クラゴン親方のブログ一覧

超入門稽古のウオーターバリア回避です。

ツルツル路面に入ったところで前に水バリアが出て、そのバリアを避ける。

当日はステアリングのみもやりましたが、基本的にはブレーキからの回避です。そっちの方が難しいから（笑）。この映像は全てブレーキを踏んでます。

ツルツル路面でブレーキ踏んだら摩擦円的にフロントタイヤを減速に使っちゃうじゃないですか。だからコーナリングしにくいんですよね。

つまりアンダーステアが出やすい状態です。



こうやってイロイロなクルマを見ると、けっこう違いますよね。

進入速度が違うというアレはありつつ、ＢＭＷ Ｍ２なんかは超優秀です。スイフトも優秀。ＡＢＳ最高。



オーバーステアしか出ないクルマもあります。

主にＳ２０００とかＳ２０００とかＳ２０００とか（笑）。ＲＸ－８もそういう傾向があるかな。要するにフロントが入るクルマともいえます。

こういうトレーニングで大切なのは、成功することじゃないんですよ。

ちゃんと失敗をして、マイカーはこういう挙動になるんだと知ることです。そこが一番大切です。

過度に低い速度で毎回水バリアを回避したって意味ないですよね。それではマイカーの限界をいる機会はありません。

もちろん大幅に失敗すると危ないかもしれないから、適度に失敗するといいですよね。

ＳＵＧＯで１分３６秒台の親方変態模範走行です。

この話は書いたかな。たぶん書いてないはず。



いやー速い。

速いんですが、外観は純正なのでパッと見ちょっと車高が低いだけの、かなり控えめなＲＸ－７です。

速いなとは思っていたけど、ＳＵＧＯでここまで速いとは（笑）。

ＳＵＧＯには１００秒の壁というのがありまして、だいたい１分４０秒あたりがボーダーラインで、速いかそんなでもないかの判断をするというのがありましてね。

クルマによって差があるのは当然だからあくまでもただの目安なんだけど。

懐かしのミラージュ東北シリーズはまさにその１分４０秒だったし、シビック東北も最初の壁は同じく１分４０秒だったと思います。シビックだとちょっと遅いけど。

このＲＸ－７はタイヤが確かＡＤＶＡＮ Ａ０５２というちょっとサーキット仕様ですが、分類すると市販ラジアルのはずなので、３６秒は速い。３６秒ならＳタイヤだって速いと思う。

スリックタイヤで３３秒くらいならスーパー耐久に出ても大丈夫かも（笑）。

そのぶん、他のサーキットだとちょっと硬めのセットアップになっておりまして、そっちで乗ったときはちょーっと硬すぎかと思ったんだけど、ＳＵＧＯではむしろちょい柔でした。

やはりセットアップは乗ってみないとわからないな。勉強になります。

ＲＸ－７も状況が許せば欲しいクルマですから、速いのはいいんだけど、安全に気を付けて長く乗っていただきたいですのう。

どのクルマでもいっしょか。弟子のみなさんが好きで選んだクルマですから。


セットアップはだいたいの想像はつくんだけど、正確なところはやはり乗ってみないとわかりません。減衰とか微調整で合う範囲ではありますが。その減衰のちょっとしたところで、乗り味が大きく変わるモノでもあります。

たまに「○○で□□な仕様なんですけどどうでしょう！」みたいなメッセージを送ってくる知らない人がいますが、まず乗らないとわからないし、それ以前になぜ教えてもらえると思うのだらう（笑）。

親近感を持っていただいているのはいいんだけどね。そこは常識の範囲内ということでアレしましょう。

先日、弟子と話題になったプラグの話です。

いやご存知ない方がいたらアレだなーと思いまして。当然サーキットを走る人の話ですので、一般道は純正相当でいいんじゃね？ と先にお答えしておきます。

プラグの選び方といってもそんな難しいアレでもなければ特殊なアレでもないです。

プラグは熱価です。

要するに熱くなるエンジンには対応する数字のプラグを着ける。ＮＧＫ、ＤＥＮＳＯ、それぞれの対応するのをカタログで見て選ぶ。以上。

サーキット前提でいうとたぶんイリヂウムとか、高級なヤツを使ってる方が多いでしょう。それでＯＫです。４本１万円くらいなら迷わず高い方で行きましょう（笑）。

で、マイカーのエンジンに合う熱価を選ぶことです。

基本的には純正相当か１段階アップ。熱価が高い方がもちろん熱には強いけど、火花が適正に飛ばないのもトラブルの元です。だからサーキットを走るから１０番（ＮＧＫ）つけるぜーという話でもないです。

走行会なんてせいぜい２０分。２０分だって連続走行したらブレーキがキツイべ。

せいぜい１０分ちょい程度の全開走行で、純正から３段階も４段階も高い熱価のプラグが必要かどうかっちゅーアレですな。

熱価が高いのはただ熱に強いだけで、性能が高いとか耐久性があるとか、そういうことでもないはずなので。



マイカーのエンジンとか、改造の度合いとか、自分がどのくらいバリバリ走りたいかとか、そのあたりに合わせるのがよさげでしょう。

車種によっては「このクルマはサーキットでは○番使わないと壊れる」とか、もしかしたらあるかもしれないので、そこはよく調べてください。結論はマイカーに合うブツで変わらないけど。

個人的にはプラグとかぜんぜん気にしないッスー。

熱価が１番違うから壊れるとか、そもそもそんな過酷な条件に走行会程度ではまずなりません。

プラグの焼け方がっていうけど、レーシングカートみたいにキャブで１万５０００回転も回るならアレとして、インジェクションでリタード制御も入るしどこまで参考になるのか。

いわゆる「キツネ色」って市販車ではあまり見ないような気もするし。



このキツネたんのどこのパートを「キツネ色」って言ってるんじゃーなんて言ったらインネンつけてるだけですな（笑）。

レーシングカート時代に今まで食ったパンの枚数くらいプラグを使ったオレからすると、インジェクションのエンジンなんてほぼメンテナンスフリーです。フリーじゃないけど。

まずマイカーに合う熱価というのが前提で、サーキットだからとドカンと上げることもないべと思います。クラゴン部屋でプラグの話題はほとんど出ないから、それだけシビアではないともいえるでしょう。

どちらかというと、定期的に交換するとか、交換するとき４本ちゃんと同じかとか、ハコと中身が違ってないかとか、そっちの方に気を付けてます。１本だけ違うとかありそうで怖い（笑）。

専門家ではないので参考程度にどうぞ。

ボルボかっくいい！

ボルボでお越しになる方はクラゴン部屋をはじめて以来初です。確かＢＴＣＣでレンガ呼ばわり（笑）されていた記憶もあるし、スポーツのイメージがないわけではないんだな。

コレも新しい経験でした。ありがとうございました。

例のスロットルの調整でだいぶ乗りやすくなったと思いますので、あのカンジでサーキットを走るとよさげだと思います。たぶん。

というわけで、サーキットのために其之壱in筑波やってきました。



その名の通りサーキットのための第一歩ということで、サーキット未経験のスポーツ走行初心者、サーキットの基礎を復習したい経験者の方が対象です。

でも何も気にしないでエントリーしている訓練された弟子もいますので、まあそんなカンジです（笑）。

クラゴン部屋は親方がやりたい鍛錬しかしないですから、誰がお越しになっても大丈夫です。レベルの差は特になくて、安全性の差だけです。

安全マージンを失敗しても無事な方に使うか、ゴリゴリに攻める方に使うかだけのアレです。














サーキットのために其之壱はとても人気で、開催１ヶ月を切ってから急に出た空き日で開催したのに満員だし、いつも平日なのに満員だし、けっこう地味な稽古なんですけどね。

こういう地味だけど効果のある稽古が満員になるのは、それだけわかってらっしゃる方が増えたということでしょう。

やっぱ教え方がいいのかな（笑）。

あまりジムカーナっぽくならないようにコース設定を工夫したり、イロイロとアレしてはいます。

あと年内は１２月に開催です。来年の１月か２月にもやりたいんだけど、ちょい日程待ちです。土日がいいんだけど空きがなさそう。日程を早めに出すので、会社をブッチして来てください。

今回は動画もイロイロ撮ってきたんですよね。

めんどいからまだ全部見てないけど。

オーバーステア＆スピン体験、アンダーステア体験に続いて、サーキットを模した実践的なコーナリングです。

入門者には体験だけでも十分といえば十分なんですが、コーナリングもやっておきたいじゃないですか。せっかくだから。

全開加速して時速約７０ｋｍでキープ。そこからのブレーキング～コーナリングです。

コーナリング中の速度でだいたい時速５０ｋｍ弱だから、速いコーナリングではないです。高速道路でもない一般道の速度と同じレベル。

そもそも安全な場所だし、後続車は間隔を空けてスタートだから、サーキットにつきもののリスクはほぼありません。ゼロとは言わないけど比較すればほぼゼロです。







やっぱＡＳＴＰはイイな。入門者がこういうことをしてリスクないんだから。

主催親方としてとても気がラクです（笑）。

スポーツ走行というかクルマ遊びの古い人にありがちなアレとしては、痛い思いをして覚えろというのがあって、オレはそれは完全に間違いだと思っています。今の時代は。

痛い思いなんかしなくても、上達しますんで。

むしろ痛い思いをしない方が上達する。なぜかというと、余計なお金を使わないし、嫌な思いもしないからです。

例えばですよ、ネズミーランド（仮）に行って、１０回に１回はケガするとか、そういうことはないでしょ。むしろ絶対にあってはならないんですよ。

ないから遊びとして成立するわけです。

サーキットの場合は個人が自分のスキルで走る、より自由度の高いアレだから、そのぶんリスクは高いです。

高いんだけど、そこはそれとして、サーキットで遊んで無事に帰るのを普通にしたいし、何とかしてそうなるようにアレしております。クラゴン部屋では。他は知らんけど。

安全上の話に厳しいのも、改造に厳しいのも、全てはそこです。

こういうことを書くから某部屋は敷居が高いと言われるパターン（笑）。