。
 去年の1月に難聴となり、4月から1年間、週末は長野県須坂市を往復しました。そのためW1Sが放置状態になったことはご報告済ですが、川越スカラ座詣でも、とんとご無沙汰になってしまいました。上田映劇を訪れたことで、近々訪れようと決めたのでした。



 こちらは「時の鐘」と川越市役所の、ほぼ中間地点にあります。隣は国登録有形文化財のレストラン、モダン亭太陽軒です。もちろん、ボクは訪れたことはありません(笑)。



 上映中のプログラムです。
 1日に3本を1回ずつ上映しますが、毎回総入れ替え制です。
 今日のボクの狙いは、インド・フランス合作映画「あなたの名前を呼べたなら(原題:SIR)」です。「2018年カンヌ国際映画祭 批評家GAN基金賞」など、数多の賞を受賞しました。日本ではこの夏に公開されましたが、なかなかタイミングが合わず、劇場へ行けませんでした。今回、川越スカラ座に掛かると知り、狂喜乱舞した次第です。



 入口です。
 昔の映画館は何処も、こんな雰囲気でした。幾つになっても、券を買い扉を開ける時は、ワクワク、ドキドキ、こころがときめきます。



 「あなたの名前を呼べたなら」は12時50分に上映開始です。



 総入替制のため、前回上映が終了するまでは、ロビーで待機です。
 猫の額のようなスペースですが、上映予定情報が溢れています。



 こんなモノクロパネルがありました。
 日活映画「愛と死のかたみ」の宣伝用です。1962年の作品、長門裕之さんと浅岡ルリ子さんです。



 ロビーの先は右に折れる廊下となっており、突き当りがトイレです。



 築100年超のこちらを維持するには、それなりの費用が必要です。
 過去、トイレの配管が壊れて使用不能となったことがきっかけで、こうして募金箱が常設されるに至りました。ボクは500円玉を入れました。



 場内です。
 それ程大きな「小屋」ではありませんが、見やすいスクリーンです。ただ、座席のピッチは昔ながらのもので、身長170センチのボクでも、多少窮屈です。



 映写室を見上げて撮りました。
 「ニューシネマ・パラダイス」にたっぷり描かれていましたが、映画好きにとり映写室は憧れの場所。一度、上映中の映写室に入ってみたいものです。

 久し振りに、川越スカラ座の雰囲気に包まれて、「あなたの名前を呼べたなら」を鑑賞しました…。いや、素晴らしくも贅沢な100分間を堪能しました。

 ボクが住む入間市にもシネコンがありますが、訪れたのはほんの数回だけ。やはり映画はこういう昔ながらの「小屋」で見るに限ります。
 上田映劇もそうですが、いつまでもこの種の映画館が存続することを、心の底から願って止みません。

川越スカラ座

埼玉県川越市元町1-1-1
049-223-0733

※上映予定と時間は、スカラ座のHPで確認が出来ます。



  
Posted at 2019/11/17 10:03:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旧き良き建築 | 音楽/映画/テレビ
2019年11月09日 イイね!

上田映劇(長野県上田市)

上田映劇(長野県上田市) 11月2日の土曜日。須坂市での難聴の治療の帰路、ご報告済ですが上田市と青木村を訪れました。紅葉の深まった菅平を越えて上田市に入り、大変素敵なクラシック家具のお店に寄り、青木村の桃太郎でランチにしました。
 途中、上田電鉄別所線の千曲川を跨ぐ赤い鉄橋が落ちた現場を通り、何とも切なく、胸を締め付けられる思いがしました。少しでも足しになればと思い、休み明けの4日、会社が入居するビル1階の銀行で、3000円を振り込みました。

 閑話休題。
 そもそも先週、上田市に行こうと決めたのは、こちらを見学するためでした。



 上田市のほぼ中心部に、こんなレトロな映画館が存在します。
 勿論、今も現役。この日も上映中でした。
 ところが…



 「あさくさ雷門ホール」のネオン看板が、嫌でも目に入ります。
 ここは信州の上田市、浅草六区ではないのに…?
 正解は、上部の横文字看板。
 「UEDA MOVIE THEATER」。
 そう「上田映劇」が正しい名称です。



 左にはストリップ劇場「ファンタジー座」のテントが。

 上田映劇は、1917年(大正6年)に劇場として開館、昭和の初期には映画館に改装され、芝居と映画を並行して上演したそうです。しかし2011年、シネコンの進出で客足が遠のき、定期上映を終了せざるを得なくなります。その後は不定期で演劇やコンサートの会場として使用される形で運営されました。
 2016年には上田市の有志が立ち上がり「上田映劇再起動準備委員会」が発足、定期上映の復活を各方面に働き掛けます。そして開館100周年を迎えた2017年(平成29年)4月15日、実に6年ぶりに定期上映が再開され、現在に至ります。

 これら「あさくさ雷門ホール」と「ファンタジー座」の表示は、映画の撮影を目的に、上田映劇に装飾を施されたものを、記念として今も遺してあります。休館中の2014年(平成26年)に公開された映画『青天の霹靂』がそれで、原作と監督は劇団ひとりさん。2013年(平成25年)8月にロケが行われ、旧き良き時代の浅草六区の映画館として登場しました。



 寄席に使用されたことを今に伝える、出演する芸人の木製の名札です。落語と講談は黒文字、それら以外の漫才、腹話術、物まねなどは赤い文字です。
 所謂「色もの」という日本語の表現の起源はこれで、寄席では落語と講談以外は格下とされていた時代の名残です。今では落語も漫才も同格視する方が殆どだと思いますが、寄席が大衆芸能の中核だった時代、芸人の間で歴然と差別が存在したのでした。芸人に巡業はつきもの。その日の糧を求めて舞台に立ち、千秋楽が来れば次なる興業地への旅。着いた先でも名札や舞台脇の「捲り」には赤い文字…。当時、赤文字で扱われた芸人の方々は、さぞかし悔しく辛い思いをされたことでしょう。



 「切符売り場」です。
 表示は新しいものですが、敢えて「入場券」という単語を使わない心意気を粋に感じました。
 窓口と狭い甲板の木枠の色と、周囲のグリーンとの対比がイイ!





 上映中のプログラム紹介と時間割です。
 …ナ、ナ、ナント、今ボクが見たい映画の筆頭、「ブルーノート・レコード ジャズを越えて」が上映中!

 ブルーノートとは、モダンジャズを創造し続けたと言っても過言ではない、アメリカのマイナーなレコード会社。初期の例外を除き、一貫して黒人ミュージシャンの作品を紹介し続けましたが、そのプロデューサーはナチスの迫害を逃れて渡米したユダヤ系ドイツ人、アルフレッド・ライオンでした。
 
 ボクは大のブルーノート・マニア。
 さすがに1枚数万円から数十万円もするオリジナル盤は一枚も持っていませんが、今もコツコツ蒐集を楽しんでいます。
 この映画館でブルーノートの映画を見るとは、これ以上の贅沢はありません。が、上映時間から考えると、帰宅がかなり遅くなってしまいます。



 この重厚な扉を開けようか、本当に散々悩みました。
 最後まで後ろ髪を引かれながら、泣く泣く諦めました…。

 今度訪れる時は、上演プログラムと時間割を事前に確認しようと誓いました。
 その瞬間、閃きました。

 「ニューシネマ・パラダイス」をこちらで見てみたい、と…。
 
 ゼッタイの「嵌まり」デス!!

上田映劇

長野県上田市中央2丁目12番30号
0268-22-0269


Posted at 2019/11/09 08:46:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旧き良き建築 | 日記

プロフィール

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何シテル?   09/28 15:34
 妻はアルコール依存と摂食障害を患い、主治医の勧めで調停離婚しました。その1年後、彼女は突然世を去りました。一年に2回の母親との別れを経験した一人息子と、ドライ...
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