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■2025クラゴン部屋開催日程■ ※途中です

 1月 8日(水) 筑波1000稽古(午後)
 2月 4日(火) サーキットのために其之壱in筑波(1日通し)
 2月 9日(日) 筑波弐千稽古(午後)
 3月 4日(火) サーキットのために其之壱in筑波(1日通し)
 4月予定     クラゴン部屋 春場所(3日間予定)
 6月24日(木) 筑波雨錬(1日通し)
 6月予定     クラゴン部屋 夏場所(3日間予定)
 7月       暑そうなのでお休み
 8月       とても暑そうなのでお休み
10月予定     クラゴン部屋アレ場所(3日間予定)
12月予定     鈴鹿稽古(午後)

もてぎロードコース、SUGO、鈴鹿などまだ追加します。

エントリー、詳細はこちらへ⇒ドラテク鍛錬場クラゴン部屋

クラゴン親方のブログ一覧

2020年06月08日 イイね!

これからのチューニング

これからのチューニング車高調選びのひとつコレだ! っちゅーのは決まりましたか?

10万円なんてすぐになくなっちゃうから、ちゃんと考えて使いたいところです。オレはカメラですが(2回目)。

なぜ考えないといけないかというと、もうけっこう前、だいたい2000年くらいのクルマから、「とりあえずチューニング」が通用しなくなっているからです。

昔のクルマだと、純正はとにかくダメ、買ったらすぐにチューニング。それがある程度は通用したんですよね。純正がそこまで良くなかったり、サーキットに振っていなかったから。

それこそベストモータリングでは、筑波サーキット5周で壊れちゃうクルマもあったりしたじゃないですか。

それが今ではぬこも杓子もニュルブルクリンクですよ。



自動車メーカーが年単位の時間をかけて、ニュルブルクリンクで開発した以上のチューニングパーツって、開発に何年かかるんでしょうね。

もうコンフォートとスポーツの総合点で、純正を超えるパーツはほぼないです。

選べるとしたら、コンフォートを50点落として、スポーツってゆーかラップタイムが10点上がるようなパターンでしょうね。

トレードオフが等価ではなくて、減る方が大きい。良くいえば一点突破型です。

そのくらいの完成度だから、自分が何を求めるかちゃんと決めないと、ただお金をムダにアレすることになってしまいます。

このあたりは進歩したからこその難しさですかね。



実際に走ってるのを見るといいですよ。

開発だけじゃなくてテストドライバー教育をやってるときもけっこうあります。

今は電子制御のサスも多いじゃないですか。そうするとさらにチューニングしにくい方向ですよね。

ここまで来ると、とりあえず車高調、とりあえずマフラー、とりあえず何か、という考え方が現実のクルマの性能と合わなくなってきます。

チューニングの目的が性能向上ではなくて、チューニングというか改造そのものが目的。もう趣味の問題ですね。ラジコンが好きな人とプラモが好きな人みたいな。

オレはラジコンを走らせるのは好きですが、プラモはあまり興味ないです。反対にプラモ好きでラジコンに興味ない人もいますよね。どっちも好きな人もいるけど(笑)。

クルマ好きな人の中でも、ドライビングが好きな人と、クルマをいじり倒すのが好きな人とは、もう分けて考える必要があるでしょう。良し悪しではなくて、別ジャンルという意味で。

戦国マニアの中にも武将萌え、刀剣萌え、城萌えなどなどいらっしゃるのと同じです(笑)。近いし重なるところもあるけど別ジャンル。

クラゴン部屋は走るのさえ好きな人ならジャンルかぶり(笑)は気にしませんが、走るのが好きな人が楽しい場にしておきたいところです。

関連情報URL : http://kuragon.net
2020年06月07日 イイね!

例の10万円で車高調を選ぶ人向けの話

例の10万円で車高調を選ぶ人向けの話例の10万円どう使います? オレは完全にカメラですね(笑)。

10万円で車高調を買うにはちょっとキツいというか、間違いなく全損なので、10万円を足しにして買うくらいにしておきしょうか。

こういう買い物をするときには、使い道をハッキリさせることが肝要です。

たぶん30万円前後、場合によってはそれ以上の買い物になるでしょうから、広告でよく見るから、レーシングドライバーの○○さんが使っているから、そんな理由で選ぶ人は、たぶんここを見ていないでしょう(笑)。それが失敗というわけではないけど。

ありそうな期待ポイントを挙げてみましょうか。


①できるだけ安い方がいい YES ⇔ NO
②とにかく車高を下げたい YES ⇔ NO
③一般道を楽しく走りたい YES ⇔ NO
④サーキットを楽しく走りたい YES ⇔ NO
⑤サーキットでタイムを出したい YES ⇔ NO
⑥乗り心地が悪いのはイヤ YES ⇔ NO
⑦セットアップやってみたい YES ⇔ NO
⑧純正サスは乗りこなした YES ⇔ NO


①~⑥がぜんぶYESの人は、資本主義社会が向いていません。

何でも欲しい人は選ぶのが苦手なので、配給制の社会の方が幸せでしょうね。選べないことは迷わなくていいから。配給制の車高調ってダメそう(笑)。

というのは冗談ですが、この①~⑥には両立することとしないことがあります。

例えば①安く、②車高を下げる、コレは可能です。ただこの条件で買えるのは、車高調に似た形をしたつっぱり棒の可能性が高いです。自動的に③以下は全てダメです。

③一般道を楽しく、⑤サーキットのタイム、コレは両立しないとは言わないけど、そこそこ難しいです。あとはサーキットによっては両立しないです。

③一般道を楽しく、④サーキットを楽しく、コレは両立しますね。ただし①安く、②車高下げ、は無理です。

⑤サーキットのタイムをどこまで求めるかで③、④、⑥も可能です。純正よりちょっと速いくらいでよければ。クラゴン部屋の推奨する走行開始仕様はこのあたりです。タイムアタックでコンマ1秒上げるという話になると難しいですが。

⑦のセットアップはオレがやってみたかったので(笑)。

⑧は完全に訓練された弟子ですね。何か足りんなと思ってあとで足しました。ある程度まで上達して、より高い限界で鍛錬を進めるというのは大変よろしいことです。

そしてこの①~⑧で、ひとつだけ選んでください。

コレだッ! という理由をひとつ選べない人は、たぶん純正サスの方が幸せになれます。



このくらいのコーナリングはしますからね。

純正好きというわけでもなくて、自分の使い方だと純正が合っているということで。

車検にあわせて見てもらったら、ダンパーからちょっとオイルが出てるらしいんですよ。純正新品は高いってゆーかそれ以前に純正ダンパーまだあるのかな。知らんけど。

とりあえず10万円はカメラに使って、ダンパーが抜けるまで乗りますけどね(笑)。
関連情報URL : http://kuragon.net
Posted at 2020/06/07 14:36:45 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2020年06月05日 イイね!

Auto Messe Webのタイヤの話

Auto Messe Webのタイヤの話オートサロンに置いてあったFK8型シビックタイプRのタイヤです。

右が市販車で左はTCR規定のレーシングカーです。たぶん。

ほらちゃんとレーシングカーはハイトが高いじゃーん。

個人的なアレでいえば、FK2型のシビックタイプRが典型的にタイヤ薄っ!というピーキーさを持つクルマでした。インチダウンしたら、かなり過渡特性がよくなりましたよ。合うホイール探しが大変みたいだけど。

FK8型は乗ったことないからわからないな。タイプRじゃないのは乗ったことあって、基本的な造りはかなりイイです。タイプRがどうなってるか気にな…りもしないけど(笑)、クラゴン部屋に来る人が買うにはちょっと合わないかな。コスト的にガンガン走るクルマではないので。


さて、奇遇なことに交通タイムスのAUTO MESSE WEB さんにもタイヤの話があったので、せっかくだから並列化しておきましょうか。

読んで読んで。

読んだ?

どこかで読んだようなお話ですネ!

コレをどう判断されるかはみなさんにおまかせしつつ、オレとしてはネタは余さず拾っていくスタイルです(笑)。

クラゴン部屋の基本姿勢としては、ユーザーのみなさんの役に立つこと、具体的にはクルマが楽しくなって、余計なお金を使わないで済むことに関しては、垣根なくいろいろな人が広めるべきだと思っています。

著作権的にアレなのはもちろんダメだけどね。

その人や媒体によって届く方向が違うじゃないですか。

単純に広く届くかどうかというよりは方向が違う。オレの場合はご存知のように完全に読者を選んでいるので(笑)、方向はかなり限定的です。

だから別の人が別の方向にボールを投げてくれれば、それはそれで社会的にプラスになるともいえます。ブレーキを抜く話とかはまさにそうだし。

じゃあクラゴン部屋で広い方向に届くようにすればいいじゃんと思うでしょ。だが断る。めんどくさいから。

そういうことしたくないから、クラゴンで部屋という間違って来る人がいない名前にしております(笑)。

そもそもクルマにはもう新しいネタ自体がなくて、昔からあるネタをどう料理するかみたいなところがありますので、たまたま味付けや出すタイミングが似ていたとしても、まさに奇遇ですねという話です。



オートメッセウエブさんはオレのツイッターをフォローしてくださっていてこれまた奇遇。みんカラとリンクしてますので、タイヤの話をアップしたのをご存知やもしれませんが、それも奇遇です。

WEB媒体はみんな万年ネタ不足みたいなアレもありそうだし、コラボみたいなネタを気軽にやっても面白いかもしれませんね。

それこそユーザーのみなさんに喜んでもらえるネタになるのかもしれません。
関連情報URL : http://kuragon.net
2020年06月05日 イイね!

【STAY HOME】ユーロシビックタイプR 2009ニュル

【STAY HOME】ユーロシビックタイプR 2009ニュルそれでは2009年のニュルの話でもしましょうか。

例によって車載映像もアップしてありますんで、週末はおうちでヒマつぶししてください。

2008年のSP4クラス準優勝の勢いで、同じフレパーモータースポーツからまた出ようとしていました。そこに来たのがリーマンショックですよ。

チームのスポンサーがアレしてしまって、参戦取りやめになってしまったとさ。

それで別のチームを探して出てきたのがココです。マトールレーシングといって。2008年はシビックタイプRのワンメイク、ホンダカップクラスでフレパーとチャンピオンを争っていたチーム。

フレパーからマトールに移籍ってなかなかですな(笑)。

ドイツだから何も問題ないですよ。契約は1レースのみ。契約が終わったら、別のチームと契約するのは当然です。日本だと面倒かもしれないけどね。

契約上はそれでいいとして、向こうのプライベーターは、同じドライバーが同じチームで乗り続けるアレが多いです。実力も大事だけど信頼関係も大事。

フレパーとマトールの両方で乗れるってことは、純粋な実力がそういうレベルということでして、向こうのドライバーでもなかなかないですぜ。

それには2008年の結果もあるから、やっぱりレースは結果です。結果だいじ。



ちょっと露出オーバーで外が見にくいですが、心の眼でアレしてください。調整してもこんなもんでした。昔の映像だし。

よく考えたらシビック3年目でやっと乗ったタイプRか(笑)。

燃料タンクが確か純正だったのもあって、コーナリングがエエですな。オーバーステアがそこまで出ない。ちょっとは出るけど、コントロールできる範囲です。コレですよコレ。

あとは乗ったサイズ感がちゃんとシビック。昔のシビックよりはもちろん大きいけど、今の時代のシビックならこのくらいだよね、と許容できるサイズです。

コレを最初から日本に持って来ればよかったのに。

それはいいんですが、この年でやっとタイムアタックの範疇に入った気はします。前の年までは、レースはしていたけど限界まで逝っていたかといえば、逝けてなかった。

今見たらこの2009年もヘチマみたいにアクセルの踏みが足りねえんですけどね。

物事には段階というものがありますので、ひとつ階段を上がったのがこの2009年。



階段を上がるためには安心して…ってほどじゃないけど(笑)、ある程度信頼してコーナーに入れるマシンが必要で、その上でドライビングを詰めていく作業に入れるんですよね。

この前の年みたいにオーバーステアが強かったり、セットアップがダメだったりすると、極端にいえばコース上にいるだけで精一杯。その先に進むことはできません。

だからマイカーのセットアップは大切だし、余計なことをして変な状態で乗るくらいなら、純正で乗れというわけです。

セットアップがおかしいのって、自分じゃわからないから。

いやたぶんみんななんとなくわかっているんだけど、お金も時間もかけて、前より悪くなっているということを受け入れられないんですよ。

何かおかしいと思いながら走行会に行くたびにちょこちょこ変えて、半年とか1年とか経っちゃうからね。そんな長い期間、イマイチな状態で乗っていたら、クルマそのものが楽しくなくなってしまいます。

クラゴン部屋はそのあたり過激で、「そんなパーツはポイ」とか「ゴミ以下」とか早い段階で言い出しますが(笑)、それはセットアップがキマっているときの「やっぱコレだぜー!ヒャッハー!」というのを知っているから。

弟子のみなさんには、そういう状態でクルマ遊びを楽しんでもらいたいじゃないですか。

弟子以外のみなさんはイイカンジにやっててください(笑)。





レースはギアボックスからブレーキからデフから、さんざん壊れまくってクラス6位だったかな。

結果としてはどーでもいいレース(笑)でしたが、ドライビングの中身はなかなかのレースでした。耐久レースの割にはそこそこ攻めてます。

そしてあのS2000につながるわけです。
関連情報URL : http://kuragon.net
Posted at 2020/06/05 13:44:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | ニュル24時間レース | クルマ
2020年06月04日 イイね!

タイヤのハイトでグリップする

タイヤのハイトでグリップするタイヤのハイトが必要な話の続きです。

単純明快な話で、タイヤにはヒステリシスロスという種類のグリップがあります。

コレは何かというと、タイヤの本体の変形によるグリップです。

専門的には、タイヤの変形によるエネルギー損失がグリップになる的な話です。エネルギー損失がなければ、転がり抵抗がいいタイヤだから。

とりあえずこのにょーんとヨレるのがグリップになってるんだな、と思ってもらえば間違いではないです。

だから、にょーんと変形する量が少なければ、グリップは低いです。単純にそういうことです。

話が終わった(笑)。

どの程度変形すればいいか、オイシイところはあるわけですが。クルマのメカニズム関係で、線形で性能が向上していくことなんてまずないのはご存じの通りですから、もう説明する必要もないでしょう。

ヒステリシスロスとは別に粘着力というグリップの要素もあります。粘着力はトレッド面がペタペタと粘着するヤツ。

あと剪断剛性というのもあるんですが、説明が難しいから気にしない(笑)。

F1のタイヤはもちろん変形しています。




ビード部まで変形しとる。

変なホイールだったら、コーナリングだけでビード落ちますぜコレ。

18インチになってこの変形がなくなったら、操縦性はけっこう変化するでしょうね。

フォーミュラEはすでに18インチだけど、速度がぜんぜん違うから。基本的には話は別だと思われます。

タイヤの変形がなくなったら、もしかしたら空力的に安定したりして。いや間違いなく安定はするな。タイヤがアレになるのと、どちらがゲインが大きいかというアレです。

前に書いた、空気圧を下げたくなるのは、まさにこのヒステリシスロスのグリップが欲しいからです。

あまり下げたくなるなら、それこそインチダウンしてもよさそうですな。

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「NDロードスターRF乗った http://cvw.jp/b/450001/48584939/
何シテル?   08/06 15:23
趣味はドライビング鍛練、特技はドライビング指南のクラゴン部屋親方です。 ※「クラゴン/KURAGON」はクラゴンの登録商標です。 主な実績 ■シビ...
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