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2011年09月11日 イイね!

You will never walk alone、キミはひとりぼっちじゃない

You will never walk alone、キミはひとりぼっちじゃない









(南三陸町歌津地区付近にて 2011.5.1)





え~~、先日デスクワークの息抜き(笑)にネット見てたら、レンジローバーにまつわるちょっといい話を見つけました♪

東日本大震災発生直後、イギリスから来日した緊急人道支援チーム、シェルターボックスというボランティア団体に現地での足としてレンジローバーを提供した方の記事です。

この記事を読んで感銘を受けたのは、タイトルにもした『You will never walk alone、キミはひとりぼっちじゃない』という言葉、『「93年式のクラシックレンジローバーなので、古いですよ」という私の言葉に、彼らは、「93年、そりゃ新しいじゃないか!」とにっこり答えてくれた。』というくだり、そして、1900年、初めての南極探検に際して出されたという、アーネスト・シャクルトンの広告です。

MEN WANTED for Hazardous Journey. Small wages, bitter cold, long months of complete darkness, constant danger, safe return doubtful. Honor and recognition in case of success. Ernest Shackleton.
「男子求む。至難の旅。わずかな報酬。極寒。漆黒の長い月日。絶えざる危険。生還の保証なし。成功の暁には、名誉と称賛を得る」



画像は被災地で活躍するCRR♪




そういえば、ウチのジムニーは元気でやってるかなぁ?w





余談ですが、管前内閣から代わった民主党野田新内閣。さっそく閣僚の「死の町」やら「放射能つけるぞ」なんて、どうにもバカバカしい不用意な発言が物議を醸して、発言した人物は組閣からわずか9日で辞任するなんて、彼らの胸中には、このようなスピリッツがもはや無いのでしょうね・・・。

ただ、この鉢呂なる人物の発言や、自民党の石原幹事長が今日で10年目の節目を迎える米同時多発テロを「歴史の必然」と発言した事へのマスコミの取り上げ方を見ていると、鉢呂氏や石原氏を擁護するわけではありませんが、発言の前後の経緯や状況を冷静に見聞きしてみると、どうも彼らの真意を相当歪曲して伝えているような気がしないでもありません。

「放射能つけるぞ」発言にしても、どうも記者の誘導尋問に引っかかった感もありますし、本人の脇が甘いとか言い方というものがあったのでしょうけども、マスコミによる印象操作のような・・・。

こんな揚げ足取りばかりしていて政府が落ち着いて仕事が出来ないのでは、被災地の復興も進まず、日本経済も立ち直らず、国民は大迷惑だし世界からは嘲笑されるだけなのに。ホントに今のマスコミはおかしくなってると思います。

もっとも、民主党そのものには、どだい与党政府の仕事は無理だとも思っていますけども・・・(嘆息)



そんなこんなで、最近の日本国内での様々な不祥事やモラルとか風潮を見ていると、私も含め、今の日本人は皆このイギリス人達のようなスピリットを無くしてしまったのかも知れません。

今日は、東日本大震災から半年目となる節目の日。

困難に立ち向かうイギリス人のようなスピリットを、日本人も再び胸に灯さねばと感じる記事でした。



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レンジローバー、被災地に向かう

このたびの東日本大震災に被災された皆様、ご家族やご親族、ご友人がいらっしゃる皆様に、まず心よりお見舞い申し上げます。そして、一日も早い復興をお祈りいたします。

本当に今回の被害の大きさは、どう考えてみても現実的に思えないような、目を覆わざるを得ないほどのものだった。

イギリスのBBCなどでは連日ショッキングな映像(日本以上に!)が流され、それを見たイギリス人の仕事仲間、友人がたくさんのお見舞いメールを送ってくれた。ほとんど交流の途絶えていた友人までもが心配してくれており、必ずMy thoughts are with you(あなたとともにある)と文章を締めてくれていた。

これは、インテルの長友で有名になったYou will never walk aloneと同じ意味である。You will never walk aloneは、イギリスのサッカーチーム、リバプールFCから始まった応援歌で、今やイングランド代表や、各地のサッカーチームで唄われる定番であるが、「キミはひとりぼっちじゃない」という意味のことを、イギリス人は、こういうときによく口にする。そして実際に行動に移す。

特に世界各国で起きた大災害を救済するために活動するボランティア団体は、政府の要請で出動するわけでもなく、自主的に危険な地域にでも赴く。今回の大震災でも日本の友人たちを救うために、イギリスの緊急人道支援チーム、シェルターボックス(http://www.shelterbox.org/donate.php)が、ヴァージンアトランティック航空で来日した。

シェルターボックスとは、地震や津波といった自然災害で家を失った被災者を救うために開発されたもので、その中には、10人が6カ月暮らせるテント、毛布、敷物、雨水浄水器や食器類、さらに子どもたちのための色鉛筆や塗り絵も入っているマジックボックスだ。そのなかでも塗り絵が最も大切だと、シェルターボックス創設者のトム・ヘンダーソン氏は言う。

「すべてを失ったときには、塗り絵のようなシンプルなもので子どもの心を埋めてあげることが重要なんだ。ちょっとしたものでも、それは想像を超える力があるんだ」

確かに、災害に遭った子どもの心の隙間は、私たちが思うより深いのだろう。

この緑色のシェルターボックスは、スマトラ大地震などでも、災害でくじけそうになる人々の気持ちを支えてきた実績がある。

そんな災害時の万能ボックスを前に、イギリス人チームは、文明国であるはずの日本で途方に暮れていた。なにしろ、災害地にまでそれを運ぶ手段が何も無かったのだから。

シェルターボックスの活動をスポンサードしているヴァージン航空から、協力要請が入ったのは、そんなときのことだった。

電話は突然だった。事は一刻を争うというのに、日本の外務省および大使館は全くアテにならないらしい。被災地に向かうクルマの調達ができないなんて、日本人として恥ずかしい限りだった。そこで私の口をついて出た言葉が、「よかったら私のレンジを使ってください」だった。

ノブレス・オブリージュ、とはよく言われる言葉であるが、そんな偉そうなことではなく、こんなときこそ日本人として協力しないなんて、あり得ないと思った。絶対にどんな形でも協力すべきだ、と即座に返事をしたのは言うまでもない。

「ボコボコになっても、潰しても構わないので、災害に遭われた人たちのために使ってください。ただ93年式のクラシックレンジローバーなので、古いですよ」という私の言葉に、彼らは、「93年、そりゃ新しいじゃないか!」とにっこり答えてくれた。

確かに、日本の救援チームが被災地で、きっちりと整備されたクラシック・ランクルの提供を受けるようなものなのだろう。相当彼らも嬉しかったに違いない。

何はともあれ、私のレンジ号は、突然の徴用により、こうして東北に向かうことになったのだった。

彼らからは「グレートブリテン(敢えて「大英帝国」と訳したい。筆者注)はあなたに感謝します。」という言葉を貰って、ちょっと感動したのだが、実は一方で違和感を覚えたのも事実である。

なぜなら感謝とは、はるばる地球の反対から救助に来日してくれた彼らに対してすべきであり、クルマくらいしか提供できない私なんぞにしていただくものではないからだ。逆に日本人として恥ずかしくなったことを告白しておこう。

現地では余震も続き、津波の可能性など、実際に危険なことも多いはずだ。だが彼らはあくまでも明るく、使命感で胸を一杯にさせている感じだった。

ジェームズ・ボンドもそうだが、ヴァージン・グループの総帥、リチャード・ブランソンも冒険を求めて止まなかった。どうやら英国紳士という人種は、普段は飄々としていても、危険なことを求める血が流れているのかもしれない。

そんなときふと、1900年の、冒険家を募る世界最高の宣伝文句を思い出した。南極探検で名を馳せたロバート・スコット大佐とともに有名な探検家、アーネスト・シャクルトンの広告である。

MEN WANTED for Hazardous Journey. Small wages, bitter cold, long months of complete darkness, constant danger, safe return doubtful. Honor and recognition in case of success. Ernest Shackleton.

(「男子求む。至難の旅。わずかな報酬。極寒。漆黒の長い月日。絶えざる危険。生還の保証なし。成功の暁には、名誉と称賛を得る」)

この募集広告に、5,000人以上のイギリス人が応募したという。

今の日本では、いったい誰の心に響くのだろうか。

少なくとも、原発で作業する勇者たちには、心からの敬意を表したい。

次回はそんなシェルターボックスチームの、現地での活躍ぶりをお伝えしようと思う。チームの人たちは、私の災害救助レンジ号の勇姿も、通信環境がいい場所で写真を送ってくれると約束してくれたので、近日中にご覧いただけることだろう。

まずは、我々ができることを、それがたとえ小さいことでも続けよう。

We will never walk alone!

2011年3月23日

記事元URL↓
http://blog.gqjapan.jp/takubo/2011/03/23/%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%80%81%E8%A2%AB%E7%81%BD%E5%9C%B0%E3%81%AB%E5%90%91%E3%81%8B%E3%81%86/








Posted at 2011/09/11 08:52:32 | コメント(7) | トラックバック(0) | レンジローバー | 日記

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