• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

dakkoのブログ一覧

2010年11月30日 イイね!

生きた心地のしなかった話~後編~

間が空いてしまいました。
こんな話を途中で空けてしまったら、ホントに死んだと思われそうなんで完結させときます。
ま、まだ進行形のお話でもあるのですが。

***********
前回までのおさらい
血便出た→小さな街医者行った→ポリープ発見するもデカくて取れず→組織を病理検査に出して、その結果待ち…


■11月1日夜…自宅
-人間、いつ死ぬのだか分からんのだから、やれることはやれるときにやって、悔いなく生きよう-
なんて常々思っていたが、いざ死の可能性を突きつけられると萎縮してしまう。

でも、そんな負の可能性を考えるのはやめにした。
もし仮に残りの人生少ないんだとしたら、くよくよしてる時間がもったいない。
インターネットで病気調べて、悩んで、泣いて、わめいて治るのならそうしよう。
でも、そういうものではなさそうだから。

仲間と笑って、車走らせて、酒飲んで。
この先も、出来る限りそれでいいんじゃないかなって思った。
悩み続けて、痩せて、ハゲて、違う病気になったりしたら、そっちのほうが損だ。
そう思ったら、少し気が楽になった。


■11月12日夕方…××クリニック
病理検査の結果が出る日。
待合室で順番を待つ自分の手がやけに冷たい。
診察室に呼ばれる。

「結果から言いますと、良性でしたよ。」

あっさりと告げられた結果。
目の前が、明るくなった。
体から、力が抜けた。
考えないように、日々楽しむように、と思っててもやっぱり力が入っていたらしい。

でも、まだ解決じゃない。
体の中には、良性とはいえ毎日のように出血しているアイツがいるのだ。
コレについては紹介状を書いてもらい、違う病院で取ってもらうことにした。

世の中にはここで「悪性です」って言われる人だってたくさん居るのだろう。
そう思うと、今回の結果で喜ぶのは不謹慎だろう。
命拾いしたと思ってこれから先は「余生」と思って過ごしたほうが良いかもなって思えた。


■11月23日…茨城のゴルフ場
プレーで力んでいたためか、いままでで一番多い出血があった。
ちなみに、スコアは159。目も当てられない…


■11月26日…××クリニック
紹介状を受け取る。
ゴルフ時にたくさん出血した話をしたら、
「スコアのほうもたくさん出ましたか?」と聞かれた。
誰がうまいこと言えと(笑)


■11月29日午前…△△総合病院
紹介状を書いてもらった病院にいく。
やはり、大きな病院は混み混みだ。
待ち時間が異様に長い。
やっと呼ばれて入った診察室。
先生は、難しそうな顔をしている。

「あのね、この大きさはねぇ、まずいねぇ。」

え!?

「家族は一緒に暮らしてる?親戚は?」

な、何!?

「切り方なんだけど、普通は大きく切るンだけどね、うちは…」
腹腔鏡手術の話をしだす先生。

ちょっと待てい!!
要らん先制パンチに動揺したが、落ち着いて最初に見てもらった病院での話を伝えると、
やっと紹介状の全ての資料に目を通す先生。

危なく、いきなり切られるところだった。
お前は辻斬りか!と、突っ込みたくなる。

しかし、先生の表情は変わらない。

話を進めていくにつれ、おおかた
・この大きさで病変が見られないことに疑いを持っていること
・内視鏡で取りにくい形をしてること
・上記二つを絡めたとき、「内視鏡で取れなかった場合、その後どうするか」の判断に迷うこと
が、先生の頭にある事が読めてきた。

確かになー。
開腹して取って(このような場合、S状結腸という部分を全て取るのがセオリーらしい)正常でしたじゃシャレにならんしなぁ。
ホント難しい患者でスミマセン。

とりあえず、その週の金曜に内視鏡をすることに決定。
それに備え、採血やらレントゲンやら検査漬けにされて開放された。

果たして、どうなることやら……。

*********************
とりあえず、現状はここまで。
金曜の内視鏡で取れなかったら、先が長いお話になりそうです……。

皆さんも、体が発するサインには気をつけて!!
ヒドくなってからだと、色々大変ですから……。
Posted at 2010/11/30 00:56:22 | コメント(2) | トラックバック(0) | dakkoの生態 | 日記
2010年11月13日 イイね!

生きた心地のしなかった話~中編~

**
前回の日記では皆様にご心配をおかけしてしまいました。
いまは検査の結果も出て、9割方安心していい状態である事が判っています。
ややこしい書き方をして申し訳ありませんでした。

今回コレを書いている目的は皆さんの不安をあおる事ではなく、
・血便は、カラダからの結構やばいサインであること
・こういう検査とかをするんだってこと
などをお伝えすることです。
いざ、自分の身に起こったとき、どうすればいいのか。
自分は色々知らなくてだいぶ慌て、落ち込みました(体重も-2kgしました…)
知っておけば心配事も減るので、どこかで役に立てれば幸いと思います。
(無論、健康体でいる事が一番なので、役に立つ機会の来ない事を願っています)
**


前回までのあらすじ
血便出た!?→疑われるのは痔or大腸がん!!?→病院行った→痔ではないとの判断orz


■10月26日夜…自宅
病院で「痔ですね」って言われて笑って帰ってくる予定が、腸からの出血である事が判明。
気分はすでに重病人。
晩御飯がのどを通らないのである。

さあ、これから自分の人生はどうなってしまうのか?
幸か不幸かこの情報時代、ネット上には情報が溢れているために、いろいろと要らんシミュレートが出来てしまうのである。

…どんなに調べても調べても、いや、調べれば調べるほど自分の症状は「大腸がん」の可能性が高まっていく。

ただのポリープの可能性もある。
しかし、自分の症状には「便が細い」というのもでている。
これは、腸の中にそれだけ大きな障害物がいるという可能性を指す。
そして、大きなポリープはがんである可能性が高いということ。
結局、がんのほうが確率が高いということになってしまう。

もうひとつ、考えられるものは「潰瘍性大腸炎」という症状。
原因不明の難病で、腸内がただれて出血するというもの。
こちらであった場合も、一生モノのお相手である。

インターネットの画面に食いついているうちに、時計の針は午前3時を指していた…


■10月29日朝…自宅
遂に迎えた内視鏡の日。
大病院なら2ヶ月待ちとかが余裕である検査らしいが、小さな病院なのが幸いしてすぐに検査日を設定できた。

さて、検査の前には腸の中を空にしなくてはいけない。
そのためにすること…それは、経口洗腸液という下剤みたいなものをひたすら飲むのである。
実は、コレが一番の関門だったりするらしい。

……確かにつらい。
無機質な味の液体を2L、2時間かけて飲み干すのだ。
しかも、飲み始めて一時間目の時点から便意が絶え間なく襲ってくる。
飲んでは出して、飲んでは出しての繰り返し。
味が最低なので、そのうち喉がコレを飲むことを拒否してくる。
あわや口からリバースという意味の無いプロセスまで挟む所であった。

全て飲み干すことは適わなかったが、尻から出る液体(もはや便とはいえない)には混じりけひとつ無い。
もういいだろう、ギブアップ!!
なんだかフラフラするし、元来からの冷え性の手がキンキンに冷えている。
大丈夫なのか、コレは。

そんな思いを抱きつつ、病院にいく時間が来る。


■10月29日昼前…××クリニック
フラフラの体を突き動かし、病院へたどり着く。
平日の病院の待合室にはやはりというか年の召した方々がたくさんいたが、その人たちをスキップして処置室へ招かれる。

さあ、うわさに聞く穴あきパンツの登場だ。
看護師が「コレには(指でパンツの片面を指しながら)穴が開いてますので、それをお尻側にして履いて下さい」と言う。
素直に看護師が指差した側を後ろにして履いたら、フロントがスースーする。
自分は何の検査を受ける気なのだ?
あわてて履きなおす。

お次は点滴。
しかし、あの下剤のせいか、手が冷えてるせいか、血管が浮き出てこない。
2度失敗された挙句、先生がじきじきに針を刺しに来た。
先生はさすがというか、一発で決めてくれる。
思えば、今回の検査で痛かったのはこの失敗した点滴2回だったような気がする。

念のため血圧も測定。
「…不整脈がありますね」
なんですと…会社の健康診断、痩せ過ぎ判定以外オールAのワタクシが!?
冗談はよしこさんだぜ。
思わぬところから飛んできた不安の種にドキッとする。
結局、呼吸を止めると解消することから、若い人にある呼吸性?の不整脈と判定された。

そして、内視鏡のある部屋へ。
台の上に横になると点滴の管から「眠くなる薬」を入れられる。
程なくして、ふわりと眠りの世界へ……




……xxxxx

…「あ、でかいねぇ」

……「それ、サンプル3に入れて」


気がつくと、もう検査も終盤に差し掛かったところだった。
検査は内視鏡を大腸の一番奥まで入れた後、引き抜きながら中を検査してくる。
この入れていく作業が一番つらいらしいが、コレが寝てる間に終わっていた。
もう、カメラは直腸まで戻ってきている。

顔を上げて画面を見ると、ピンクの腸内に大きな山が1つそびえているのが見える。
先生が自分が起きたのに気づいたようで、
「あ、ちょっと大きいの居ましたからー。うちじゃ取れないんで、一部を採って検査にまわしますね」
と言ってきた。

嗚呼、デカイのか…ヤダな…
なんて朦朧とする頭で逡巡していると、検査が終わった。

トイレに一度行った後、着替えて先生のお話を聞く。
あの眠り薬のせいか、歩くとちょっとフワフワしている。
話も半分くらいしか頭に入ってこない。

「腸の中にポリープが3ついた事」
「ひとつは3センチほどあり、出血はおそらくここからであること」
「デカイのはこの病院では取れないこと」
「採った2つとデカイやつの一部をサンプルとして採ったので、病理検査に回すこと」
「検査結果は二週間後に出ること」

これらを聞かされ、開放された。
検査費用はおよそ16000円。

今日で悪いモンが体から排除されるかと思ったら、残ってるって…。
ちょっとショックのまま、そして、ますます大腸がんの可能性が高いことが判ったまま、
ますます生きた心地のしない2週間が訪れるのであった…。

続く。


※ちなみに、この病理検査の結果は現時点で「良性」であった事がわかっています。
後日、入院設備のある病院で取る事を薦められました。
全部取って、それを検査して初めて安心できることになります。
ということで、「9割方」安心できる状況ということをお知らせしておきます。
Posted at 2010/11/13 23:53:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | dakkoの生態 | 日記
2010年11月12日 イイね!

生きた心地のしなかった話~前編~

※この話には、一部汚い話が含まれます。お食事中の方は、後で見ることをオススメします。




--それは、ひとりの平凡な男の平和な日常を突然襲った……。


■10月中旬の平日…会社のトイレ
便意を催し、トイレへ向かう。
腹にたまった宿便を開放し、ふと便器の中を見ると……
……ひとつ、ピンク色の物体が浮いている。

なんだこりゃ?と、気にも止めずに流す。


■10月24日深夜…自宅トイレ
またもトイレにピンク色の物体が浮いている。
それだけならまだいい。
尻を拭いたペーパーにも血らしきものが付いている。
褐色なので、イマイチ何物なのか判断できない。
何だ、コレは?まさか血便ってヤツ?

このとき初めて、これはヤバイのでは無いのだろうかと思いはじめる。


■10月25日午前…会社のデスク
仕事が手に付かない。
自分の身に起こっている症状が、とある病気の症状に酷似しているからだ。

その病気の名は……痔と、大腸がん。
前者はまぁいいだろう。座りっぱなしの仕事だから、身に起こっていてもおかしくはない。

問題は、後者。
40代以降に多いといわれる病気。
それがなぜ、20代の中盤の自分の身に?
考えるだけで恐ろしい。
早期に見つけられたら助かる確率は高いものの、
症状が出てくるのはそこそこ進行したときが多いという。
自分の体は、今どうなっているのか?

とにかく、「アレ」が血便かどうかも分からない。
毎日じゃないし、また症状が出たときに病院に行こう。


■10月26日午前…会社のトイレ
…さっそく「アレ」が出た。
便は褐色レッド。
気分はウルトラブルー。

家の近くに胃腸、肛門科の病院があることを突き止め、定時ダッシュでそこに行くことに決める。


■10月26日定時後…××クリニック
小奇麗な個人医院。
こんなところが近所にあったのか。

受付で血便が出たことを伝えると、程なくして処置室へ案内された。
大病院にはない受付~診察の早さに、感心してしまう。

「そこに横になってズボンとパンツを下ろしてお待ちください」
といい、毛布をかけて去る看護師。
精神的にはいっぱいいっぱいで、ここまでくると恥ずかしいも何もなくなって来た。
もうなんとでもしてくれ…

やがて現れる先生。
ハキハキしていて気持ちのいい先生だ。
一つ一つ、いま何を診ているのか説明しながら進めてくれる。

「まず、痔の可能性を見ますね。痔には外の痔と中の痔があります。」
パシン、と自分の尻をたたきながら先生は続ける。
「うん、外の痔はまったくありません。綺麗です!」
……は、はい(照)

「じゃあ、中を見ますね」
肛門を見るあの器具をグリグリされる。
先生の明るい雰囲気に、"嗚呼、もうお嫁に行けない……っ"なんて考える余裕も出てきた。
しかし、違和感がするだけで意外と痛くないもんだ。

「うん、中も問題ないですよ。きわめて綺麗なお尻です!!」

太鼓判をもらい、嬉しい……はずがない。
これで、出血の原因は腸の中にいる、ということになってしまったのだ。
さぁ、この年で大腸の内視鏡検査をすることになってしまった。


果たして、自分の体には、何が起こっているのか…?
検査まで、不安な日々を送ることとなった……。


続く。


あ、今回の一連の件で分かったことなのですが、血便は結構危険度の高いサインだそうです。
出たら、迷うことなく病院へ行きましょう。
Posted at 2010/11/12 20:47:13 | コメント(5) | トラックバック(0) | dakkoの生態 | 日記
2010年11月10日 イイね!

隙間フェチ、プラモに感動。

隙間フェチ、プラモに感動。突然ですが。
ボクは隙間フェチです!!

何の隙間かといいますと、ブレーキキャリパーとホイールの間の隙間。
あの隙間が必要最小限のクリアランスを持って動いているのを見ると、
美しいなぁ、と思ってしまいます。


しかしですね。
自分が趣味でやってる車のプラモ。
なぜかこのあたりをしっかり再現しているものが少ないんですね。

やたら奥まったところにいるディスク。
立体感ゼロで車を止める気が感じられないキャリパー。
なんでどのキットもこのあたりを再現しないんだろう?

と、思っていたのですが、最近手を付けたキットはこの辺しっかりしてました。
写真のものがそうですが、結構リアルに仕上がります。


このメーカもやれば出来るじゃん!!
なんて思いつつ、またも浮気した自分に幻滅。
以前挙げた3作品(MINI、RX-8、コペン)とは違うキットなんですねぇ、コレ。

あーあ。
なーにやってんだか…

プロフィール

「ホイールチェンジ! http://cvw.jp/b/331689/41711517/
何シテル?   07/12 00:23
コペンに出会い、走ることの楽しさを知り、あちこち走り回る日々。 素敵な風景を見つけては、カメラでそれを切り取って帰るのが休日の日課になりつつあります。 ...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2010/11 >>

 123456
789 1011 12 13
14151617181920
21222324252627
2829 30    

愛車一覧

スバル BRZ Bサン (スバル BRZ)
FRクーペというものにはとても憧れがありまして。 このたびついに手を出してしまいました。 ...
ホンダ CB1300ST しーちゃん (ホンダ CB1300ST)
H22/パールサンビームホワイト×キャンディーアルカディアンレッド(受注生産色) 2 ...
ヤマハ ドラッグスタークラシック400 ヤマハ ドラッグスタークラシック400
平成16年式 東京在住時の相棒。 なんせ、当時の環境では駐輪場費がかからなかったので。 ...
ダイハツ ミラジーノ ダイハツ ミラジーノ
平成11年式/ターボ/FF/AT この時期のジーノターボの特徴はボンネット上のエアダク ...

過去のブログ

2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2010年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2009年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2008年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2007年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation