皆さんは愛車の電気配線をする際に、何か気をつけている事があるだろうか?
私は、車両の配線を切ることに躊躇しない人間だが、中には抵抗がある方も多いだろう。
その為にエレクトラタップ(エレクトロタップとか配線コネクタという名前で売ってます)があるのだが、私はアレをあんまり信用していない(爆)
配線を2つ並べて、タップをペンチで挟むと、それぞれの皮膜に爪がかみ込んで通電するというお手軽グッズなのだが・・・
お互いの配線の太さが違うと見事にすっぽ抜けたり、ソコから配線が破断したり、そもそものタップがパカッと開いちゃったり、中にはタップが2つに千切れちゃったりorz
まぁ、それなりに失敗をした上で、アレは2度と使わん!と決意した18の夜(オイ
以来、多少コストが掛かろうが何だろうが、皮膜剥いてギボシ端子をちまちまと折り曲げては配線をしてきた。2つに分配したければ2マタのギボシを買ってきて配線している。
また、ギボシは絶縁性にも優れるうえに接続否接続が容易なのも気に入っている。標準状態にいつでも戻せるってのは、私の数少ないコダワリの1つなのだ。
ところで自動車には様々な配線があり、それらを繋ぐにはギボシ端子なんてものは使われていないのはご存知だと思う。
アース用のワニ口端子を除けば、ほとんど全てがコネクタで繋がれているハズだ。
実際、様々なバイク・クルマをばらしてみたが、コネクタで結線されたそれは完璧な美しさをかもし出している(笑)
様々な配線を綺麗に束ね、結束するコネクタ。カチッとはまり、けっして外れることの無い強固な接続。
ところが、いざ車イジリを始めるとこのコネクターというヤツにぶち当たることになる。
コネクタから配線を取り出すには、コネクタ手前で線を切り、コネクタを捨て去ることでしか配線をする方法が無かった。
なぜか?れはつまり、コネクタの種類の多さと、その入手のし難さにでおいて他の方法が選べなかったからなのである。
実は、バイクやクルマに使われているコネクタとまったく同じものは、まず街の電気用品コーナーには陳列されていない。
各メーカーやモデル毎に取り扱うコネクタメーカーも様々であり、それらを網羅できる店舗スペースなど存在しないからだ(各モデルや使用コネクタに対する知識も必要だしね)
だから、それでも配線がしたい時、私は泣く泣くコネクタを切り落とし、ギボシ端子を結線して対応してきたのだ。
ところが、インターネットは全てを身近に引き寄せてくれる。
調べてみると、工業用(バイク・クルマ用)のコネクタを専門に扱う業者にたどり着いたのだ!!
こちらの「
配線コム」さん(
http://www.hi-1000.com/index.html)が希望を適えてくれた。
画像はその中の「
090型カプラ 住友電装製 HM防水シリーズ 6P」。
実はこれ、ホンダ(バイク)の
純正コネクタと同一製品なのだ!!
つまり、コレを使えば、ノーマル配線を傷つける事無く配線が可能となる♪
なんと、入手できないと諦めていたモノを手に入れる事ができたのだ!!スバラシイ☆
しかも、バイクには純正OP用にメスコネクタが完備されているので、カプラーオンで結線完了。電源だろうがACCだろうがアースだろうが取り放題(笑)
という訳で、今日は朝からカプラー作りをしておりました。
カプラー1つで735円はけっして安くは無いけれど、美しく&元に戻せる配線というのは私のコダワリなので、それ実現できたのは本当に嬉しいですね♪
このイキオイでESSEの配線やり直そうかな?なんて考えちゃいますね(笑)
さて、次は何を繋ごうか?
今日は6エッセ。 象牙2 旧青 抹茶 黄 橙
Posted at 2009/11/01 10:37:10 | |
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