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■2025クラゴン部屋開催日程■ ※途中です

 1月 8日(水) 筑波1000稽古(午後)
 2月 4日(火) サーキットのために其之壱in筑波(1日通し)
 2月 9日(日) 筑波弐千稽古(午後)
 3月 4日(火) サーキットのために其之壱in筑波(1日通し)
 4月予定     クラゴン部屋 春場所(3日間予定)
 6月24日(木) 筑波雨錬(1日通し)
 6月予定     クラゴン部屋 夏場所(3日間予定)
 7月       暑そうなのでお休み
 8月       とても暑そうなのでお休み
10月予定     クラゴン部屋アレ場所(3日間予定)
12月予定     鈴鹿稽古(午後)

もてぎロードコース、SUGO、鈴鹿などまだ追加します。

エントリー、詳細はこちらへ⇒ドラテク鍛錬場クラゴン部屋

クラゴン親方のブログ一覧

2016年03月11日 イイね!

サーキット遊びタイヤの条件

サーキット遊びタイヤの条件はいはーいせっかくなのでまとめましょうか。

タイヤ選びが難しい件についてには多くのコメントをいただきありがとうございました。

やっぱり困ってる人は多いんだなと確認できてよかったです。では欲しいタイヤの条件をまとめましょう。主にオレが欲しいタイヤですが(笑)。

【1】2か月に1回程度のサーキット走行で、一般道を合わせて1万キロ以上の寿命。
もちろんクルマや使い方によって違うので、あくまでも目安です。何周走るかでも違うし。一般的な走行会で2か月に1回走って、1年1セットで行けたらいいなということで。

【2】国際格式サーキットの荷重でもコントロール性を維持するケースの剛性。
セカンドグレードタイヤで剛性が足りないのがいくつかあります。

【3】国際格式サーキットを走ってもブロックが飛ばない。
プレミアムタイヤを選んだ場合にありそうなので。ウエット重視だと仕方ないけど。

【4】過度に高い粘着力(表面のベタベタグリップ)は不要。
摩耗対策です。グリップが高い代わりに減るなんて当然。

【5】大雨のときにも交通の流れに乗れる程度の耐ハイドロ性能。
一般道でハイドロ起きたら危ない。

【6】やっぱり流れに乗れる程度のウエットグリップ。
ドライでしかグリップしないゴムはダメです。

【7】値段は安いといいけど、寿命が長いなら高くてもOK。
必要ならお金を出す必要はあるべ。

マイカーでたまにサーキット遊びをする人は、だいたいこんなカンジですかのう。足りない項目があったら追加しましょう。



でね、大切なのは、タイムが出ないことをユーザーが許容するということですよ。

ハイグリップはなぜ減りが早いのかといえば、トレッド面(接地する部分)のゴムを柔くしてグリップを出すからだし、ミゾが少ないパターンになるのは、柔いゴムで剛性を出すためにブロックを大きくしないといけないから。ブロックが大きいと摩耗にも強くなります。

スリックタイヤが速いのは接地面積が多いからだけではないです。ブロックがないぶん柔いゴムを使えるから。そう考えると面白いべ。

なので摩耗と耐ハイドロ性能に関しては、タイムさえ捨てればかなり有利になるはずです。たぶん。

でもユーザーが「タイムアップ=性能アップ」だと思っているうちは、絶対にタイムは捨てられないでしょう。なぜなら売れなくなってしまうから。そこは商売ですからなかなか難しいところです。

タイムには必ず限界が来ます。タイムアップを目的にやる限り、いずれ必ず。目的がなくなってやめてしまう人も多いでしょう。

そうなったときに、タイムを出す以外に使い道のないタイヤしか選択肢がないとしたら、サーキット遊びはセレブの高価な遊びになるか、今のハイグリップラジアルというジャンルはなくなってしまうのではないかと思って。

そうならないように、こういう話を書いておきます。本来はオレがする話ではないんですが(笑)。

同じように思われる方は、話の分かる友人知人に伝えていただいてもいいですし、モーターショーなどのイベントでメーカーの人をつかまえて、要望をお伝えしてもいいと思いますぜ。

関連情報URL : http://kuragon.net
2016年03月09日 イイね!

タイヤ選びが難しい件について

タイヤ選びが難しい件について最近のタイヤはとてもファンキーなパターンでどう選んでいいのかわかりませんのうってコレはモーターショーの参考出品タイヤですが。

タイヤ選びが難しいのは、もちろんサーキットで使うタイヤのことです。こういう話はタイヤメーカーのサポートをもらってないのに、ニュルの変態最速クラスでヒャッハーしてる某部屋の某親方にまかせてください。サポートがないと言っても腕もないのでは全損というヤツなので(笑)。

前に純正サス+ハイグリップタイヤがいいよ、と書いたじゃないですか。

そのハイグリップが、正確にはサーキット専用タイヤではない中で最もサーキット向けのタイヤが、サーキット志向が強すぎると思うんですよ。

クラゴン部屋に集まる弟子のみなさん=ユーザーからの情報では、減るのが早い、そもそも山が少ないという話がけっこうあります。

見た感じでは、ハイドロ性能もちょっとアレな気がします。単純に溝が少なすぎるから。

ただし、タイムは出る。

これがなかなか難しいところなんですよ。

タイムが出る! うわーすごい! アイツがベスト更新した! オレも買う! ラジアル最速!

と、短期的には盛り上がるわけですよ。

ただ、長期的にはどうか。雨で弱い(可能性が高い)タイヤで、寿命が短くて何度も買うことになると、普段使うのに差し支えることになりませんか。

コストがかかりすぎると、いずれ続かなくなります。そういう人はいっぱい見てきました。せっかく好きで乗ってるクルマですから、無理せず長く遊んだ方がいいじゃないですか。



本来の使い方からいえば、ラジアル最速を求めるのはやめた方がいい。

サーキットの速さを求めるならSタイヤを使えばいいわけですよ。ラジアル最速の競争をした結果、Sタイヤ化していくのでは意味がないです。少なくともウエット性能を犠牲にしてやることではないな。

このあたり、メーカーが造るからユーザーが買うのか、ユーザーが求めるからメーカーが供給するのか、なかなか難しいところではありますが。

一方でセカンドグレードはコンフォート系になっちゃって、両極端になってちょうど選ぶタイヤがなくなりつつあります。まだ大丈夫だけど、次のモデルチェンジあたりはヤバそうです。

次の狙いとしては高級セダン向けのタイヤが該当するとは思いつつ、そうなると16インチあたりのサイズがない。

具体的に名前を挙げてしまうと、RE01(01Rじゃないよ)あたりが一番よかったな。

ウエット性能バッチリ、ドライグリップはそこそこ、それでいて摩耗もOK。たまにサーキット走って確かインテRで2万キロ以上使えました。もちろんタイムを計れば最近のタイヤの方が速いけど、RE01が今出たら買いますぜ。

街乗り(移動)がほとんどで、月に1回くらいのサーキットという人はけっこう多いと思うんだけど。

良し悪しという意味ではなくて、使い道という意味でね。

やはりタイム志向のみなさんの方が声が大きいと思うので、こういう話は定期的にやっていきましょうかのう。ユーザーが求めればメーカーは動きます。たぶん。

オレのタイヤないと困るし(笑)。
関連情報URL : http://kuragon.net
2016年03月05日 イイね!

純正サス+ハイグリップタイヤの乗りやすさ

純正サス+ハイグリップタイヤの乗りやすさサスの話からタイヤの話に行こうと思って、零戦を撮りに鹿児島に行ったらスポーンと忘れていた話があったような気がします。

前に書いたかな。よく覚えてないので2回目でも気にしないでください。

クラゴン部屋で推奨しているのは、ハイグリップタイヤ+純正サスでサーキットを走ることです。

ハイグリップタイヤとはサーキット専用タイヤや、タイムアタックorレース用の自称ストリートラジアルではなくて、普通の人が一般道を走る前提のスポーツタイヤでの最上級グレードのことです。

練習にはグリップが低いタイヤがいいと言われているじゃないですか。それはある部分で正解ですが、必ずしもそうではないんですよ。

ハイグリップだとグリップしすぎ…ではないんですよ。グリップしすぎるのは幅を広げてしまうから。純正サイズのままなら過剰にグリップするということはまずないでしょう。なので純正か近いサイズである必要はあります。

そしてアシが純正だと荷重変動が起きます。

この荷重変動でクルマの挙動が出るから、ベタベタにグリップして面白くないということはまずないんですよ。

それどころか、アシが動いて荷重のコントロールはできるのに、タイヤそのものはグリップしていて破綻しにくいという、初心者にとって理想的な鍛錬環境になるんですよ。

怖いのはタイヤがツルッと滑ってコントロールできなくなることだべ。

ピッチングしてもロールしても、タイヤがグリップさえしていればいいわけですよ。

「ロールが怖いからアシを硬くしたい」という話はけっこう多いじゃないですか。本当に怖いのはグリップが抜けて破綻しそうな気がすることで、ロールそのものが怖いわけではないんだよね。

タイヤはしっかりグリップしている前提で、バネ上の動きをコントロールするという方向です。

とりあえずでサスキットを入れて動かなくしてしまうよりも、上達は圧倒的に早いです。クラゴン部屋調べ。

純正サスでサーキットを走って大丈夫か、と思ってらっしゃる方も多いと思うので断言しておきましょう。

走って大丈夫です。



情報を集めるほど車高調でも入れないといけない気がしてくるじゃないですか。純正サスでも大丈夫です。ある程度のスポーツ向けのクルマなら、ダメなことはないですよ。それこそロードスターの純正サスでも問題なし。



スイフトスポーツなんかバッチリですぜ。このクルマはまさに純正サス+ハイグリップです。

この映像は写真のスイフトさんで、インプレッサさんも純正サスです。ロールしてはいるけど、過剰にロールしているわけではないな。

そういえば某部屋の某親方も純正サス+ハイグリップでした。





これはちょっと変態なので参考程度ということで(笑)。

S2000はちょっとハードル高いけど、純正サスでこういうコーナリングは可能ですから。ドライビング鍛錬好きなみなさんなら、ぜひここを目指してほしいなと。

あと常識的なハイグリップタイヤならだいたいウエットグリップもいいので、雨の安全性も上がります。これも初心者のみなさんにはオイシイでしょう。

これから車高調などを考えてらっしゃるみなさんは、一度純正サス+ハイグリップを試してみて、それからでもいいかもしれませんぜ。問題なければそれでOK。足りなければ改めて車高調を検討すればいいだけだし。

何より安く上がるし(笑)。


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2016年02月19日 イイね!

ユーロシビックのリア内輪接地性

ユーロシビックのリア内輪接地性筑波冬之陣のことを書きたいと思いつつ、時間がないのでサラッとできる話をアレしませうか。

先日のユーロシビックのリア内輪が浮くという話に続きです。実は今回、純正サスのユーロシビックRに乗らせていただきまして。

で、わかったのは、そもそもけっこうギリギリだということなんですよ。

まあ写真を見てください。



車体全体ではそれほど大きくロールしていないのに、内輪は浮く寸前です。

トーションビームとかイロイロありつつ、要するに内輪がリフトしやすい構造で、通常のサーキット仕様のストロークにすると、パッカーンと浮いてしまうということでしょう。

コレが良くないといえば確かにそうなんですが、こういう特性を理解して悪いところを出さないようなセットアップにするという作戦もアリです。

なので何よりも「こういう特性がある」と把握することが肝要です。

余計な話をひとつしておくと、ダブルウイッシュボーンとかマルチリンクとかストラットとか、サス型式ってやっぱり気になるじゃないですか。

サス型式はひとつの目安にはなりますが、サス型式だけでは決まりません。

ポルシェだってストラットだったりするし、構成が単純になると剛性を出しやすい(たぶん)メリットがあったりもするもんですから、良し悪しを判断するならまずは乗ってみることですよ。



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2016年02月04日 イイね!

車高調と料理の共通点

車高調と料理の共通点車高調はレストランの料理でアレするとわかりやすいんですよ。

材料がそこそこでも調理が上手ければ何とかなるし、材料がよくても調理が悪ければ全損です。

高い車高調だからいいとは限らないのはこういうことです。

そしてレストランで出す味付けがサスメーカー標準仕様で、何でも好きに味付けしてくれるのがオリジナルだとしましょうか。

どんな味付けでもしてくれるなら、好きな味付けにはなるかもしれないけど、劇的に美味くなるかどうかといえば、ちょっと違うべ。

多くの人に合うのはレストラン推奨の味付けですよ。だからクラゴン部屋で推奨するのもメーカー標準仕様です。素人が余計な口を出すとロクなことにならない。

なんだけど、好きな味付けにしてくれるのって、やっぱり魅力的なんだよね(笑)。

その魅力に負けないことです。

まずメーカー標準で乗ってみる。店の出す料理をそのまま食べてみることです。その上でもしちょっと味付けをしたいなら、仕様変更をしてもいいんじゃないですかね。

さらにいえば、一番コストをかけてテストしている自動車メーカーの純正状態で乗ってみることです。

純正だから美味くないはずだ、と思って食べる前からコショウをドバーとかけるのはちょっとアレですぜ。

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趣味はドライビング鍛練、特技はドライビング指南のクラゴン部屋親方です。 ※「クラゴン/KURAGON」はクラゴンの登録商標です。 主な実績 ■シビ...
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