え~~、今日も仕事ヒマなもので(苦笑)、
前回に続きまたまた「自民対民主」ネタです・・・(^^;
民主党の支持率が急回復し、自民はじめ野党は民主攻撃の決め手を欠いて応戦に苦慮しているそうですが・・・。
自民党も決して正しいとは思ってませんし、仮に再び政権交代で自民が復活したとして、いきなり景気が良くなり日本の借金が減って生活が楽になるとは思っていません。
ただ、民主も全てが悪いとも思っていませんが、自民と民主どっちを選ぶ?と問われれば自民を選ぶでしょう。なによりも民主党には国家の根本である安全保障ビジョンがありませんから・・・。
なので、このまま民主政権が続くとずるずると日本はダメになっていくような気がします・・・。
昨日の拙ブログでちょっと取り上げた「
たむたむの自民VS民主」のブログから、ちょっと記事をコピペしてご紹介します。一見して分かりにくくカモフラージュしてますが民主党は左翼政権です。紹介したブログでも指摘している通り、崩壊したソ連で行った失敗を今また日本でやろうというのは狂気の沙汰のように思えます。
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『民主党は、子どもは国家・社会が面倒をみるというが』
民主党は、「子どもは、これから国家や社会が面倒をみるのだ」と言って、子ども手当てを導入した。だが、それを、ソ連のレーニンが実際に行って失敗し、スターリンが「家族の絆」が重要と政策転換をしたのでした。
このソ連の失敗例が、『日本のグランドデザイン』(三橋貴明著、講談社)に書かれています。以下、関連個所を掲載します。この本は明日(6月8日)、発売されます。とても良い本です。
『日本が推進しようとしているソ連で大失敗した政策とは』
ところで、今後の日本国内の供給不足を補う可能性が高い女性の社会進出について考えた場合、気をつけなければならないことがひとつある。
すなわち、日本のフェミニストの皆さまが大好きな、
「女性『全員』を家事や育児などの労働から解放し、社会進出を!」
などといった考え方は、1920年代のソ連が実施した「社会実験」において、見事なまでに失敗に終わった政策だという事実である。
ロシア革命で政権を握ったレーニンは、ソ連において様々な「伝統を壊す社会実験」を行った。そのひとつが、女性を家事や育児から「解放」し、子供を「国家」が育てるという「家族解体政策」だったわけだ。
子供とは、通常(というより人類の伝統上)親が育てるものだ。子供の養育費を出すのも、もちろん親である。ところが、ソ連式社会実験では「子供の養育費を出すのは、国家(すなわちソ連式『子ども手当』)」という発想に基づいた施策が実施された。
子供を育てるのに、親がお金を出す必要がなくなり、食事なども共同の食堂でとるようになった。われわれが日常と感じる「母親が子供の食事の支度をする」光景が、ソ連の国中から消え失せてしまったのである。
一連の政策により、当時のソ連では親子関係が見事なまでに崩壊した。子供のほうが、自分を育てるのに「お金を出していない」「食事も作らない」両親を、まったく尊敬しなくなり、同時に感謝もしなくなってしまったのである。家族の基本である親子関係が崩れ去った結果、「家族の絆」までもが解きほぐされてしまった。
レーニンの「実験」は、家族の絆という伝統を破壊し、親子の関係を希薄化させることを目的とした、まさしく家族解体政策だったわけだ。その結果は、無残なものに終わった。親の愛情を知らないまま育った男の子が愚連隊化し、毎晩、国中で大勢の少女が輪姦される、地獄のような光景が出現したのである。
さらに、離婚が奨励され、夫婦関係も非常に淡白なものとなり、少子化が一気に進行した。子供たちが不良少年化しようが、少女が何人レイプされようが、ソ連共産党は気にも留めないだろう。だが、この「少子化」には、たいへん困ってしまった。
何しろ、共産党は「自分たちを護る」ための軍隊を持つ習慣がある。中国人民解放軍は、中国共産党を護るために存在しているのであって、中国人民のための軍隊ではないのだ。少子化が進行すると、この「共産党を護るための軍隊」の兵士が足りなくなってしまうわけだ。
「自分たちを護る兵士」が減少することを恐れ、レーニンの死後に権力を握ったスターリンは、この「家族解体政策」に代表される社会実験を、全否定せざるを得ない羽目に陥った。1936年に制定されたスターリン憲法では、今度は伝統や家族の絆こそが国力の源泉であると謳われた。プラウダ(ソ連共産党の機関紙)も、いきなり離婚を批判し始め(それまでは離婚を賛美していた)、夫婦や家族の価値を絶賛し始めたのである。
最近、日本国内で家族の絆を解体しようとする動きがあるが、これは1920年代のソ連の「実験」の影響を、強く受けていると思われる。一度、ソ連で大失敗した政策を、今度は日本国内で推進しようとしているわけだ。時代錯誤的である以前に、正気とは思えない。
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『菅総理の誕生と民主党(Q&A)』
Q1、菅総理と鳩山辞任の関連について?
・鳩山総理が辞めても何も変わりません。
・鳩山総理と小沢幹事長が辞めましたが、管さんは副総理でしたから当然責任はあります。
・鳩山・小沢・菅の「トロイカ体制」と言ってきたのですから、管さんも連帯責任があります。
Q2、なぜ、代表選挙を急いだのか?
・民主党は政策論争をしたくなかったためです。
・議論をしたら、民主党内の政策の違いといい加減さが国民にさらに浸透するために議論をさけたのです。
・外交・安保政策は?普天間は?などなどです。
・経済政策でも、管さんは「強い経済、強い財政、強い社会保障を一体的に実現する」というだけで、具体的に何をするか、さっぱりわかりません。消費税をどうするかも?
Q3、4日に国会で総理に選出され、8日に組閣といいますが、どうして時間がかかるのですか?
・これは当初、4日中に全てを終える予定でした。ところが、それだと天皇陛下の4~8日に葉山御用邸での静養される日程を変更すことになります。
・中国の習金平国家副主席来日の際には、宮内庁のルールを無視する形で天皇陛下との会見を行い、反発を受けたことがありました。
・今回、認証式の件で天皇陛下の静養に入られる日程を遅らせようとしましたが、途中で、世論の反発を恐れて8日にしたのです。
・菅さんも周辺も、最初からドタバタです。
Q4、民主党のマニフュストはどうなるか?
・そこが一番の問題です。
・民主党のマニフュストは、高速道路の無料化もガソリン税の暫定税率の引き下げもしませんでした。
・事業仕分けをやって良かったことは、あれだけ民主党は「政府に無駄がある」「10兆円位簡単に削減できる」と言っていたのが、出来なかった。嘘だったということです。事業仕分けが、「あれだけやってもこれしか出てこない」ことがハッキリしたことです。
・マニフュストは、全く財源のあてがないのです。
・子ども手当てなどバラマキのオンパレードです。防衛予算が4.7兆円で、子ども手当てが5.4兆円は異常です。
・でたらめ、いい加減なマニフュストをどうするのでしょうか。
Q5、参院選挙が伸びそうですが?※
・菅政権も鳩山政権同様、全てが参院選挙対策のために国会を延長するのです。
・これは郵政票の獲得のために郵政法案を成立させるためです。
・子ども手当ても、6月支給のために強行採決したのも選挙対策です。
・鳩山・小沢両氏が辞職したのも、参院選が戦えないからという理由で「表紙を変えた」のです。でも、中身は同じ、マニフュストも同じです。
・参院選挙で、民主党を敗北させないと、日本は壊れていくだけです。
※16nights注
この記事は6月5日に書かれたものです。6月9日現在のニュースでは会期延長せずに7月11日に選挙となる動きのようです。従って郵政法案は一度は廃案となりそうですが、参院選後に再び成立させる動きなんだそうです。
「7月11日投票で調整…菅首相、党幹部に指示」読売新聞
ニュース元URL↓
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2010/news1/20100609-OYT1T00030.htm
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『菅総理と民主党の体質』
民主党は予定通り菅総理誕生となった。
管代表は、国会の都合もあるが代表選での討論会といった議論のないまま、選出された。
菅氏は、外交・防衛・経済政策についてどんな考えを持っているのだろうか?それらは国民に全く示されないままだ。
鳩山総理が辞め、そのNO2の小沢幹事長もやめたのに、副総理が、何の責任もとらずに総理になった。
ただ、小沢氏に対して「国民の不信を招いた。しばらくは静かにしていた方が本人、民主党、日本の政治にとってもいいのではないか」と代表選出馬会見で言った。小沢氏を悪者にし、自らはクリーンというのだろうが、トロイカ「鳩山・小沢・菅」といっていたのは何だったのだろうか。
民主党は民主的な手続きを本当に大事にしない政党だ。
一国の総理が、自らの所信を発表・議論を戦わせないで選ばれた。
時間をかけて選挙をすると、グループという派閥の駆け引きが激しくなって、選挙後の亀裂が入るのを恐れてのことだ。
民主党の支持率は、鳩山総理・小沢幹事長が辞めたことでアップした。それだけ、鳩山 総理が不評だったわけだ。
民主党の政策は、鳩山総理・小沢幹事長が辞めても変わらない。民主党政権の8カ月で、国の内外から信頼を失った。菅総理になったからといって、民主党の政策と労組依存体質は変わらない。
「たむたむの自民VS民主」サイトURL↓
http://tamtam.livedoor.biz/
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菅内閣:発足 攻め手欠く野党 毎日新聞 2010年6月9日 東京朝刊
野党は菅内閣の発足で夏の参院選の流れが民主党に一気に傾くことを警戒している。各種世論調査で菅直人首相への支持は軒並み高く、「菅氏くみしやすし」(自民党幹部)という当初の楽観論は吹き飛んだ。終盤国会で小沢一郎前幹事長の「政治とカネ」の問題を引き続き追及する構えだが、「小沢隠し」批判に頼る姿勢には、新内閣への攻め手を欠く苦悩が透ける。
自民党の麻生太郎元首相は8日、東京都内で行われた同党参院選候補者の応援演説で「『あなたは静かにしてちゃいかん。堂々と説明すべきだ』と言ってはじめて、『小沢を抑えた』と言えるのではないか」と菅氏の「脱小沢」路線を批判。「本格的左翼政権が今日スタートする」とあおった。
谷垣禎一総裁も7日、出張先の高松市で「左翼的な色彩の政権」と懸念を表明したが、8日の記者会見で「何が左翼的なのか」と問われ「漠然たる印象だ」と釈明。逆に「ためにする批判」という印象を強めてしまった。谷川秀善参院幹事長は会見で「上手に内閣を交代した。参院選を前に真剣に受け止めないと、えらいことになる」と述べ、焦りをにじませた。
公明党の山口那津男代表は、菅内閣が鳩山内閣の閣僚の大半を引き継いだことを挙げ、「『ミニ鳩山内閣』と言わざるを得ない。脱小沢色を演出して表面を飾ったに過ぎない」と指摘。社民党の福島瑞穂党首も「事業仕分けで活躍した人たちが出てきた『事業仕分け内閣』だ。国民の生活を切らないようにきらりと目を光らせる」と陣容を批判した。みんなの党の渡辺喜美代表は「中身はまったく変わっていない。バラマキ路線は今後も継続する」と述べた。【中田卓二、岡崎大輔】
ニュース元URL↓
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100609ddm005010123000c.html