昨年末から、ちょっとトラブルをかかえていたうちのカプチーノ。
症状としては、ブーストかかると(ジムカーナすると)時々クーラントが噴く、というもの。
最初にその症状が出たのが12/24のクルマでEnjoy。
板金時におそらくラジエータ周辺とかバラしてるはずなので、エアでも噛んでたかな?とその時は思ったのですが、大晦日の練習会でも再発。
それからエキマニの排気漏れの修理なんかと並行して、これはどこかから漏れてるか、エアが混入してるか?と、怪しいホースやコックを交換。
それでも症状改善せず。
いよいよこれはヘッドガスケットかも?ということになり。。
もし仮にガスケット抜けだったとして、それだけの交換で済めばよいですが、他にも問題があってはいけないということで、エンジン屋さんに点検に出すことに。
で、昨日、けっこう酷いよーと連絡が。
今日、仕事が終わってから見に行ったら、もうエンジンは降ろされ、バラバラになってました。
とりあえず、状況としては・・
ブロック。

ガスケット抜けによるクーラントのシリンダへの混入が原因と思われる損傷があります。
面研・ホーニングは最低限必要です。
ヘッドガスケット。

3番側が見事に抜けてます。これはもう笑うしかない(T▽T)
1番側もけっこうヤバい。
もちろんメタルガスケットに交換します。
ヘッド。
ヘッド拡大

赤丸印部、なんとクラックが入ってます。再利用不可(珍しいトラブルって言われました)。
クラックがなければ面研して使うところなのですが。。
左が今まで使ってたヘッド。右が載せ替えるヘッド。

ラッキーなことに、程度のよい中古ヘッドの在庫があって、今回これを使わせていただけることになりました。
あとはクランクシャフトとか、ピストンとか。
コンロッドとピストンの拡大。

ピストンリングは交換。
メタルも摩耗が激しいので交換。
ピストンは、若干痛んでますがギリギリ利用OK?
予算面もありますが、3/3の地区戦Rd.2を抜くことだけは絶対にしたくなかったので、中古やリビルドへの載せ替えも視野に入れ検討しました。
ですがやはり、蓋を開け現状を認識した上で必要な処置を施し信頼できるコンディションのエンジンを載せたほうが、振り返って判断した時によい結果を得れるであろう、ということでO/Hをお願いすることにしました。
しかも熱意を理解していただけ、3/3までに慣らしも完了できるペースで仕上げていただけるとのこと。
感謝感謝です。
ということで、年末からのトラブルの主たる原因は「ヘッドガスケット抜け」で間違いなさそうです。
老朽劣化も当然あったと思いますが、やはりブーコンのソレノイドへのホースが逆に接続されていたことで1.7キロかかってしまったのがトドメを刺したのかなぁと。
しかし今回、蓋を開けてみてガスケット抜け起因も、それ以外も、色々と不具合がみつかりました。
なんだかひどくボロいエンジンで走ってたように思いますが・・こんな状態でもけっこういいタイムで走れるんですよねぇ、私のカプチーノ(苦笑
そしてこのエンジン、カプチーノを走行8万9千kmで購入した時点から一切手を入れてないんですよね。
おそらく購入前からエンジンは全くO/Hされてないと思います。
現時点で18万9千km、私が乗り出してからだけでも10万km、ジムカーナメインで酷使してきたことを考えるとむしろよくここまで問題なく使えたもんだと。
オイル管理だけは徹底してきた結果かもですね(笑
とりあえず、、がんばって働いてO/H代を稼がねば(^-^;)
Posted at 2013/02/16 00:34:25 | |
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