クラゴン親方のブログ一覧

別のところで肝心な部分の書き間違いがあったので、万全を期して再アップです。いいねをいただいたいみなさんはすいません。

今年もいい写真が撮れたから、ギャラリーを借りてどどーんと展示をしましょう、というカンジのヤツです。どどーんというほどの大きさではありませんが。

クルマ、ドライビング、ニュルブルクリンク、写真に興味がある方なら、たぶん楽しんでもらえると思います。

ニュルブルクリンクなんてそうそう行けるところでもないし、せっかくのアレですから、こういうのはみんなで見て盛り上がるといいんですよ。

・１月２３（木）～２６（日）１２時～１９時（最終日１６時から撤収）
・フラッグ・ギンザ・ギャラリー　東京都中央区銀座1-22-8
・入場無料

です。

今年も楽しいことになってると思いますので、興味のある方はお気軽にどうぞ。

筑波に続いて富士です。

ゆぎが降ったり降らなかったりしつつ、奇跡的に好天に恵まれました。日頃の行いですな（笑）。いやオレのではなくて、弟子のみなさんのです。

こりゃ中止かなと思うくらいから、通常進行ですからなかなかない運のよさです。

富士はコースの後半がトリッキーなパートがアレでして、そこの攻略も軽く指南しつつ、速度が高いところならではのブレーキングの話を車座で指南しました。

まず１コーナーのフルブレーキングがあるべ。

次にヘアピンで使う旋回制動があって、他にあと２つあります。

旋回制動は、速度が低いわりにコーナーのＲが大きくて、あまり減速がいらないから減速よりも先にコーナーが始まってしまう、という状況だと思ってください。

普通のフルブレーキングをするところで、旋回制動を積極的に使うという意味ではないです。

いつもアレしている通り、ブレーキはあくまでも減速で、減速が終わってからコーナリングです。レイアウト的にオーバーラップしちゃうから仕方なく同時進行になるということで。




あと今回はポルシェＧＴ３ＲＳさんが来てくれました。

これは役得（笑）。いや、これも仕事ですから。ちゃんと乗ってドライビング指南をしないといけませんから喜んでる場合じゃありませんそれはそれとしてありがとうございましたきゃっほう。

９９７のＧＴ３ＲＳは乗ったことがなくて、乗ったことがあるのはニュルブルクリンクで、レーシングカーだけです。それもある意味キテますが。

ストレートで軽く時速２６０ｋｍくらい出て、それでいてラジアルタイヤで走れてしまうんだから、たいしたもんです。

いつも書くことですが、速いクルマほどイロイロ試すのが難しくなります。なぜなら速度が高ければ、失敗の影響も大きく出るから。クルマの限界を探すよりも、まず安全圏で無事に走ることが優先です。それでもある程度のタイムは出るから、上達するチャンスを逃してしまうやもしれません。

なので、機会を見つけて人に教わってみると、以外なことがわかって面白いかもしれませんぜ。

よーく見てみたら、そもそも幌が終了だったような雰囲気です。

今回バリッと裂けたところのほかに、サイドの合わせ目も割れかけてるし、骨組みが当たる定番のところには穴が。

そもそもオープンカーで幌は消耗品。安く買ったクルマだけに幌代は許容範囲です。ロードスターよりも早く交換するのが納得いかないけど（笑）。

でもロードスターは買う前に張り替えていたそうなので、ただのタイミングの問題ですかね。Ｓ２０００は２００１年式だから、１３年もったと思えば十二分でしょう。




で、修理のためにディーラーに行ってきました。

後期ガラス幌の見積もりで、にゃにゃんとトータル２４万円。

うーむこれはなかなか豪快に予算オーバー。

そしたら骨組みも入っての金額のようです。前期骨組みと後期骨組みは品番が違うそうで「互換性はない」ということになっとるそうです。まあディーラーならそうか。

一般的には前期幌の後期流用は、ポン着けではないにしてもできるようなので、別ルートで調査中です。

狙ってるのはクロス幌、窓はガラス、熱線ナシです。

正月休みの理由がわかった。

休みがないと年を越しません。今の気分は１２月４６日です（笑）。

そんな気分ですが、クラゴン部屋の稽古初めはキッチリやってきました。

この季節の筑波といえば、タイムアタックだべ。

前からアレしているように、１日走って何秒出た、というのはタイムアタックとは言いません。クルマが一番いい状態のときに最高のドライビングをするのがタイムアタックです。

区間タイムが全てその日の最速で、ベストラップというのが理想、いや必要です。

よくあるのが、区間ベストがひとつもないのに１周では最速だったというパターン。

それは慣れて失敗しなかった結果、最速ではないけどロスが少なかったラップということです。試しに区間最速をつなげてみたら、１秒も２秒も速いとなると、まだまだ要鍛錬です。



具体的にはエンジンの温度とタイヤの温度を合わせて、そこにドライビングを合わせる。

できれば苦労しない（笑）。

そこに挑むのが鍛錬です。上手くいくと、予想よりもタイムが出るようになります。

まず本来出せるタイムを出せないところからはじまって、クルマなりのタイムを出せるようになる。そしてクルマ以上、ではないんだけど最大限の能力を発揮させられるようになります。

レーシングドライバーの出す、とんでもないタイムにはそういう裏があります。

あと筑波とは関係ないんですがコレ。



ブレーキが摩耗しきってローターが土星の輪みたいになってしまいました。

タイムが出る時期は予想外の摩耗をすることもあるので、気を付けましょう。仕事量が増えるぶん摩耗しやすいと思っておくといいかも。

そしてこのスペーサーはダメです。

ハブセンターが乗らないし、径が合ってないし、クラックでも入って割れたらタイヤがブッ飛んでいきます。ワンオフ品でないと無理なので、実質的には市販品はサーキット使用禁止だと思っておいた方が安全です。

オフセットはホイールで合わせましょう。

ちょっと面白いことがあったのでアレしましょうか。

年末に稽古納めでもてぎに行って帰って、燃料計の残量がメモリ１でした。

帰る途中で燃料警告灯が点き始めて、そこでだいたい残１０Ｌだとして、それから２０ｋｍ強しか走っていない。予定では８Ｌか少なくとも７Ｌは残ってる計算でした。

先日出かけたときに「そういえば警告灯点いてたから給油しなきゃなー。でもまだ大丈夫だべなー」と考えてたら、出発してほどなくプスッと息つくではありませんか！

幸い近所だったので、ガソリンスタンドまで最短距離で到着し無事給油。

ふう危ないところぢゃったわい、と思って入った量を見たら４８．１９Ｌ。

Ｓ２０００は満タンで５０Ｌ。予想外にギリギリでした。プスッと来たのは加速Ｇで燃料が偏った瞬間だと思うんだけど、プスッと来てよかった。

スッカラカンになる前に、インジケーターが全部消えたと思ったんだけど違ったかな。いつも乗っているクルマだからといって油断はできませんのう。