クラゴン親方のブログ一覧

苦節７年、ってほどでもありませんが、ちょっとＳＰ４Ｔクラス優勝してきました。

まさかのオファーがまさかの契約になって、まさかのスポット参戦優勝です。しかも総合１６位。総合５０位以内は百鬼夜行の世界だと思ってましたが、今や完全に百鬼夜行参加者になってしまったようです。

アウディのセミワークスチームで乗って勝つなんて、人生どこでどう間違うかわかったもんじゃありません。クワバラクワバラ。いつもクラゴン部屋で指南している通りに乗ってきただけなんですが、それでタイムが出ちゃうんだからしょうがないでしょう。

でも結果よりも、ダウンフォースが楽しい元ワークスマシンで、ニュルで五指に入るトップチームで、本気のレースをさせてもらった方が大きいですかね。

本当にいい経験でした。タイムも出してやったから、今後の話もできるし。あくまでも目的はドライビング鍛錬ですから、今後も期待を無視して好きにやりますが（笑）。

応援いただいたみなさんはありがとうございました。とりあえずは無事に還ってきましたので、またクラゴン部屋でアレしましょう。

さて、そろそろお彼岸の時期ですか。

ニュルブルクリンクで開催される、ＶＬＮシリーズ第４戦「Adenauer ADAC Rundstrecken-Trophy」にアウディＴＴ－ＲＳで参戦します。

去年のポルシェＧＴ３よりキロ１秒弱くらい速いです。たぶん。ポルシェより速いアウディってどーなっとるんでしょうか（笑）。

去年が上手くいきすぎたので、期待されている方も多いでしょうが、そこまで甘くはないでしょう。

ここは初心に還って、最大目標は決勝出走。とりあえず１周は乗りたい！　というくらいにしておきましょうか。せっかくの総合優勝アウディＴＴ－ＲＳだから、速い遅いの前に乗れるときに乗っとかないと（笑）。

向こうのトップチームで、もとはといえばワークスカーですぜ。個人的にももちろん、日本人としても乗る機会なんてそうそうないですから、まずは乗ってナンボです。

派手なことになったらそのときはそのときということで。なるようにしかならないから大丈夫。まあいつも通りかな。レースだと思うとなかなかシビレますが、「１ｍ単位」だと思うと、まだまだすぎて安心してドライビング鍛錬に集中できます。

各種プレイは取り揃えてあるはずなので、帰ってからクラゴン部屋で存分にネタにしましょう（笑）。

現地レポートはいつものところでやりますので、お楽しみに！

やること満載ですが、とりあえず発表だけしてしまいましょう。

今年のニュルはアウディＴＴ－ＲＳで話がまとまりました。

ニュルブルクリンクには有名な２４時間レースと、１０戦のＶＬＮシリーズというのがあります。ＶＬＮは４～６時間の耐久レースで、２４時間と比べたらスプリントという位置付けですかね。

よく２４時間の下のレースみたいな扱いを散見しますが、出てるトップチームはほとんど同じで、なおかつスプリント（比較的）だけあってみんな超全開バリバリ。年に１回の祭りが２４時間なら、ジモティーの本気レースがこのＶＬＮレースです。

２００８年にはじめて出たときに「ホンモノのニュルはこっちだ」と思って、２４時間は去年も今年もパスしたけど、ＶＬＮは２００８年からずっと出てます。

自分としても、「みんなで楽しく、最後まで安全に」の２４時間よりも、勝負かけられるから性に合ってるのかもしれません。２４時間だけしか出ない、遅いドライバーに足を引っぱられるのもアレじゃないですか。

そしてマシンはこのアウディＴ－ＲＳ。ＳＰ４Ｔクラスです。



アウディ本社とレース屋が協力してＤＴＭをモデルにナニをアレしたようなマシンらしいです。よく知らないけど。たぶん売ってない、欲しくても買えないマシンです。

去年の２４時間のときに見て、完全にワークスカーだと思ってんだよなあ。だから話が来たときはクリビツ仰天でした。正確にはアウディのサテライトというか、セミワークスチームという扱いのようですが。やっぱりよく知らない（笑）。

しかも去年オレが出てＳＰ７クラス準優勝をしたあの豪雨のレースで、最強のＳＰ９を差し置いて総合優勝していたチームなんですよ。



クラス優勝じゃなくて２００台トータルの、オーバーオールの優勝です。

もちろんドライ路面で普通にやれば最強の変態ＳＰ９勢にはかないませんが、それでも総合優勝したチームに日本人のオレが入るって、なかなか激しい展開じゃないですか。もうレース抜きに、こういうことになっただけで面白いよね。生きてると面白いことあるなあ。

ドライ路面だって普通のポルシェより速いし。ＶＬＮレイアウトで８分４０～５０秒みたいです。ポルシェより１５～２０秒くらい速い。アレより速いってどーなっとるんでしょうか。

ドイツ人のドライバーに聞くと、ポルシェでニュルブルクリンクのレースに出るのはひとつの夢らしいんですよ。ちょっと多めの３０チームだとしても、×３人で９０人。だいたい１００人くらいしか乗れないわけですから。

こっちは日本人で完全に個人でやってるただの親方ですので、ポルシェまで行けばもう十分。その先があるとは思ってなかったので、正直困るんですが、せっかくなので遠慮なくアレして来ようと思ってます（笑）。

ポルシェだろうとアウディだろうとアレだろうとナニだろうと、ドライビング鍛錬に変わりはありませんので。弟子のみなさんもかなり上達されてきたので、オレもプレイ上等で鍛錬して来ないとね。上達するのに比べたら、レースなんかたいしたことないですよ。

勝負ごとは時の運だし、結果出るような取り組み方は予算上無理。いつも通りなるようにしかなりません（笑）。

レースの準備でこっちの更新頻度は落ちることになりますので、興味ある方はホームページなどでどうぞ。

今年もニュルの交渉がはじまりました。

最近お越しになってる方はご存じないかもしれませんが、ドイツのニュルブルクリンクというところで、たまにレーシングドライバーやってます。

なぜたまにかというと、すぐにゴミだプレイだ全損だと言い出す不穏当なヤツだからですかね（爆）。

クラゴン部屋に来てくれる弟子のみなさんと、応援団に入ってくれたみなさんのかげで、今年はなかなかハデなことになっておりますよ。どれくらいハデかというと、去年乗ったこのポルシェＧＴ３がバックアップになるくらい。

恒例の個人参戦体制で、いつも通り大変ですが、実践家だからこそ好きに言えるので、まあそれくらいはいいでしょう。

今年もカオスな空間でしたのう。

クラゴン部屋関連行事は基本サーキットなので、地方というか山の中（笑）が多いです。たまには都内のナウなヤングにバカウケなザギンあたりで、オサレなヤツということで。

予算も時間も使ってやる意味があるかどうかというと特にないんですが（笑）。

でもカネになることしかやらないんじゃ面白くないしね。意味ないことほど楽しいからまた困ったもんです。サーキットといっしょです。







禁断の地下エリアは来た人だけのお楽しみでいいですかね（笑）。

お越しいただいたみなさんは、年末のお忙しいところありがとうございました。いつものみなさんも、ひさしぶりのみなさんも、多くの方にお会いできたことで、ブッ込んだ予算と時間も浮かばれるというものでしょう。

といって恒例イベントにする気はなくて、まずオレがニュルに行って、写真の出来が良ければ、というニュル展です。

ではまたそのうちクラゴン部屋でお会いしましょう。