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■2024クラゴン部屋開催予定■ ※まだまだ追加します!

 3月15日(金)午後 筑波ジムカ場(仮)
 4月12日(金)~14日(日) クラゴン部屋春場所
 4月23日(火)午前 筑波ジムカ場(仮)
 5月31日(金)~6月2日(日) クラゴン部屋夏場所
 6月27日(木)1日 筑波雨錬
10月18日(金)~20日(日) クラゴン部屋アレ場所
11月15日(金)~17日(日) クラゴン部屋冬場所

エントリー、詳細はこちらへ⇒ドラテク鍛錬場クラゴン部屋

クラゴン親方のブログ一覧

2020年12月16日 イイね!

コーナー出口で舵角ゼロは都市伝説

コーナー出口で舵角ゼロは都市伝説予想以上に某部屋が忙しくてなかなか更新できませんのう。

自分でスケジュール決めてるのに予想以上という時点でおかしいわけですが。ええ深くは考えておりませぬ。自分の都合だけじゃなくて、走行会を間借りするときもあるから、そういうときは人のスケジュールに合わせるわけじゃないですか。

自分のスケジュールと合わせると予定が詰め詰めになっている摩訶不思議アドヴェンチャーです。

その間借り稽古の筑波弐千稽古の動画です。

これからタイムアタックシーズンに入るし、よろしければ参考にアレしてください。

チューンは車高調(けっこうサーキット寄り)、排気系、LSD、リアウイングくらいかな。タイヤはADVAN A052です。タイムアタック大会に出る弟子で、いわゆるライトチューンながらけっこう仕上げています。



ただタイヤは減り減りで特に右コーナーのアンダーステアにかなり気をつかっています。

訓練された弟子によくあるアレで、ライフギリギリのタイヤで来て親方に上手く走らせるパターン。ええ鍛えられております(笑)。

あと動画を見て改めて思ったのが本題なんですけど、ステアリングの舵角です。

クリッピングで最大になって、コーナー出口でゼロってよく言う人いるじゃないですか。

それは完全に間違いです。

まずクリッピングでいえば、最速のコーナリングは定常円の状態だから、ステアリングは一定のはず。クリッピングを最大舵角にして、進入から立ち上がりまで連続的に変化していく操作だと、物理的に限界にならないんですよ。

なので正確にアレするならば、クリッピングポイントを通過するときは最大舵角にすでになっているといえます。で、その状態をある程度維持してるから速いコーナリングになる。クリッピングポイントの一瞬で最大舵角ではないです。

そしてもうひとつは立ち上がり。

ステアリングが完全に真っ直ぐになるのはワンテンポ遅いんですよね。アウト側の縁石に着いたときに、舵角でいうと45度くらい残ってる。



タイヤはある程度のスリップアングルがつかないとグリップが出ないので、立ち上がりで舵角ゼロということは、そのさらに手前からグリップを発揮していない状態です。だからストレートに出た瞬間には、まだステアリングは真っ直ぐにならない。

コーナリングの途中でタイヤがお仕事してないとなると、そら速いコーナリングのわけないですよね。

コーナー出口に向けてステアリングを戻しているのは、加速して速度が変化したり、ヨーレートが減ったりして、そのときに最適なスリップアングルが変わるから。

コーナー出口まで最大舵角ではないけど、気持ちよくゼロにもならない。ドライビングってそういう中途半端なこと多いよね(笑)。

と偉そうに書いておりますが、自分のドライビングでも上手くいってるところ、攻めすぎのところ、攻め足りないところとあって、まあまだまだです。

1ヘアの出口はもうちょっと行ける。最終コーナーはボチボチ。

参考程度にどうぞ。
関連情報URL : http://kuragon.net
Posted at 2020/12/16 20:37:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | 都市伝説 | クルマ
2015年05月12日 イイね!

LSDを入れるとトラクションが増えるという都市伝説

LSDを入れるとトラクションが増えるという都市伝説LSDの話をしてなかったのは、構造とセットアップに幅があるパーツで、なかなか一律で話をしづらいところがありましてね。

昔なつかしいビスカス方式から、ランサーのAYCみたいなトルク配分をする電子制御のデフまで、いろいろとある中で、どれかには当てはまるけど、どれかには当てはまらないことがけっこうあります。

なのでここでは、クラゴン部屋でよくある話として実践的かつ経験的なアレで行きましょうか。LSD=機械式LSDです。


もう結論から行っちゃいましょうか。

コーナリングで内輪がホイールスピンしなければLSDは不要。

です。


だってそうなんだから仕方ないべ。もちろんドライビング鍛錬的にですよ。

ちなみにFF車かリア駆動車の話です。4駆はまた別のアレです。センターデフがあったりするから。

ではLSDの効果がないかというと、そんなことはないです。

LSDの効果は何かというと要するに駆動輪の左右タイヤを連結させて、同期させるというのがあると思います。コーナリング中に荷重が抜ける内側のタイヤに、仕事をさせるともいえるでしょう。

駆動のかかり方が変われば挙動も変わるべ。だから効果はあります。


なんですが、それがジャマになることがあるんですよ。

なぜかというと、CF(コーナリングフォース)最大のコーナリング中にアクセルのON/OFFに敏感に反応したら、CFをトラクション方向に奪われてしまうから。

個人的な好き嫌いも含めてアレするなら、優秀なLSDは入ってるのがわからない。普通に加速して普通にコーナリングして普通に減速する、ドライビングをジャマしないLSDです。

限界のコーナリングしてる最中に主張を許すほど、LSDの優先順位は高くないべさ。LSDを意識したレーシングカーなんかこれまで1台もないし。

リア駆動ならアクセルターンができれば問題なし。FF車ならアクセルONで内輪が空転しまくらなければ問題なし。大まかにいうと純正トルセンで問題なし、というのがクラゴン部屋のオススメです。

「LSDがないと!」というのは、だいたい硬くてストロークしないアシとセットの傾向があるので、そのへんもアレということで(笑)。

あと、プロドライバーの中には、その機械式LSDの挙動変化を使って曲げるのが好きな人がいます。そういう人にとっては必須パーツでしょう。オレはそうは思わないので、マイカーはみんな純正トルセンのままです。だってめんどいし。



ブレーキの話と同じで、トラクションを上げるにはタイヤのグリップを上げるのが一番。セットアップでトラクションを上げるなら、まずリアの接地性を上げるのが先でしょう。

その上でLSDを入れると、タイヤのグリップをトラクション方向に上手く使えるようになる、という効果はあるかな。ただしそれは全部含めたセットアップ次第。

というカンジですかね。

車種や駆動方式、サスなどのセットアップによっても違うので、まとめてこうだという話はちょっと難しいですかね。思い当たる部分がある方だけ参考程度にどうぞ。

ご要望があれば駆動方式別の話をしてもいいかにゃ。要望がなければねこの話になります(笑)。
関連情報URL : http://kuragon.net
Posted at 2015/05/12 19:08:37 | コメント(11) | トラックバック(0) | 都市伝説 | クルマ
2015年04月28日 イイね!

ブレーキが利くと短距離で止まるという都市伝説

ブレーキが利くと短距離で止まるという都市伝説ブレーキングに関連してひさしぶりの都市伝説いきますか。

ブレーキパッドを利くのに換えて、あるいはブレーキシステムをまるっと換えて、でっかいローターとキャリパーをつけて、「これでブレーキングがもっと止まるぜ!」というのは基本的には間違いです。

なぜかというと簡単な話です。

クルマの限界はタイヤのグリップ次第だから。

タイヤをロックさせる制動力のあるブレーキシステムなら、制動距離はタイヤのグリップに依存します。

コーナリングを手っ取り早く速くしようと思ったら、グリップの高いタイヤを使うじゃないですか。ブレーキも同じで、短距離で止めるならグリップの高いタイヤにするのが正解です。

利くブレーキパッドに換えて制動距離が短くなる場合は、そもそもブレーキが踏めてない場合ですかね。限界より手前で弱い踏力であれば、食いつきのいいパッドの方が止まります。

ただそういうときはフルブレーキができていないので、サーキット走行という意味ではあまり現実的なアレではないです。そんなに踏力が弱いなら、まずペダルが遠い(笑)。



実際に食いつきのいいブレーキパッドにするとどうなるかというと、ブレーキが急激に利いて、ピッチングが起きまくって、むしろ制動距離はわずかに長くなることが多いです。

だからカクッと利くブレーキパッドはそれだけでダメ。コントロールの余地がないともいえます。

もちろん好みもあるし、そのクルマに合うかどうかもあるので、どの程度かというとなかなか難しいですが。

今はどうかわかりませんが、カクッと利く方が「ブレーキパッドを交換した実感がある」とかで、わざとそういう味付けにしてるという話も聞いたっけ。もちろん全損です(笑)。

続く。

関連情報URL : http://kuragon.net
Posted at 2015/04/28 17:17:19 | コメント(4) | トラックバック(0) | 都市伝説 | クルマ
2011年12月04日 イイね!

ドラポジの都市伝説

ドラポジの都市伝説7日のサーキットのために其之壱in筑波でドラポジの指南をするんですよ。

オレじゃなくて某所長がですが(笑)。

で、ふと思い出したのでたまにはドラテク話もいいでしょう。たまにはってゆーか本業だし。

決め方は体型や好みでイロイロあるっていいとして、ひとつ確実に言えるのは「4点ベルトで身体をガッチリ固定するのは都市伝説」ということでしょう。

いや、完全に間違いでもないんだけどね。今その場にヘチマ純正シートと4点ベルトがあったら、とりあえずベルトを締めて固定するしかない(笑)。だけどそれはその場だけの緊急措置であって、自分のクルマならベルト以前にシートそのものとポジションで何とかするべきでしょう。

身体を締め付けられた状態とそうでない状態で、どちらがよりクルマを感じることができるかを考えれば簡単なことです。

「締め付けられた状態が一番リラックスできるんです!」という方は、そちら方面の専門店にご相談を(爆)。


そこまでベルトを使わないといけないのは、まずシートポジションが悪い。

具体的にいうと、シート座面の角度が前上がりじゃなくて、フラットに近くなってる可能性があります。そうすると、モモ裏で支えられない(あずけられない)ので、上半身をベルトで固定したくなります。といってシート全部を寝かせるとやっぱりダメなので、座面だけで何とかしたいところです。

じゃあオマエはどうなんだと言われれば、ニュルで乗るレーシングカーでも、ベルトなしで走れます。万が一、ぶつかったときのためにベルトはするけど、身体の固定にはほとんど使いません。

そうなると、タイム以前の走り出す前のポジション決めでけっこうな差がついてる、というのが実際のところです。そのポジションを基準に手足を動かすんだから当然です。

でもぶつかるときにベルトは伸びるらしいから、あんまりタルタルでも危険が危ないです。「過度に締め付けない」くらいのニュアンスがいいですかね。
Posted at 2011/12/04 16:22:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | 都市伝説 | クルマ
2011年01月11日 イイね!

インプレの都市伝説・・・のはずが不発。

ロードスターの結論が大詰めになりつつ、クルマ選びに関連して危ないの行きましょうか。


オレには疑問があります。まだ結論は出てません。

・・・で書き始めたんですが、ただの挑戦状になってしまったのでやめときます(笑)。すいません。

オレには限界特性のインプレはできても、ダッシュボードの質感とかのインプレは無理。という話です。興味のある方はどこかでお会いしたときにどうぞ。
Posted at 2011/01/11 17:50:18 | コメント(1) | トラックバック(0) | 都市伝説 | クルマ
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