サーキットでありがちなブレーキトラブル２選

写真はただのイメージです。

訓練された弟子のみなさんは、トラブルが出る前に普通にブレーキパッド交換とかブレーキローター交換を現場でします。

たまにオレが見て驚くほどお店広げて作業してるときある（笑）。

今回はサーキットでありがちなブレーキトラブルの話。

主にフェードとべーパーロックです。



フェードはパッドが熱でやられた状態。

ブレーキパッドとローターの間で摩擦力が出ないと思っていいのかな。

べーパーロックは熱でブレーキフルードがやられた状態。

ピストンがブレーキパッドを押す力が足りなくてブレーキが利かないということです。

そんな話をしておりますので、詳しくは動画をご覧ください。

どちらかわかると、トラブルシューティングができます。

でもそれ以上に大切なのは、異常を感じたらそこでスロー走行してブレーキに負担をかけないことです。

それも「こりゃ完全におかしいな」まで逝くと手遅れなわけで、「大丈夫な気がするけどちょっとおかしいかも？」でやめておくのがコツです。

親方はその判断でトラブルを何度も回避しています。ブレーキに限らず。

よろしければ参考にしてください。