• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+


■2025クラゴン部屋開催日程■ ※途中です

 1月 8日(水) 筑波1000稽古(午後)
 2月 4日(火) サーキットのために其之壱in筑波(1日通し)
 2月 9日(日) 筑波弐千稽古(午後)
 3月 4日(火) サーキットのために其之壱in筑波(1日通し)
 4月予定     クラゴン部屋 春場所(3日間予定)
 6月24日(木) 筑波雨錬(1日通し)
 6月予定     クラゴン部屋 夏場所(3日間予定)
 7月       暑そうなのでお休み
 8月       とても暑そうなのでお休み
10月予定     クラゴン部屋アレ場所(3日間予定)
12月予定     鈴鹿稽古(午後)

もてぎロードコース、SUGO、鈴鹿などまだ追加します。

エントリー、詳細はこちらへ⇒ドラテク鍛錬場クラゴン部屋

クラゴン親方のブログ一覧

2020年06月05日 イイね!

【STAY HOME】ユーロシビックタイプR 2009ニュル

【STAY HOME】ユーロシビックタイプR 2009ニュルそれでは2009年のニュルの話でもしましょうか。

例によって車載映像もアップしてありますんで、週末はおうちでヒマつぶししてください。

2008年のSP4クラス準優勝の勢いで、同じフレパーモータースポーツからまた出ようとしていました。そこに来たのがリーマンショックですよ。

チームのスポンサーがアレしてしまって、参戦取りやめになってしまったとさ。

それで別のチームを探して出てきたのがココです。マトールレーシングといって。2008年はシビックタイプRのワンメイク、ホンダカップクラスでフレパーとチャンピオンを争っていたチーム。

フレパーからマトールに移籍ってなかなかですな(笑)。

ドイツだから何も問題ないですよ。契約は1レースのみ。契約が終わったら、別のチームと契約するのは当然です。日本だと面倒かもしれないけどね。

契約上はそれでいいとして、向こうのプライベーターは、同じドライバーが同じチームで乗り続けるアレが多いです。実力も大事だけど信頼関係も大事。

フレパーとマトールの両方で乗れるってことは、純粋な実力がそういうレベルということでして、向こうのドライバーでもなかなかないですぜ。

それには2008年の結果もあるから、やっぱりレースは結果です。結果だいじ。



ちょっと露出オーバーで外が見にくいですが、心の眼でアレしてください。調整してもこんなもんでした。昔の映像だし。

よく考えたらシビック3年目でやっと乗ったタイプRか(笑)。

燃料タンクが確か純正だったのもあって、コーナリングがエエですな。オーバーステアがそこまで出ない。ちょっとは出るけど、コントロールできる範囲です。コレですよコレ。

あとは乗ったサイズ感がちゃんとシビック。昔のシビックよりはもちろん大きいけど、今の時代のシビックならこのくらいだよね、と許容できるサイズです。

コレを最初から日本に持って来ればよかったのに。

それはいいんですが、この年でやっとタイムアタックの範疇に入った気はします。前の年までは、レースはしていたけど限界まで逝っていたかといえば、逝けてなかった。

今見たらこの2009年もヘチマみたいにアクセルの踏みが足りねえんですけどね。

物事には段階というものがありますので、ひとつ階段を上がったのがこの2009年。



階段を上がるためには安心して…ってほどじゃないけど(笑)、ある程度信頼してコーナーに入れるマシンが必要で、その上でドライビングを詰めていく作業に入れるんですよね。

この前の年みたいにオーバーステアが強かったり、セットアップがダメだったりすると、極端にいえばコース上にいるだけで精一杯。その先に進むことはできません。

だからマイカーのセットアップは大切だし、余計なことをして変な状態で乗るくらいなら、純正で乗れというわけです。

セットアップがおかしいのって、自分じゃわからないから。

いやたぶんみんななんとなくわかっているんだけど、お金も時間もかけて、前より悪くなっているということを受け入れられないんですよ。

何かおかしいと思いながら走行会に行くたびにちょこちょこ変えて、半年とか1年とか経っちゃうからね。そんな長い期間、イマイチな状態で乗っていたら、クルマそのものが楽しくなくなってしまいます。

クラゴン部屋はそのあたり過激で、「そんなパーツはポイ」とか「ゴミ以下」とか早い段階で言い出しますが(笑)、それはセットアップがキマっているときの「やっぱコレだぜー!ヒャッハー!」というのを知っているから。

弟子のみなさんには、そういう状態でクルマ遊びを楽しんでもらいたいじゃないですか。

弟子以外のみなさんはイイカンジにやっててください(笑)。





レースはギアボックスからブレーキからデフから、さんざん壊れまくってクラス6位だったかな。

結果としてはどーでもいいレース(笑)でしたが、ドライビングの中身はなかなかのレースでした。耐久レースの割にはそこそこ攻めてます。

そしてあのS2000につながるわけです。
関連情報URL : http://kuragon.net
Posted at 2020/06/05 13:44:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | ニュル24時間レース | クルマ
2020年05月29日 イイね!

2008年のニュルの話の続き

2008年のニュルの話の続き

2008年の24時間レースの話の続きです。



レースは完璧で準優勝したのはいいんですが、マシンの操縦性がかなりシビアなことになっておりましてね。

単純にオーバーステアです。しかもコーナリングの最初からではなくて、中盤~後半、横Gが大きくなったところでリアがぶおんと振られるようなオーバーステア。

向こうではスナップって言ってたかな。コーナリング後半のオーバーステアはだいたいスナップと言うことが多いです。

普通のサーキットならいいですよ。ニュルブルクリンクで夜で雨が降ってくるっちゅーのにスナッピーな操縦性ってなかなかの地獄ですぜ。コレ右コーナーだから。



その中をノーミスだからドライバーは4人ともレベルが高かったし、もうひとり速かったフローリアンは、3年後にフリカデッリポルシェの2号車乗ってましたから。あのサビーネ・シュミッツさんのチームです。

で、こっちはシュマーザルのポルシェで、SP7クラスの表彰台で再会という。

向こうが大クラッシュして赤旗中断→1周前のリザルトでこっちが2位だったから、向こうが赤旗まで逝かない程度のクラッシュだったら優勝だったのに(笑)。

それはいいんですが、2007年は上のクラスをいただきマンモスしちゃうほどのコーナリングマシンだったシビック1.8スポルトに、K20Aの2.2Lキットエンジンを組んだらストレートも速くて最強だと思うじゃないですか。

それが違うんですよ。

ティレル019にホンダエンジンを積んだティレル020みたい。例えがおっさん。

原因はコレ。



このでっかい燃料タンク。

確か100Lだったと思うんだけど、コレがリアオーバーハングに積んであるのです。

シビック1.8スポルトはVクラスだったから、燃料タンクは純正じゃないとダメで、しかも純正タンクの場所はリアのフロアの下。もっと中心に寄っていて、しかも位置も低かった。

そりゃー操縦性変わっちゃうじゃーん。

あとはリア周りの剛性も足りなかったのかもしれません。タイプRのボディがどうなってるのかは知らないけど、板厚が違うとかやってるのかも。タイプRとは挙動がぜんぜん違ったから。



それでも出番が来たら乗るしかないわけでして、よーやりましたよ。

チェッカードライバーをやって文句なしのSP4クラス準優勝!!

VTECSPORTSだったりレブスピードだったりこうしでブログを読んでいただいたり、いろいろな形で知ってもらえてるとは思うんだけど、日本じゃスーパー耐久までしか出てないんですよね。GTは出たことない。

そのレベルのドライバーがニュルブルクリンクでトロフィーを勝ち取ったら、もうドライバー人生でこれ以上はないですよ。ないない。レーシングドライバー終了。

これ以上を望むなんてそんな欲深いことしたらバチが当たる。あとは余興ですね。

ずいぶん長くて派手な余興ですが(笑)。
関連情報URL : http://kuragon.net
Posted at 2020/05/29 20:50:50 | コメント(1) | トラックバック(0) | ニュル24時間レース | クルマ
2020年05月01日 イイね!

【STAY HOME】ニュル映像 ルノークリオRS

【STAY HOME】ニュル映像 ルノークリオRS緊急事態宣言も延長されそうなところで、ヒマつぶしに昔の動画でもいかがでしょう。

ええオレはヒマです(笑)。

サーキット仕事は手も足も出ませんなはっはっは。

まず5月いっぱいもダメでしょ。クラゴン部屋じゃなかったら倒産してますぜ。このあたり経営のアレが出ますのう。ここでは詳しく書きませんが。

そんなわけで2010年のルノークリオRSの映像です。日本ではルーテシアだったかな。知らんけど。

ルノーがデリバリーしていた、ワンメイク仕様のカップカーです。ニュルではめずらしく排気量分けではなくてこのルノークリオのみのクラスがあります。



オレの一番好きな夜明けの時間帯です。

耐久レースではエースドライバーがスタートをやるでしょ。夜明けの時間に出撃するのが言わば裏エースなんですよ。

オレはスタートドライバーは断固断るので、だいたい夜明け担当になります。だが断る。だって忙しいんだもん。スタート進行で1時間以上あるから、拘束時間が長くて。バイトか(笑)。

なぜ夜明けが難しいかというと、1ラップごとに見え方が変化するから。

夜明けで見えて行く方向ならOKともいえそうですが、環境はとにかく安定している方がいいアレもあります。

そして夜明けの朝日が眼に刺さる。そこで日本人の黒目が強いんですよ。

あとまぶしいの防止でスモークのバイザーも装備してます。ハコ車だからカットバイザーでもいいと思うでしょ。オレはずっとフォーミュラカーと同じ普通のバイザーです。万が一ファイエルしたときにバイザーを閉められるように。

あと夜明けの時間って、台数が減っていく一方で、コース上がけっこう荒れることも多いんですよね。

クラッシュもあるしマシントラブルもあるし。ドライバーもクルマもくたびれる時間なのかな。夜明け~昼くらいまでは、比較的トラブルは少ない気はします。ちょっと落ち着いた時間。

そしてラスト3時間くらいで限界を迎えた部分がボコボコ壊れるという(笑)。






このクルマ燃料タンクが確か120Lで、満タンで12ラップ行けたんですよ。

1スティントで300km、時間で2時間半。東京~仙台まで超高速峠道を2時間半で行くと思うとなかなか胸熱です。

最高速時速200kmちょいのマシンで平均時速150km。まさにレーシングカーですな。






レースそっちのけで盛り上がる観客席。ライティングは観客の私物です。私物コース上よりも観客席の方が危険だというウワサもあります。

レースなんか出てる場合じゃねえな(笑)。

やっぱ遊びに行かないと!





ニュルはこの雰囲気がエエですな。

キャッチフェンスに登ってるのは、マイカーのゴールを迎える監督です。カート時代にお世話になった青ちゃんそっくりで、勝手にドイツの青ちゃんと呼んでます。

ドイツ語しか話せないんだけど、なんせ青ちゃんだから言ってることは全てわかる。「この日本人にスタートやらせんのか、はぁ?」とか。

そしてキッチリ順位を上げてピットに戻ると、掌を返して握手で迎えるのもまた青ちゃん。レースは結果だからそれでOK。正しいレース屋です。

どこのチームでもそうだったけどね、全てはドライビングですよ。日本のレース経験なんか一切考慮されません。「で、ニュルは何周走っとるんじゃワレ?」みたいなカンジです。

毎回結果を残して来たから「今年来るー?」「行く行くー」みたいなノリで行けるわけですよ。

「ニュルに行けるのいいな」「どうやってドイツのコネ作ってるの」と言う人はけっこういるけど、全ては実力です。レースなんだから実力に決まってるってマックでJKがいつも言ってます。




ワークスBMWの写真は撮影オレです。コレはナイス写真。いかにも24時間レースだべ。

ゴールをやったのは確かセルゲイだな。ロシア人です。

ピースして喜んでるけど、頑張ったのは夜中に順位を上げまくったカンプ君とオレだから(笑)。喜んでないで死ぬ気でアクセル踏まんかい、とかぜんぜん思ってないです。

ちょっとは思ってるかな。

いつも話が長いけどレースの話は特に長いな。実はぜんぜん本題に入ってないんですよ。まあたまにはいいべ。
関連情報URL : http://kuragon.net
Posted at 2020/05/01 13:21:06 | コメント(1) | トラックバック(0) | ニュル24時間レース | クルマ
2019年07月12日 イイね!

ニュル写真

ニュル写真レース後のお片付けと写真のアレと今後の話と自分のニュルドライビングのチェックでなかなか時間がありません。









やっぱオレのケイマンカッコいいな。

バイオ燃料に繊維の外装に再生オイルのエコカーです。そういう話もちゃんと書かないと。

レーシングカーの911RSRは確かミッドシップレイアウトじゃなかったっけ。つまりミッドシップが速いということですよ。

ふふふ。

関連情報URL : http://kuragon.net
Posted at 2019/07/12 05:07:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | ニュル24時間レース | クルマ
2019年07月08日 イイね!

ニュルブルクリンク24時間レース終了

ニュルブルクリンク24時間レース終了10年ぶりの24時間レースは、はじめてのリタイヤでした。

リタイヤといえば、再・起・不・能! バァーンッ!!

ええそんな余裕こいてられるくらいなので、リタイヤの原因はオレではありません。ペアドライバーのひとりがクラッシュして終了です。

これまでトラブルで修理→周回数不足で完走扱いにならないのは1回あったけど、クラッシュで終了というのは初です。もうおっさんの歳なのになんという初体験(笑)。

つまりこれまで、クラッシュしないペアドライバー、そして壊れないマシンを造れるチームに恵まれていたということです。

レースにクラッシュはツキモノで、全員が同じようにリスクを負ってやっているものです。それがたまたま今回は上手くいかなかったというだけのことで。

オレ自身は3スティント弱、25周くらいは走れたので、自主鍛錬としては悪くないです。

10年ぶりの夜間走行も2時間半連続走行も何も問題はなし。今後のレースに向けての確認は十二分にできました。

そして何よりも失敗したのはオレじゃないから(笑)。



今回はハッキリ言って流れがとても悪かった。

まず使うはずのタイヤの在庫がなぜか足りなくて、本来使わないはずのスペックを使うことになって、そのために新しいセットアップを試すことになりまして。

24時間レースの前に新しくセットアップをしなきゃならない、その上ドライバー4人がマシンに慣れて、安定して走れるようになってなけりゃならんという無理ゲーです。

で、セットアップをイジリ倒して、一番キャパの少ないドライバーが凡ミスをしたという展開です。

もちろんその人に腕がないわけではなくて、腕がある人でも凡ミスをしてしまうのが24時間レースです。

このレースでドライバーがミスをしないためには、まずチームとマシンが安定してないといけません。それが出来ていなかった。クラッシュは必然ともいえます。

そういう展開なのに一切ミスをしなかったオレさすがということなんですが(笑)。

まあこういうこともありますよ。流れからして負け戦になるのはわかってたから、あとはどう負けるかみたいなもんです。チームとして負け戦が確定なら、オレ個人が局地戦で負けなければ、相対的には勝ったのと同じことになりますんで。

だからこそ絶対にミスをしない。今回は100%の安全を確保した上でレースをやっていました。めずらしく(笑)。

ニュルブルクリンクでレーシングスピードで、100%ミスをしないドライビングってそれはそれで非常にハードルが高いです。



24時間レースは写真がイイねえ。

チームがお願いしたカメラマンさんの写真だそうです。

かくして全ての悪い流れと共にクラッシュしたドライバーがいる一方で、少ない練習時間なのにノーミスでクラゴンパネェという評価になりました。チームとしては。

予定ではもう1スティントあったから、ドライビング的に試したいことはあったんだけどね。クラッシュを知ったときは「もう貧乏クジ引かなくていいぜよーし!」とも思ってました(笑)。

タイヤが足りなかったことに関しては、担当者をニュルブルクリンクのトイレの裏に呼び出してオラオラですかYESYESYES事情を聞かないといけないでしょうが、チームとしては何とかセットアップをして、レースまでに何とかしたともいえます。状況を考えると。

ドライバーの準備をする時間も考えてくれたらよかったけど、よくやってくれましたよ。状況を考えると。大事なことなので2回書きました。

次のレースの話も出てるというか、こちらがOKだといえばすぐに契約の話があったりして。

なのでリタイヤはもちろん残念っちゃー残念ですが、キッチリと次の機会を保留した上で、その後の海外逃亡も楽しかったから、まあいいんじゃないですかね(笑)。

応援していただいたみなさんありがとうございました。

今回の経験はクラゴン部屋の稽古にフィードバックすると同時に、ネタもやっぱりクラゴン部屋でアレしますので、聞きたい方は直接お会いしたときにアレしましょう。

せっかくなのでそのクラッシュシーンをどうぞ。



※本文中の写真、文章の転載は一切許可していません。盗用(無断転載ではない)として所定の金額+ペナルティ料金をお支払いいただきます。
関連情報URL : http://kuragon.net
Posted at 2019/07/08 21:53:57 | コメント(2) | トラックバック(0) | ニュル24時間レース | クルマ
みんカラセレクト

プロフィール

「【最新】メルセデスCLA45 AMGの燃費 http://cvw.jp/b/450001/48343231/
何シテル?   03/31 15:45
趣味はドライビング鍛練、特技はドライビング指南のクラゴン部屋親方です。 ※「クラゴン/KURAGON」はクラゴンの登録商標です。 主な実績 ■シビ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/6 >>

1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     

リンク・クリップ

クラゴン部屋 
カテゴリ:twitter
2010/07/25 16:28:36
 
KURAGON RACING 
カテゴリ:KURAGON RACING
2008/11/01 18:22:32
 

愛車一覧

メルセデスAMG CLAクラス メルセデスAMG CLAクラス
まさかこのタイミングで買うと思ってなかったCLA45 AMGです。予算200万円以下で長 ...
ホンダ S2000 ホンダ S2000
S耐でもニュルでも大きな転機になったS2000。ここまでいい思いをして買わないのもアレだ ...
スズキ スイフト スズキ スイフト
はじめてのサーキットを走らないクルマ選びで買ってみました。 スイフトの車体をスポーツよ ...
マツダ ユーノスロードスター マツダ ユーノスロードスター
クラゴン部屋デモカーです。親方走見、引っぱり稽古など大活躍! クラゴン部屋スペシャル仕様 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation