今回の大掃除で懐かしいボードゲームがいくつか見つかりました。
中でも一番やりこんだのがアバロンヒル社の傑作「ロシアンキャンペーン(邦題独ソ戦)」。
1941年6月22日に始まったバルバロッサ作戦からの東部戦線が舞台のウォーゲームで、開始後の電撃作戦の爽快さも束の間、先細りするドイツ軍、冬のモスコー戦の膠着、その後のソ連軍の物量戦に押し返される地獄の後退戦と、ゲームバランスが最高のゲームでしたね♪
ほかにはエポック社の「失われた勝利」。
箱絵は戦争劇画の第一人者小林源文氏!
これも「ロシアンキャンペーン」と同じ独ソ戦を舞台とし、日本製ならではの細やかな仕様とゲームバランスで後発作品らしいそつの無さが特徴でしたが、エポック社のゲーム全般に言われることですがサイコロの修正判定が煩雑でゲーム進行のスピード感をそこなっていたのが残念でしたね(苦笑)。
ウォーゲームは、マップ上でユニットと呼ばれる駒を動かす陣取り合戦のようなゲームで、ゲームの規模から戦略級、作戦級、戦術級など色々あります。
戦術級だとユニット1つが兵士1人だったり銃や弾薬もユニットになったりと非常に細かいものから、「ロシアンキャンペーン」のような戦略級だとユニット1つが数個師団(兵士5~7万人!)なんて規模まであったりします。
こんなのも出てきました。
当時のウォーゲーム会社の大手GDW社のSFシミュレーションゲームの名作「インペリウム」。
スターウォーズのような世界観のウォーゲームで、宇宙の覇権を賭けて帝国軍と連邦軍をプレイします。
ユニットそれぞれの特徴バランスが優秀で、かなりやりこみました(笑)
日本版のローカルルールとして、宇宙戦艦ヤマトや伝説の巨人イデオンも登場できますが(笑)、ゲームバランスが崩れて大抵は因果の地平に敵味方もろとも飛んでしまいます(爆)。
ほかにも三國志や戦国時代物、トブルクやマーケットガーデンといったヨーロッパ戦線物、ガンダムやザブングル、ボトムズなど当時ハマってたボードゲームが色々出てきました。
多人数でプレイできる「戦国大名」なんてまたやりたいですね♪(笑)
ボードゲームと言うと「人生ゲーム」が有名ですが、ウォーゲーム(シミュレーションゲーム)というジャンルのボードゲームは、80年代にHJ(ホビージャパン)誌が火付け役となり、数々の戦史、戦場を忠実に再現したゲームや、D&D(ダンジョン&ドラゴンズ)と言ったRPGに当時はハマりまくったものでしたね~(笑)。
サイコロにも通常の6面体だけでなく、12面体やら18面体やらの超多面体があるということを知ったのもこの頃でした。
その後、パソコンの普及と共にPCソフトの一ジャンルとしてシミュレーションゲームが急速に普及し始めると、あっという間に廃れてしまったような気がします。
そして今の主流はスマホゲーム。
ただ、こうしたネット対戦と違いリアルな対人戦は盛り上がり方が違いますね!(笑)
(* ゚∀゚)
Posted at 2021/10/05 21:35:42 | |
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