xjチェロキーのエンジンルーム内の温度が走行中にどう変化するのか、先日は一般道での記録を書きましたが、本日は高速道路を含め150kmほどを4時間で走った際の記録です。
先日の一般道を30分ほど走った時の結果と違い、やはりある程度の距離、時間を連続して走るとエンジンルーム内の環境は厳しくなることが改めて分かりました。
本日は外気温33℃と蒸し暑く陽射しの厳しい天気でした。
そんな環境下での高速道路では、速度が80km/h以下だと一般道とそれほど変わらずエンジンルーム内温度は60〜70℃、90km/h以上になると走行風が強くなるのか55℃前後まで下がりました(燃費も下がりますがw)。
途中、2kmほどの渋滞で20km/h前後のノロノロ運転の時は72℃前後まで上がり、渋滞を抜けると再び55℃前後まで低下。
高速を降り一般道に入ると、法定速度あたりで60〜65℃、信号待ちや流れが悪いと65〜75℃まで上がりました。
一番最初の画像は、走行1時間ほどで高速を降りたあと、5分ほどアイドリングで停車したときの温度です。走行風が無くなったことで84℃まで上がりました。エンジン停止後もこれぐらいまで上がることは先日も確認済み。
画像①以降は、4時間走り帰着後に確認したエンジンルーム内に貼った不可逆性温度計の温度記録です。先日の一般道走行時より各所で温度が上がっていたことが分かります。
画像①は、ECUに貼ったもので70℃弱くらいまで反応しています(前回は60℃、前回画像なし)。
画像②は、エアフィルターカバーに貼ったもので前回は60℃だったのが、今回は82℃まで反応しています。
画像③は、ラジエターアッパーサポートに貼ったもので、前回60℃だったのが71℃まで上がっています。
画像④は、エンジンのヘッドカバーに貼ったもので、前回の82℃が88℃と、やはり熱くなっていました。
画像⑤はバッテリー上面に貼ったもので、前回の50℃から70℃弱くらいと、ECUと同じ程度で上がっていました。どちらも左右の端にあり熱源からやや離れているため、意外と温度は高くならないようです。
最後に画像⑥は、ラジエターアッパーホースに貼ったもので、前回とほぼ同じくぎりぎり99℃に達していないようです。これはラジエターキャップ含め冷却システムが機能している証左と思われます。
以上が本日の記録結果となりますが、車体の端にあるバッテリーとECU、どちらも熱に弱いので、走っている限りでは若干温度が低いことにはホッとしました。それでも70℃はありそうですけどね!(笑)
やはり長時間走っていると、エンジンの熱がルーム内に蓄積され全体に熱を帯びるという構図がハッキリしたと感じています。
ということで、この膨大な熱気を冷ますには、停まったらすぐにガバっとボンネットオープンしかないですね!!(笑)
Posted at 2022/09/14 23:06:19 | |
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