(け、けなげ過ぎる!! オヤヂ感動です!)
え~~、「はやぶさ」お帰りなさい!
多くの人々に色んな思いと感動を与えてくれた小惑星探査機「はやぶさ」。
こちらのサイトの絵とストーリー、寄せられたコメントに、オヤヂ・・・ほろりときますた・・・w
http://drawr.net/show.php?id=1478887
こちらは、大気圏突入の約50分前に「はやぶさ」が最後に撮影した地球。
(13日午後10時2分撮影、宇宙機構提供)
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はやぶさ:7年、60億キロ…世界初の旅終え帰還
【グレンダンボ近郊(オーストラリア南部)永山悦子】小惑星イトカワの岩石採取に挑んだ探査機「はやぶさ」は13日深夜、地球に帰還した。月より遠い天体に着陸し、地球に戻ってくるのは史上初。宇宙航空研究開発機構(JAXA)によると、はやぶさは午後10時50分ごろ(日本時間)、大気圏に突入、カプセルが加熱されて輝く「火球」がウーメラ砂漠で観測された。はやぶさ本体は大気圏で燃え尽きた。カプセルが無事着地し、中にイトカワの砂などが入っていれば、世界で初めて小惑星で直接採取した物質となる。03年5月の打ち上げから7年。予定より3年長引いた旅の総距離は、月への往復約8000回に相当する約60億キロに達した。
◇カプセル分離成功
「もうだめだと思ったことは2度ある」
はやぶさプロジェクトを率いる川口淳一郎JAXA教授(54)は今年5月、毎日新聞のインタビューで打ち明けた。一つは05年12月、イトカワに着陸直後、燃料が漏れて機体の姿勢が崩れ、通信が途絶し行方不明になったこと。もう一つは昨年11月のイオンエンジン(主エンジン)故障だ。いずれも深刻なトラブルで、誰もが地球帰還は絶望的と思った。
「世界初」の技術をいくつも盛り込んだはやぶさは、数々のトラブルに見舞われた。
主エンジン開発に携わった国中均JAXA教授(50)は「(往復できる)自信は10%もなかった」と話す。
野心的な挑戦の構想は四半世紀前に生まれていた。1985年8月、文部省宇宙科学研究所(当時)で開かれた「小惑星サンプルリターン小研究会」。主催した鶴田浩一郎・同研究所教授(72)=現名誉教授=は「科学に新しい視野をもたらす」「広範囲の科学者、技術者が情熱を持てる」「文化史的な意義を持つ」などを挙げ、「将来へ大きな夢をたくす計画」と、報告書に意義をつづっている。
だが、実現は容易ではなかった。プロジェクトが正式に認められたのはそれから約10年後。「難しいミッションで、リスクが大きすぎるとさんざんたたかれた」。川口さんと計画を練り上げた上杉邦憲JAXA名誉教授(67)は振り返る。
「米国もやらないような挑戦、できるわけがない」と陰口が聞こえる中での船出だった。「ぶざまに負けるわけにはいかなかった」(国中さん)。打ち上げの後も、技術者たちはその意地を貫いた。トラブルには知恵を絞って解決策をひねり出し、はやぶさは何度も危機を切り抜けた。いつしか「不死鳥」と呼ばれるようになった。
世界の宇宙探査に詳しい米惑星協会のルイス・フリードマン事務局長は「非常に大胆な挑戦だった。賢明な技術者が挑戦を可能にした」と称賛する。「だが」と、川口さんは言う。「我々も努力したが、ここまでこられたのは、はやぶさ自身が助けてくれたから。それくらい幸運だった」
満身創痍(そうい)のはやぶさは、地球からの指令にけなげに応え、小惑星への往復という大仕事をなしとげた。小惑星のかけらと引き換えに、自らは燃え尽きる。
川口さんは、はやぶさの消滅についてホームページに記している。「どうして君は、(燃え尽きる運命なのに)これほどまでに指令に応えてくれるのか? カプセルは次の後継機へのたまご(卵)となると考えるべきなのだろう。はやぶさ自身もそれを望んでいるのだ」
7年にわたるはやぶさと技術者たちとの二人三脚はゴールを迎える。はやぶさ最期の日は、日本の惑星探査が世界に肩を並べる日となった。
◇はやぶさ◇
地球以外の天体から岩石などを持ち帰る探査に必要な技術の実証を目指した探査機。▽新型のイオンエンジン▽カメラ画像などを使った自律的な航行とイトカワへの接近・着陸▽小惑星での岩石採取▽試料を収めたカプセル回収--などの新技術に挑戦した。上空から狙いを定めて着地し、すばやく飛び立つ様子が、岩石採取の手法に似ていることから、この愛称がつけられた。
ニュース元URL↓
http://mainichi.jp/photo/news/20100614k0000m040116000c.html
はやぶさ、最後にとらえた地球
小惑星探査機「はやぶさ」は大気圏突入の直前、数千キロ・メートル離れた地球の写真を送ってきた。日本時間13日午後10時2分に撮影した白黒写真を送信中の同28分、はやぶさが地球の裏側に入ったため、地上との交信が途絶。写真のデータも途切れたが、地球の姿が奇跡的に写っていた。
はやぶさは同日午後7時51分にカプセルを放出後、底面にあるカメラを地球に向けようと、180度向きを変えた。姿勢制御用のエンジンはすべて故障しており、長距離航行用のイオンエンジンの推進剤を直接噴出して、機体を回転させる離れ業を再び演じた。
(2010年6月14日 読売新聞)
ニュース元URL↓
http://osaka.yomiuri.co.jp/science/news/20100614-OYO8T00279.htm?from=sub
突入直前、地球を撮影 はやぶさ最後の1枚 (2010年6月13日午後11時57分)
宇宙航空研究開発機構は13日、小惑星探査機「はやぶさ」が大気圏突入の直前に撮影した、太陽に照らされて輝く地球の写真を公開した。
撮影を担当した宇宙機構の橋本樹明教授によると、2時間ほどかけてはやぶさの姿勢を整えて5、6枚を撮影。ほとんどが真っ黒な画面だったが、時間ぎりぎりの最後の1枚に地球の姿が残っていた。約30分後には大気圏に突入し、本体は燃え尽きたとみられる。
撮影したカメラは小惑星「イトカワ」を撮影した際にも使われたが、省エネのためその後電源を切っており、起動するか分からないとされていた。はやぶさは最後の最後まで期待に応えた形になった。
ニュース元URL↓
http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news4/article.php?topicsid=9&pack=CN&storyid=336266
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Posted at
2010/06/18 10:03:34