米朝会談

初の米朝会談は無事に終わったようでなによりです。

合意文書には盛り込まれなかったものの、拉致問題を忘れるなよ？と釘をさしてくれたのはよかった。

朝鮮半島が平和になることには一分の異議もありませんし、今日の会談・合意を切っ掛けに休戦状態の南北が平和的に統一されることは喜ばしいことでしょう。

しかし、日朝関係の正常化については、拉致問題の完全解決が大前提ですし、非核化を進める中で発生する費用や南北融和に係わる費用は、あくまで南北朝鮮が負担すべきです。

それは、韓国大統領の「朝鮮半島の非核化と南北朝鮮の統一は朝鮮民族の悲願であり、我々の問題だ」という言葉の通りだからです。

拉致問題が解決し反日政策を止め日朝国交が正常化するまで、日本はびた一文出してはならないと思います。



にしても、日本のメディアの報じ方、なんだかこれで全部解決しそうみたいに言ってますが、大丈夫？w

北が本気で核を手放せると？

現体制の保証ということは、これまでの独裁政治や軍最優先が変わるわけでもなく(なのに栄養失調が蔓延してるが)、抑圧されまくってる民衆の状況もそうそう変わらない中で、ある意味軍を手懐ける手段として核のカードは体制維持に不可欠なはず。

それを放棄するとなれば軍部が黙っていないでしょう。

軍を手懐ける新たなカード、現実的にはカネでしょうが、その資金源をどうするのかが明確にならない限り、合意の履行は難しいと思ってます。

カネとなれば韓国、北朝鮮から日本に対して絶対に強請集りがあるでしょうし、さらにはアメリカからの圧力も予想されますが、日本国としてはカネを出しては絶対にダメです。慰安婦問題の二の舞となるのは目に見えてます。