クラゴン親方のブログ一覧

スラロームに続いてサーキット的な走行です。

連続周回はしないけどほぼ１周。

サーキットだとコースアウトしたり他の人がいたり、ちょっとした失敗が痛いことになっちゃったりもするじゃないですか。

ここならコースアウトしても白線から出るだけだし、後続車も間隔を空けて１台ずつだから、そんなキワドイことにはなりません。



まあこんなカンジで。

で、安全な環境で、楽しくヒャッハーしましょう、という鍛錬です。やっぱアレじゃないですか。最後はうるさいこと言われないでパーッと自由に走りたいでしょ（笑）。

クラゴン部屋はそういうこともちゃんと大切にしてます。何よりオレが人の言うことを聞くのキライだから。ナビを付けない理由が、ナビにアレだコレだと指示されるのが気分悪い親方です。

でも知らないところでレンタカー借りるときは必ずナビつきです。便利だから。


で、もてぎ南コースの話だっけ。

見どころはそれぞれでいいとして、意外とステアリングをガバッと切ってると思いませんか。

舵角は最小、切り込むのはゆっくり、戻しは早く、というのができればそりゃーいいけど、それがひとつの正解ではありません。

速度を落とせば、ステアリングはガバッと切っても大丈夫なんですよ。

むしろ効率的に向きを変えるために、ステアリングを切る。で、ステアリングを切ったときにちゃんと反応するように、速度を落とす。

なんて考えると、ブレーキングとコーナリングの関係性がちょっと違うアレで見えたりしませんかね。

午前中のツルツル路面に続いて、午後は舗装路で鍛錬をします。

ツルツルのときはそこそこドリフトしたりできるのに、舗装路の高いグリップではそうはいきません。基本的には同じことなんだけど、そうはいかないんだ（笑）。

だからどっちもやらないとダメです。どちらかでは足りない。やらないよりはもちろんいいけど。

今回のメイン稽古のスラロームです。



これほど見ただけでわからない映像はなかなかないな（笑）。

当日お越しのみなさんにはわかると思うので、よく見てご自身のドライビングと比較してください。

外から見たわかりやすい映像もあるんだけど、リアのナンバーが映っちゃてるんだよなあ。クラゴン部屋の資料としてはバッチリだからいいか。公開はしませんが。

スラロームの話をちょっとしておくと、ただのジグザグ走行ではありません。




左右それぞれのコーナリングの限界の連続です。

そうやって走ると、左右の切り返しがメチャメチャ難しいです。サーキットではここまで激しい切り返しはないから、つまり挙動＝ヨーレートが出やすいというパターンです。スピンしやすいってことね。

サーキットで経験したら一発でアウトな挙動でも、安全なもてぎ南コースなら大丈夫です。

映像は、車種ごとのドライビングの違いを見ても面白いし、同じクルマでもスラロームのひとつめと最後でドライビングを変えたりもしてますので、マニアックに見てもらうと楽しかも。

続く。

そんじゃー去年の話を行きませうか。

サーキットのために其之弐ｉｎもてぎです。

其之弐はまさにサーキットのためにで、より速度の高いところで鍛錬をしようというアレです。

速度が高いといっても、時速１００ｋｍくらいのスラロームとか、時速１３０ｋｍくらいの旋回制動とか、そんなでもないです。ミニサーキットに対しての高速コーナーなので、より実践的ともいえるけど。

まず午前中の低μ路ツルツル体験から。



加速してツルツル路面でサイドを引きます。


１、カウンターを当てずにスピン。
↓
２、スピンしないようにカウンターを当てて直進。
↓
３、ヨーコントロールして進行方向を左に。

という流れです。

カウンターを当てないのが意外と難しくて、ついつい反射的にカウンターを当ててしまいます。カウンターを反射的に当てちゃうってことはコントロールができないともいえるので、実はそこも腕の良し悪しに含まれます（笑）。

大切なのはスピンしたあと、完全停止までフルブレーキングをすること。

コレはもう回数を重ねて、訓練をしないとできないから、とりあえずやってみるべです。このあとの稽古での安全性を高めるアレもあります。


カウンターを当てて直進は、そのまんまなんだけど、なんせリアタイヤがロックしてますので、油断してるとどんどん角度が増えてしまいます。

だからできるだけ直線というのはけっこう難しいんですよ。場合によっては直進どころか、スピンしないのが難しいやもしれません。

やってみるとこのくらいの角度でおさめるのはけっこう難しいんですよ。


ヨーコントロールももちろんリアタイヤはロックしっぱ。

左に斜行するためには左方向に向けないといけないんだけど、欲張るとってゆーか普通にやったらそのまんまスピンモードに入ります。といってスピンしないようにやると、ぜんぜん左に進行しません。

Ｓ２０００はホイールベースが短いからかなり難しい方です。


けっこう難しそうだべ。

難しいんですよ（笑）。

ドライビングで簡単なことはひとつもないから大丈夫ですいえーい。難しいのは仕方ないので、難しいことを安全に楽しくやるのが肝要です。

午後の南コース編に続く。

みなさんあけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願い致します。

薄い本執筆に伴う省エネ体制のため、コメントなどぜんぜんお返事してませんが、だいたい見てはいますので気にしないで書いてってください。

年明け恒例のオートサロンではなくて、習志野駐屯地の降下訓練始めに行ってきました。

もちろん意味はない。

新しい望遠レンズを買ったりとかぜんぜんしてないですＹＯ！








ナイス訓練展示でした。

いや、コレも税金の使い道ですから、納税者としては厳しくチェックし、そして広く共有する必要があるのです。決して、決してヒューイたんの離陸カッコイイハァハァとか思ってはいないので、くれぐれも勘違いなさらぬやうに。

オートサロンはどうしたって？

そういえばやってたらしいですね。

興味はあったんだけど寒すぎて心が折れてしまった。