クラゴン親方のブログ一覧

次の比較はＲＸ－８が２台です。ウソです。

１台の同じＲＸ－８でセットアップが少しだけ違います。

車高はちょい上げにしたのかな。でもそっちは操縦性にはあまり関係なくて、リアの減衰を変更しております。

しかし写真うまいなさすがオレって違います。オレじゃなくて弟子が撮ってくれた写真です。ありがとうございます。



リアの減衰が違うだけでコンマ７秒も違うのかといえば、違います。

正確には減衰だけの差ではなくて、その減衰で操縦性が変化したのに合わせてドライビングも変えてるけどー。

車高調入れて○秒上がりましたって言うでしょ。

ホントはもっと速くなるんですよ。車高調を入れた状態に合う乗り方はもちろんだし、そもそも車高調をセットアップして操縦性を良くしていかないとね。

この弟子は前もＲＸ－８で、クルマまるごと中古の新しい（笑）ＲＸ－８を買って、パーツはまんま移植したんだけど、前と同じセットアップでは合いませんでした。

最後は現車合わせですよ。そういうのは普通の人にはまず無理です。

この弟子はとても訓練されている方なので、そのあたりよーくわかっていて、まさに現車合わせをするために変態親方の出番がアレしたわけですよ。

何かパーツをつけたら、とりあえずクラゴン部屋に来て親方チェック（笑）。

コンマ７はドライビング込みだとしても、セットアップだけでもコンマ３か４くらいは上がるべ。減衰をぺぺぺーとやるだけでコンマ４秒の差というのは、サーキットを走る人には無視できないと思うけど。


セットアップとしては、より曲がるようにしました。

でも映像を見ると、１コーナーを除いて、タイムが出てる方がハンドル切っております。ほんの少しだけど。角度でいうと１５～２０度くらいかな。

曲がるならハンドル切らない方が抵抗にならなくていいじゃないですか。

さあなぜでしょう。

曲がるからハンドル切れるんですよ。

という話は８月の夏場所でやります。

ハンドルは切らない方がいいというのは、まあ都市伝説ですかね。峠でブレーキランプ点かない方がカッコいいみたいな（笑）。いや峠のことはよく知りませんが。

そろそろ春場所で本題のブレーキングの話でもしますかのう。