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イイね!
2008年11月19日

「トラトラトラ!」&「1941」

「トラトラトラ!」&「1941」













ここのところレンジがとても良い子にしてるので(というか乗ってない、笑)、ネタがありません(^^;

で、またまた動画です♪

今夜は古い戦争映画ですが私の大好きな2本を・・・(^^)

1本は「トラトラトラ!」
言わずと知れた大東亜戦争での対米戦の緒戦となった真珠湾攻撃を描いた映画です。
「トラトラトラ」は「ワレ奇襲ニ成功セリ」の暗号として、開戦決定を知らせる「ニイタカヤマノボレ」とともに有名な暗号です。

映画の出来としては、いま観ても「本物」の航空機や艦船を使った戦闘シーンは圧巻!の一言です。機動部隊のシーンなど一部ミニチュアを使ったものもありますが、今どきの何でもCGというのと違ってリアリティがあります♪
零戦や99艦爆、97艦攻もよく似た米機を改造してかなり似せてあり、CGでなく本物の編隊飛行シーンや飛行場の爆撃シーンを見ると、よくこれだけ集めたなぁ!と素直に感動します。
2001年に「パールハーバー」としてリバイバルされたものを私も観ましたが、CGも考証もストーリーもイマイチでこちらはハッキリ言って「駄作」でした。逆に全編実写の「トラトラトラ!」の迫力に改めて感動してしまいます♪



以下余談ですが(笑)。
近年の歴史資料の公開などから、日本の真珠湾攻撃計画は早い段階から米国に察知されていたものの、当時モンロー主義と呼ばれた対外不戦主義を公約して大統領になったルーズベルトが、チャーチル英首相との密約でナチスドイツが席捲しつつあるヨーロッパ戦線に米国が参戦する為の「口実」として日本にわざと「先制攻撃」させ、米国民にいわゆる「リメンバー・パールハーバー」といった言葉で戦意高揚と開戦の世論を作るために巧妙に仕組まれた謀略であったことが分かりつつあります。
もっとも、真珠湾攻撃での甚大な被害は米側の予想をはるかに上回ったものだったようで、日本海軍が航空兵器の優位性を示したことでこの後米海軍が空母を大量に建造しミッドウェー海戦以降、米軍の空母機動部隊を中心とした圧倒的な航空兵力の物量の前に日本軍が苦しめられる事になるのはなんとも皮肉なことです。


(画像は真珠湾攻撃で爆沈した戦艦アリゾナ)

いずれにしても、当時の日本としても国家の生存権を賭けて開戦やむなしの世論が圧倒的でしたから、どのみち対米戦は避けられない状況だったとは思いますが。開戦後しばらく日本軍は破竹の勢いで勝利し続け、東南アジア地域から連合軍を駆逐することに成功するものの、戦局は開戦前に山本五十六が看破したままの展開で推移し、圧倒的な物量を誇る米軍の前に日本軍はジリ貧となり悲惨な終戦を迎えます。

歴史に「If」は禁句ですが、開戦前には緒戦の攻撃目標くらいしか作戦計画の無かった日本軍としては、シンガポールで英軍を降伏させ、フィリピンからマッカーサーを追い落とした時点で何らかの講和に持ち込めれば、あるいは現在に続く歴史は変わっていたかも知れませんね・・・。

余談の余談として(^^;
「マレーの虎」として開戦当初勇名を馳せた陸軍大将山下奉文が戦後すぐに戦犯としてマニラで処刑されたときの遺言を、現代の日本人はどれだけ知っているでしょうか?昨今の世相や子供の教育や躾のニュースを見聞きする度に、彼の遺した言葉の意味をもう一度噛み締めないといけない気がします。
『刑場におもむく車の中で、同伴していた僧籍の森田覚中尉にかたった言葉。
「ご遺言は?」
「人間の性根は学校に通う前に、わが家の母の教育で作られる。自分の遺言は、婦人の教養を高めて、よい母を作ること!これを祖国に望むだけだと伝えてくれ」 』
と・・・。

私も2人の娘の親として肝に銘じなければと反省しきりですが・・・(苦笑)。





続いて、「トラトラトラ!」とは全く趣が異なりますが、娯楽映画としての戦争モノでは個人的に最高傑作の1本だと思っているスティーブン・スピルバーグ唯一(?)のコメディ映画「1941」。




オープニングで「ジョーズ」のパロディをしてたりとなんともハチャメチャなコメディ映画で、興行的には失敗した映画として決して評価は高くないですが、「ブルースブラザーズ」のジョン・ベルーシはじめドラキュラ役が余りにも有名なクリストファー・リーや、チョイ役でミッキー・ロークが出てたり日本からも三船敏郎が出演してたりと、キャストが何とも豪華です♪
ストーリーは、大戦中に実際に何度か行われた日本海軍のイ号潜水艦による米本土攻撃をモデルにしていて、時代考証もなかなか正確のようでコメディだからと手抜きをしないのは、さすがスピルバーグと言ったところでしょうか(笑)






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Posted at 2008/11/19 02:52:15

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この記事へのコメント

2008年11月19日 12:00
1941・・しってる。おもろいよね。
わざわざM4をM3に改造してまで・・って
もったいない気もするが。

P40もかっこよく良い映画だな。
コメントへの返答
2008年11月19日 12:39
ですよね~♪

映画の評判としてはイマイチのようですが、B17から爆弾が転がってくるシーンとか潜水艦の砲撃で遊園地の観覧車が転がるシーンとか結構笑えるんですけど(^^;

P40の機首の鮫顔のイラスト、プラモでデカール貼ってました♪
2008年11月19日 12:05
こんにちは
私もお邪魔します。

まさにその通り

いやはや
感服の至りです。

今の長期及び中期的展望と戦略なき浅はかな小手先の政治家に私も呆れております。

今の世界情勢があの時(戦前)と異様に似ている(特に世界的金融不安定)脅威を政治家が感じてないのが恐ろしいです。全てが後手にまわっている様に感じてなりません

これからよろしくお願いします。
コメントへの返答
2008年11月19日 12:47
コメントありがとうございます♪

仰るように、経済情勢にも国際情勢にも関心を持たずにひたすら党利党略の争いばかりの政治家には、党派関係なくガッカリです・・・。

自虐史観に縛られず、戦前以前から終戦に至る経緯を冷静に分析する必要があると思うのですが、先日の前空幕長の論文問題でも論点がずれてたり対外戦略の無さからぐちゃぐちゃになってて怒りよりも悲しくなってしまいます・・・。


2008年11月19日 12:40
「人間の性根は学校に通う前に、わが家の母の教育で作られる。自分の遺言は、婦人の教養を高めて、よい母を作ること!これを祖国に望むだけだと伝えてくれ」 』
と・・・。
・・・まさにその通りだと思います。昨日もテロと思われる凶悪事件が起きてますし、大阪ではまたも飲酒によるひき逃げ。多分幼少時の教育が足りなかった部分が大きなウェイトを占めると思います。電車の中や街中でこいつら・・と思うような女子高生が母親になったとき、どういう教育ができるのかしら・・不安になりますね。しかしうちの子は言う事をきかない。血がでてるのに・・・
コメントへの返答
2008年11月19日 13:10
厚労省元事務次官の殺傷事件、一つは我が家から直線で2㌔ほどの所です・・・。恐いですね・・・。

子供の教育を疎かにする民族・国家は滅びるのが歴史の鉄則なのですが。
本当に心配です。

私の地元近くにも高校が3校ありますが、それぞれ校風があるとはいえ通っている女子高生の身なりを見てると、その子の家庭環境が垣間見えるようです。経済格差からくる教養の格差もかなり広がっているようで、未来の子供を育てる女性と成り得るのか心配になる子も確かに多いですね・・・。

ロデム君の暴れッ振りは、もはや諦めの境地かと・・・(苦笑)
2008年11月19日 15:22
トラトラトラ‥観たことあるようなないような‥ちょっと記憶が曖昧です。

山下大将の遺言、初めて知りました‥

国家の行く末を案じ、世界を相手にした方の仰った言葉は『重み』がありますね‥
コメントへの返答
2008年11月19日 15:57
最新のハリウッドアクション映画と比べてしまうと野暮ったい感じも否めませんが、CGも無い時代にミニチュア模型を使ったシーンを最小限にしてほとんどを実物の航空機と艦船を使って撮られた映像は、やはり迫力十分です♪
ストーリーも公開当時知られていた史実を忠実に再現しているので、日本軍の奇襲を安易に許した米軍側の失態も描かれていたため、米国での公開時にはあまり評判よく無かったようです。

古い映画ではありますが、昨今の妙な解釈のフィルターが入った映画よりも、よっぽど当時の戦闘を平易に公平に描いているので一見の価値ありですね♪
そう思うと、最近の変な風潮は本当にここ最近の「作られた雰囲気」のように思えてなりません。

山下大将、英軍パーシバル将軍との降伏交渉での「イエスかノーか」の逸話や「山下財宝」と呼ばれる隠し財宝(軍資金)伝説が有名でもありますが、抗日ゲリラに対する虐殺疑惑(マニラ大虐殺)を受けて戦犯となり死刑となりました。
山下大将の遺言、祖国の未来を案じる思いに現代を安穏と生きている自分たちはどうなのだろうと、少々自分が情けなくなります(^^;
2008年11月19日 20:43
「トラトラトラ」の撮影場所は北九州の芦屋飛行場の近くだったと聞きました。撮影はかなり前から行なっていたらしく、子供心にアメリカのプロペラ戦闘機が2~3機編隊で飛んでいたのを覚えています。マジ!カッコヨカッタです♪

町内に保護司さんがいらっしゃって、時々お話をするんですが、最近の犯罪歴のある子の家庭は、とても裕福で過度な進学に対する期待(強制?)から押し潰されてハジけるか、貧乏で子供放ったらかしかの両極端に分かれるそうです。いずれにしても、帰ってこれる場所、包み込まれるものがあれば、人間早々悪くはならないと思いますよネ。

気に入ってる映画はご存知かもですが、S・キューブリックの「博士の異常な愛情」と、「駆逐艦ベッドフォード作戦」http://jp.youtube.com/watch?v=558o0LjxTvIです。
両方ともエゴな司令官のせいで核戦争が始まってしまうという内容でしたが、コミカルものとシリアスもので、両方とも大好きでした。
コメントへの返答
2008年11月19日 22:18
「駆逐艦ベッドフォード作戦」は残念ながらまだ見たことはないのですが、「博士の異常な愛情~以下略、笑」は私も大好きな1本で、次にアップしようかな~と思ってたところです(笑)。
1人3役を演じたピーターセラーズの元ナチの博士が、「ハイルヒットラー!」とつい片手を挙げてしまいそうになり自分の手を殴りつけたり、戦略爆撃機B52の機長が核爆弾に跨ったまま投下されるシーンなど、ブラックコメディたっぷりで大好きな「戦争映画」です♪

「トラトラトラ!」では、仰るように戦艦「長門」と空母「赤城」のオープンセットも芦屋町に作られ、当時は観光名所として随分賑わったそうですね♪
実際に撮影風景をご覧になっていたなんて羨ましいです(笑)。

教育の格差と少年犯罪、私などが語れる問題でもないのでしょうが、やはり因果関係はあると思います。
過度な期待と無関心、どちらも親である大人の問題ですね・・・。

>帰ってこれる場所、包み込まれるものがあれば、人間早々悪くはならないと思いますよネ。

ホントにその通りだと思います。
私も仕事柄日勤・夜勤の連続が常態化してしまい、職場と我が家の距離が片道2㌔程でありながらほぼ単身赴任に近い状態ですから、我が身を振り返ると大変耳が痛いです(苦笑)。
核家族や共働きや親の安易な離婚など、色んな問題があるのだと思いますが、せめて夕食を含めた幾ばくかの時間だけでも子供と一緒に過ごせるように努力してるつもりではありますが(苦笑)。
2008年11月20日 1:55
こんばんは☆ お邪魔致します。

「トラ・トラ・トラ」は、 パール・ハーバー なんぞ
足下にも及ばぬ 大傑作ですよね☆☆
山本司令長官役の、山本 聡 がはまり役過ぎます。。
「男たちの大和」も、近年希に見る名作ですが、
改めて考えてみると、この作品の次になっちゃいますね。
二本共、我がコレクションの筆頭です♪♪

山下閣下の 遺言 は初めて知りましたが、
正に 仰る通り・・思わず熱いものがこみ上げて来ます。
コメントへの返答
2008年11月20日 5:55
コメントありがとうございます♪

現代では、もはや全編実写でこのスケールの映画は撮ることは不可能でしょうね~(^^;
「パールハーバー」では実写部分で現代の軍艦を使って撮影してたのがやはり不自然でしたし(笑)。

「男たちの大和」、拙ブログ「プライベートライアン」で頂戴したコメへの返信でも書かせて頂きましたが、久しぶりに骨太の泣かせる映画でした♪
先日、呉の「大和ミュージアム」に行く機会を得たのですが次回はたっぷり一日かけて訪れたいです♪

山下大将だけでなく、当時の人たちの生き方、信念に今一度先入観無しで触れるべきではないかと思います。拙ブログ「日本人として」のところでも多くの方からコメを頂きましたが、やはり皆さん同様の感じ方をされているようでちょっと安心したりもしました(笑)。
多くの庶民が感じるおそらくは正しい歴史認識とバランス感覚を小馬鹿にしてるかのような偉い人ほど感覚がおかしいのか?なんて思ってしまいます・・・(^^;
2008年11月20日 18:29
1941 高校1年の時の番号でしたがw。

「婦人の教養を高めて・・・」

勉強は出来るようになりましたが
よい母は減っているのは何故 ?

教養の本質を間違えていますねこの国は。

コメントへの返答
2008年11月20日 19:36
教養の本質・・・。

「足るを知る」ということをまずは教えるべきかと・・・。

最近の学校では先生まで非常勤の派遣業の先生が増えているとか・・・。
このままでは本当に亡国の民族になってしまいます・・・。

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何シテル?   08/07 11:17
65年式の四駆好きです。最近あちこちガタが来てます。オーバーホール出来たら良いのに(笑)
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