８６ＧＲＭＮ乗ったどー

ＳＵＧＯで乗らせていただいたメーカー希望小売価格６４８万円の８６ＧＲＭＮです。

専用ページあった。

８６に６４８万円と聞くとうひゃーと言いたくなりますが、全国１００台の特別限定車ならプレミア感含めてアリでしょうね。こういうのは好きな人が買うモノだから。

どこかのシビックと違って素の８６も選べるし。６４８万円が高いと思う人は、素の８６を買えばいいわけだし、選べる中でさらにこだわる人向けのクルマです。ポルシェのルーフとかＢＭＷのアルピナとか。

わかる人が「コレはけっこうなお点前ですね」とニヤニヤするヤツ。

走りはこう。



タイヤがＲＥ－７１ＲＳということもあって、ナイスコーナリングです。

エンジンパワーに対してちょっとタイヤが勝ちすぎかなとも思いつつ、ＧＲＭＮを買うと想定するお客さんが、サーキットを楽しむのにちょうどいい速さじゃないですかね。

タイプＲみたいにゴリゴリのアレじゃないと思うので（笑）。

タイヤはＺ３とかイーグルＲＳスポーツとか、そのへんの方がもうちょっと挙動が出て楽しいと思われます。そういう挙動が怖いと思う人は７１ＲＳだとこのくらい安定していると思ってください。

公式動画もあった。



そういえばニュルブルクリンクのＳＰ３クラスは、昔はユーロシビックタイプＲがほとんどのクラスだったのに、今ではほぼ８６のワンメイクなんですよね。

トヨタはニュルを続けてエライ。何事も続けないと。

続けるからこういうクルマを出す裏付けになるし、ファンも価値を見出せるというものです。

今の時代、マニアはむしろお金を使いたいと思うんですよね。それに見合った価値があれば。価値に対する見る目は厳しい。厳しいんだけど、価値がわかる人がいなくなったわけではないです。

だからクルマ離れではなくて、よくわからないけど買ってた、ライトなファンが買わなくなっただけなのではないかという気もします。

そういえばニュルのドライバーズブリーフィングで豊田章男さんにお会いしたな。ハイパーレブにちょっと書いたヤツ。いい人でしたよ。

細かいところはまあイロイロありますが、トヨタはこのまま続けていけばブランドとしての価値を作れると思うし、価値を見出しているファンもいますので、目先のアレにとらわれないでとにかく続けることです。続ければ形になる。



ニュルの外撮影の映像が微妙に早送りになってて、速そうに見えるあたりちょっとセコイなとか気付いてはいけないのです（笑）。