(今夜(3月12日夜から13日未明にかけて)は月齢26日です♪)
え~~、昨日は4トンユニックで長野往復♪慣れないトラックに荷物満載で上信越道は怖かったw。
で、そのまま夜勤突入で明けて金曜はそのまま茨城まで輸送です♪
トラックのハンドル握ってると、ついこの曲が頭の中でリフレイン♪
気分はオープニングの暴走トラックの運ちゃんですwww
脱線しましたw。今夜の月つながりのお題は、日本の神様のお話♪
日本神話では天照大神をはじめ八百万の神様が居ると言われています。もっとも本当に800万人も神様の名簿があるわけでもなく、自然や事象すべてに神が宿ると考えた古代精霊信仰の名残だと思っていますが、死ねばみんな神様になるという思考は世界的にめずらしいもののようです♪
世界各地の神話でも太陽と月は神格化され、月の神様としては日本でも一般的には「月読命(ツクヨミノミコト)」と呼ばれ、祭神として奉っている神社には代表的なものに「伊勢神宮」の内宮(皇大神宮)の別宮に「月讀宮」があります♪
「ツクヨミノミコト」の名称も「古事記」や「日本書紀」で表記が多少異なりますが、皆同じ神を指しているというのが通説のようです。
で、月の神様を調べようとしてると、最近「トイレの神様」という歌が話題なんだとか♪
歌の主旨はおばあちゃんへの切ない想いを歌い上げたもので、「トイレの神様」というのは直接関係もない気がしますが、なかなか感動する歌詞で良い歌だと思います♪
んで、日本には八百万の神様が居る。月の神様は「月読命」。
そしてよく「便所の神様」というのを聞きますが、はて何て名前?(^^;
「便所の神様」で有名なのには「烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)」という明王様が居ます。東京品川の「東光寺」、静岡伊豆の「明徳寺」ではご本尊として奉っていて有名なんだそうです。
また、民間伝承としては「七福神」の神様が家にやって来てそれぞれ居座る場所を決めたときに、遅れてやって来た「弁天様」の居場所が便所しか残って居らず仕方なしに便所の守り神となりましたが、綺麗好きな弁天様にあやかってトイレをキレイにしていると、金運や美人の子が生まれるといった御利益があるのだとか♪
この「トイレの神様」という歌にも、トイレをキレイにしていると「べっぴんさんになれる」というフレーズが出てきますが、こうした伝承のことを指しているのだろうと思います。
では、「便所の神様」は「弁天様」か「烏枢沙摩明王」?
でも、どちらも仏教から生まれた神様?で日本神話とは関係無い気もします・・・(^^;
そこで、もう少し調べてみると・・・。
「古事記」の中では、「伊邪那美命(イザナミノミコト)」が「火之迦具土神(ヒノカグツチ)」という火の神様を産んだときに女陰を焼いて死んでしまいますが、この出産時?に糞、小便をしました。
「記紀」によれば、この糞から産まれた神様が「波邇夜須毘古神(ハニヤスビコ)」、「波邇夜須毘売神(ハニヤスビメ)」とされ、「日本書紀」では併せて「埴安神(ハニヤスノカミ)」とも呼ばれ、「埴」が粘土を表すことから土に関わる職業、農業・土木の神様とされているようです。
そして、糞から生まれた「埴安神」と共に「伊邪那美命」の小便から生まれた神様が「古事記」では「和久産巣日神(ワクムスビノカミ)」(穀物の神様)、共に小便から生まれた神様が同じく「古事記」では「弥都波能売神(ミツハノメノカミ)」(「日本書紀」では「罔象女神」)とされ、こちらの神様が水や酒、肥料の神様とされ転じて出産と豊穣との関わりから「便所の神様」とされているようです。
便所は古代から出産とともに「あの世とこの世」を繋ぐ場所として、また穀物(生命力の源)の栄養(肥料)がある場所として神聖視されてきました。
そんな何気なく連綿と続く信仰が今また「トイレの神様」として注目されるなんて、日本はなんて奥深い国なんだろうと思いますね~♪
月のお題からは少々外れましたが(苦笑)、拙ブログには珍しくマジメ?なお話でした~www
んで、オマケ♪
「トイレの神様」は実在した!?www
せっかくの感動が台無しです!(爆)
Posted at 2010/03/12 00:16:23 | |
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月・その神秘なるもの | 日記