あたた、石投げないで!
散々待たしといてプロローグの次がエピローグだって?
手抜きだろって?
すいません、すみません。
- - - - - - - き り と り - - - - - - -
あのですねー…。
フォトギャラをアップしたら自己満足してしまいまして。
旅の雰囲気はそちらを見ていただきたいですm(_ _)m
*フォトギャラリーへのリンク*
Vol.1
Vol.2
Vol.3
Vol.4
Vol.5
Vol.6
Vol.7
Vol.8
Vol.9
今回は、写真に現れない部分をいくらか解説して今回の旅の締めとしたいと思います。
** 台風12号の爪痕 **
1日目は主に奈良県の南側、山の中を走ってきましたが、台風の爪痕が各所に見られました。
橋の陥落による通行止め、幾多の片側交互通行、川沿いの家に流れ込んだ土砂や流木…。
中には迂回路をかなり大きく取らねばならず、15分間隔での片側交互通行を余儀なくされる場所もありました。
今回の旅の裏目的は、台風の被害を受けた場所にささやかながらお金を落としてくること。
しかし、2ヶ月経った今もこの状況。
正直、行くタイミングが早すぎて逆に冷やかしのようになってしまったのではないか?
そんな思いが生まれてきました。
それでも、道中で話をした人たちは皆元気で、僕のことを暖かく歓迎してくれました。
迂回路により車が通らなくなってしまう箇所に施設がある人たちも、チラシを配って立ち寄って欲しい旨宣伝してました。
コレだけの被害を受けたけれど、皆、もう立ち上がっています。
紀伊半島、まだまだ移動に不便する場所はありますが、もう人を受け入れられるフェーズに入ってきたんじゃないかなと個人的には思いました。
行ける方は、ぜひ行くべきかと思います。
ただ、行くのはお勧めしますが、各所の被害に対してカメラを向けることだけは止めて欲しいです。
って、わざわざ言わなくてもモラルのある人なら分かるか(汗)
** 誤算 **
あのですねー。
1770kmもの距離を走ることになるとは思ってなかったです。
これは行った地域の道の大半がワインディングでして、直線距離×2=実走距離という具合になったせいですね。
実は、ハンドルの切りすぎで胸から腕にかけて筋肉痛になりました(笑)
でも、コペン等の「走れる」車で行くと絶対楽しい場所であります。
ただ、実走距離が伸びると言うことは、時間もかかると言うこと。
行かれる方は、余裕を持ったスケジューリングを!!
(↑自分が無計画すぎるだけ?)
** はえーはえー **
ワインディングに鍛えられているのか!?
地元民の車、ごっつ速いです(笑)
** 要注意! **
本州最南端の碑が有ると思い込んで行った潮岬灯台。
しかし、潮岬灯台はあくまでも「本州最南端に位置する灯台」であり、ここが「本州最南端」ではないのです。
結果、駐車料金を取られ、灯台入り口で入場料を取られ、あげく碑は無いという状況に。
まぁ…この灯台、日本の灯台50選に入るくらいなので、灯台にお詳しい方には価値があるのでしょうが、興味が無い方や僕のようにケチな方は無料で行ける樫野埼灯台(紀伊大島東端にある)の方のみの見学で十分ではないかと。
ちなみに、本州最南端の碑は、潮岬灯台から1kmほど東側、潮岬タワー向かいの草原に有ります。
** ベストポジションはどこだ? **
白浜にある円月島。
ぽっかりと丸い穴が開いた島ですが、夕刻にはこの穴に太陽が収まるのを見よう、写真に収めようと沢山のギャラリーで賑わいます。
ここで面白かったのが、見学者のポジション争い。
現在の太陽の位置と穴の中央が縦一直線に見える場所の争いが激化します。
しかし、地球の自転軸は太陽に対し斜めなわけで。
写真で言うと、左斜め下に向かって太陽が落ちていきます。
結果、ギャラリーがこぞって左へ左へとまるで民族大移動(笑)
日が沈んでみれば、最初のポジション争いしてた位置から10mとか移動してたりします。
ポジション争いに負けたくない方は「太陽は斜めに落ちる」、コレ、頭に入れておいてください。
** 伊丹空港豆知識 **
飛行機が頭上数十メートルを飛んでいく大迫力のスポット、伊丹空港滑走路の千里川側。
ここは飛行機が来る以外は本当に何も無い場所なので、インターバルの潰し方が重要です。
ここはやはり、常連さんとおぼしき方にインタビューしてみるのが良いでしょう。
自分が話しかけた方も結構詳しい方でした。
・この空港は立地の関係で、ほぼ千里川側から着陸する。
・30分に1本は必ず東京からデカイのが飛んでくる。
・横風があると、飛行機は斜め向いてアプローチしてくる(写真参照)
・魚眼使うと面白い画が撮れる
・伊丹スカイパークという、滑走路の真横にある公園からは流し撮りが出来る。
・車をその辺にとめるのはオススメしない。車上荒らしか駐禁かに遭う。
・誘導橋の柵に乗ると、滑走路手前の柵が邪魔にならない。しかし、飛行機の風で落とされないよう注意
・デカイ飛行機が来たときの風圧は強烈。自転車とかがよくドミノ倒しになる
…まだまだあったような。
とにかく、好きな人はこういうの聞かれて嫌な人はいないと思うので、積極的に聞いてみると良いかと。
** 六甲山/麻耶山 **
関西のみん友に連れられて走った六甲、麻耶のワインディング。
いや~、この道は今迄で一番楽しかった道かもしれない。
今まで、ステアリング、シート、良い足、良いタイヤはいらないかなぁと思ってた自分ですが、
こういう道が近くにあると…欲しくなっちゃいそうですね。
あ、振りじゃないですよ!
今の住まいだと、近くにそうそう走りに行くような場所は無いですから。
** 関西弁 **
話してると不思議と伝染しますよね…(笑)
関西の方って、この伝染するエセ関西弁に対してどんな感情を抱くのでしょう?
今度、誰かに聞いてみようかな…。
- - - - - - - - - -
と、こんなところでしょうかね~。
嬉しくなることから悲しくなることまで色々あった旅でしたが、総じて行って良かったと思えるものになりました。
ぜひまた、今度は伊勢方面でも攻略したいものですね。
総走行距離:1752.2km
総給油量:約105.97L
平均燃費:約16.7km/L