え~~、ワタクシ・・・、沖縄には行ったことがありません。行けるものならぜひとも行ってみたいのデスが、カネと時間がありません・・・(^^;
そして沖縄出身の友人知人も居りません。なので「沖縄」というものをナマで見聞きしたことがございません・・・。
過去の「沖縄戦」は文献や史料、映像記録でほんの少しは知っていますが、「本物」を知っている方からすれば知っているウチには入らない程度のものです・・・(汗)
以下は、そんな私が書いた戯れ言ですので見当外れな部分はお許し下さい・・・(^^;
アメリカ国務省のケビン・メア日本部長(前在沖米総領事)という人物が、昨年末に米国内での大学生への講義で、「沖縄はゆすりの名人」などと問題発言をしたとのことですが、これはまぁ、ホントは言っちゃいけない本音が外部に漏れたということなんでしょうね。言い方はともかく、内容は核心を衝いているように感じます。
しかし、奥さんも日本人で「日本通」として知られた人物にしてこの認識・・・。いや、知りすぎているからこその発言なのかもしれません。
で、発言内容で憲法9条は現行のままが望ましい。だから在沖縄米軍はタダで沖縄に駐留することが出来る、みたいなコトを言っちゃってますが、逆に言えば、憲法改正すれば米軍にお引き取り願う絶好のチャンス!ということでw、これはもう、これを逆手にとってぜひとも沖縄から憲法9条改正の運動を盛り上げたら良いように思います。
そうすれば、米軍基地の県外移設どころか将来的に無くすことも不可能ではないかも?(^^;
それは、憲法を改正し、日米安保条約を見直し、自衛隊を正式に「国軍」として法制化し、漸次「日本国軍」の軍備を調え、相対的に米軍のプレゼンスを下げていくことで、将来的には米軍基地を現在のような密度で沖縄に置く必要も無くなるのではないかと・・・。
でもそれは、結局米軍基地の代わりに日本国軍(自衛隊)が居座るだけじゃないかというロジックになりそうですが、外国の軍隊が駐留するのと自国軍が駐屯するのでは、地域住民との摩擦も全く違ったものになるのではないかと思うのですが・・・。
と、ここまで書いてみて、私の住む関東にも横須賀や横田といった大きな米軍基地がありますし、米兵士による不祥事がないわけではないようですが、地域住民との関係は概ね良好のようですけども、沖縄ではそうした関係はまったく築けていないのでしょうか?このあたりのことが自分如きには全く分かりません・・・。
また普天間基地のすぐ近くにあるという学校・・・、基地の移転よりも学校の移転の方が安く済むし環境負荷も少ないように感じるのはおかしいでしょうか。移転の代償として、学校が家から遠くなるなら、それこそスクールバスを導入して貰えれば、通学もかえって安全になる気もしますし・・・。
それにしても、去年末の話題がなぜ今になって騒ぎに?
どうも、沖縄問題をさらにこじらせようとするような、ある意味悪意有る意志が働いてるような気がするのは私だけでしょうか・・・?
「アメリカがこんなことを言ってます。日米関係を悪化させたのは民主政権ではありません!」みたいな・・・?w
纏まりませんが、感じたままの独り言です・・・(^^;
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★米国務省部長の蔑視発言、沖縄で抗議決議相次ぐ
米国務省のケビン・メア日本部長(前駐沖縄総領事)が沖縄県民を蔑視する発言をした上、米軍普天間飛行場の危険性を軽視する認識を示したと報道された問題を受け、同県内で急速に抗議の輪が広がっている。
日米両政府が同飛行場の移設先に決めている名護市や、米軍基地を抱えるうるま市、北谷町の各議会が9日、米政府に発言撤回と謝罪を求める抗議決議を全会一致で可決。同様の決議を行ったのは県議会のほか6市町議会となった。
この日、浦添市の総領事館で緊急記者会見を開いたレイモンド・グリーン駐沖縄米総領事は終始、緊張した面持ちで、言葉を選びながら質問に答えた。何度も「米政府の見解でない」と繰り返し、発言問題の火消しに躍起になっていた。
名護市の決議では、メア氏が移設問題など日米交渉に実務者として深く関与してきた人物だとし、「そのような立場にある者の差別的、偏見に満ちた発言に強い憤りを覚える」と指摘。
メア氏の問題発言を聴講したとされる大学生らは発言後の昨年12月、同市役所で稲嶺進市長と基地負担について意見交換しており、「(大学生らは)真摯(しんし)に耳を傾けていた。今回の発言は彼らに間違った認識を与える。沖縄の現状を全く理解していない占領意識そのもので、不見識発言だ」とも批判した。
(2011年3月9日14時43分 読売新聞)
ニュース元URL↓
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110309-OYT1T00616.htm
★「米国代表し陳謝したい」=沖縄発言で国務次官補
来日した米国務省のキャンベル国務次官補(東アジア・太平洋担当)は9日、成田空港で記者団に対し、沖縄県民を侮辱したケビン・メア国務省日本部長の発言をめぐる「誤解」について、「極めて残念であり、(日本側との協議の中で)米国を代表して心から陳謝したい」と語った。
同次官補は発言が「米政府の政策を反映するものではまったくない」と重ねて強調。発言をめぐる混乱で「誤解が生じた」として、10日までの滞在中に予定されているすべての協議の中で、「深く陳謝する」と訴えた。
その上で「個人的に沖縄の人々の負担を緩和しようと仕事をし、沖縄の人々と米国人の相互理解に努めてきた」とし、「今回の出来事は極めて悲しい」と述べた。
キャンベル氏は日本へ出発する直前、「東京に行った際にも、発言に関する報道が引き起こした誤解について、個人的に謝りたい」と述べていた。 (2011/03/09-19:36)
ニュース元URL↓
http://www.jiji.com/jc/zc?key=%b2%ad%c6%ec&k=201103/2011030900851
★メア日本部長発言録全文(日本語)
2011年3月8日 20時26分
アメリカン大の学生らが作成したメア日本部長発言録全文は次の通り。
× ×
私は2009年まで駐沖縄総領事だった。在日米軍基地の半分が沖縄にあるといわれているが、この統計は米軍専用基地だけ勘定している。もし、米軍基地と米軍と自衛隊が共用している基地のすべてを考慮に入れれば、沖縄の基地の割合はもっと小さくなる。沖縄で問題になっている基地はもともと水田地帯にあったが、沖縄が米施設を囲むように都市化と人口増を許したために今は市街地の中にある。
沖縄の米軍基地は地域の安全保障のために存在する。基地のために土地を提供するのが日米安保条約に基づく日本の責務だ。日米安全保障条約に基づく日米関係は非対称で、日本は米国の犠牲によって利益を得る。米国が攻撃されても日本は米国を守る責務はないが、米国は日本を守らなければならず、日本の人々と財産を保護する。
集団的自衛権は憲法問題ではなく、政治問題だ。
1万8千人の米海兵隊と航空部隊が沖縄に駐留している。米国が沖縄に基地を必要とする理由は二つある。既にそこに基地があることと、沖縄は地理的に重要な位置にあることだ。(東アジアの地図を見せながら)、在日米軍の本部は東京にあり、そこは危機において、補給と部隊を調整する兵たん上の中心に位置する。冷戦時に重要な基地だった三沢はロシアに最も近い米軍基地であり、岩国基地は朝鮮半島からわずか30分だ。さらに、沖縄の地理的位置は地域の安全保障にとって重要だ。
沖縄は中国に朝貢していたが、独立した王国だった。中国の一部になったことはない。米国は1972年まで沖縄を占領した。
沖縄の人々の怒りや失望は米国でなく日本に向けられている。日本の民主党政権は沖縄を理解していない。日本政府は沖縄とのコミュニケーションのパイプを持っていない。私が沖縄の人と接触しようと提案すると、民主党の関係者は「はい!はい、お願いします」という。自民党の方が現在の民主党政権よりも、沖縄と通じ合い、沖縄の関心を理解している。
3分の1の人は軍隊がない方が世界はもっと平和になると思っているが、そんな人たちと話し合うのは不可能だ。
09年の選挙が民主党に政権をもたらした。これは日本では初の政権交代だ。鳩山首相は左派の政治家だ。民主党政権下で、しかも鳩山首相だったにもかかわらず、米国と日本は2+2(外務、防衛担当閣僚による日米安全保障協議委員会)の声明を(昨年)5月に発表することができた。
〈メア氏は部屋を退出し、彼の2人の同僚が日米の経済関係について講義。メア氏が戻ってきて講義を再開すると、2人の同僚は部屋を出た〉
米国は普天間飛行場から海兵隊8千人をグアムに移し、米軍の存在感を減らすが、軍事的プレゼンス(存在)は維持し、地域の安全を保障、抑止力を提供する。
(米軍再編の)ロードマップのもとで日本は移転費を払う。これは日本による実体的な努力のしるしだ。日本の民主党政権は実施を遅らせているが、私は現行案が実施されると確信している。日本政府は沖縄の知事に対して「もしお金が欲しいならサインしろ」と言う必要がある。ほかに海兵隊を持っていく場所はない。日本の民主党は日本本土への施設移設も言ってきているが、日本本土には米軍のための場所はない。
日本の文化は合意に基づく和の文化だ。合意形成は日本文化において重要だ。
しかし、彼らは合意と言うが、ここで言う合意とはゆすりで、日本人は合意文化をゆすりの手段に使う。合意を追い求めるふりをし、できるだけ多くの金を得ようとする。沖縄の人は日本政府に対するごまかしとゆすりの名人だ。
沖縄の主産業は観光だ。農業もあるが、主産業は観光だ。沖縄ではゴーヤー(ニガウリ)も栽培しているが、他県の栽培量の方が多い。沖縄の人は怠惰で栽培できないからだ。
沖縄は離婚率、出生率、特に婚外子の出生率、飲酒運転率が最も高い。飲酒運転はアルコール度の高い酒を飲む文化に由来する。
日本に行ったら本音と建前について気を付けるように。言葉と本当の考えが違うということだ。私が沖縄にいたとき、「普天間飛行場は特別に危険ではない」と言ったところ、沖縄の人は私のオフィスの前で抗議をした。
沖縄の人はいつも普天間飛行場は世界で最も危険な基地だと言うが、彼らは、それが本当でないと知っている。(住宅地に近い)福岡空港や伊丹空港だって同じように危険だ。
日本の政治家はいつも本音と建前を使う。沖縄の政治家は日本政府との交渉では合意しても沖縄に帰ると合意していないと言う。日本文化はあまりにも本音と建前を重視するので、駐日米国大使や担当者は真実を言うことによって批判され続けている。
米軍と日本の自衛隊は違った考え方を持っている。米軍はありうる実戦展開に備えて訓練しているが、自衛隊は実際の展開に備えることなく訓練をしている。
日本人は米軍による夜間訓練に反対しているが、現代の戦争はしばしば夜間に行われるので夜間訓練は必要だ。夜間訓練は抑止力維持に欠くことができない。
私は日本国憲法9条を変える必要はないと思っている。憲法9条が変わるとは思えない。日本の憲法が変わると日本は米軍を必要としなくなってしまうので、米国にとってはよくない。もし日本の憲法が変わると、米国は国益を増進するために日本の土地を使うことができなくなってしまう。日本政府が現在払っている高額の米軍駐留経費負担(おもいやり予算)は米国に利益をもたらしている。米国は日本で非常に得な取り引きをしている。(共同)
ニュース元URL↓
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-03-08_15192/
★メア氏、9条盾に米軍駐留を正当化
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-03-08_15154/
★メア氏、県民と「対話不可能」 軍隊否定 理由に
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-174332-storytopic-1.html