大阪府高槻市は6月25日、市交通部の管理職ら3人の職員が、09年12月~今年1月に、市営バスの運賃収入を管理する緑が丘、芝生両営業所の精算機から、計約2420万円を盗んでいたと発表した。市はこの3人を同日付で懲戒免職にするなど、他にも当時の運輸課長など計12人を処分した。
市交通部によると、着服していたのは両営業所の所長を務めた運輸課副主幹(53)=着服額約600万円、芝生営業所の運輸主任(51)=同1800万円、同営業所の運輸主任(53)=同20万円。
事務処理の見直しを進めるなか、市では今年1月までの2年間で運賃収入約4100万円が使途不明になっていることが判明。運賃収入額と精算機を通して銀行に入金した額の誤差を調べた結果、ほぼ連日、数万円単位で盗まれた形跡があることが確認されたため、5月から調査を進めていた。この結果、3人が着服を認めた。
市は22日付で府警高槻署に盗難として被害届を提出しており、差額の約1700万円については同署に捜査を委ね、他の職員が関与していなかったかも調べる。市は今後、3人を業務上横領容疑などでの告訴も検討する。3人は25日までに計2122万円を返金している。
市営バスの運賃収入は市によると、その日の営業終了後、車載の運賃箱に格納された金庫を営業所に持ち込み、解錠して精算機に現金を移している。精算機の鍵は所長が管理しているが、管理がずさんだったため、主任の2人も、その鍵を使って解錠して盗んだという。
市は25日午後、記者会見し、徳田忠昭・自動車運送事業管理者が「あってはならない悪質な行為。市民の信頼を損ない、申し訳なく思う」と陳謝した。
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イマドキの運賃箱は、乗降調査もしますし売り上げの金額も把握しています。その気になれば、照合することは可能でしょう。
管理職たる者、そのシステムを知らないはずがありません。結局そういったチェックをなにもやっていなかったということですね。
ウテシならいざ知らず、管理職たる者が横領などするはずがない!! とでも思っていたのでしょうか??
いやいやエライ人の中で、ココの点については触れないようにという不文律でもあったのでしょうかね。
もっと調べれば過去にいっぱいあったかもしれません。
これで赤字赤字だとか言われて、締め付けられれば乗務員さんなど現場の人間はたまったもんじゃありません。
現金を扱う職場では現金事故はつきものです。
現金事故で懲戒処分を受け、散っていった人、いるかも知れません。まぶたを閉じれば光景が浮かんできます・・アノヒトコノヒトww。
●チンコで負けが込んでいる人、家と子供に押し潰されてお小遣いの少ない旦那さん、ヒリピンにはまって借金地獄の○ロオヤジさん・・・
そこにある金が取り放題となれば、手をつけてしまうかも知れません。やってしまって発覚してしまった人、自業自得とはいえ憐れです。この際「性善説」はやめた方がいいかも。
現金に触る精算業務は絶対一人でやらない、現物とデータは必ず照合する、別の部署でもチェックを行うなど、不幸な人を出さないようにするよう仕組みを作らねばなりませんね。
懲戒免職で追放したい人を狙って誰かが仕掛ける場合もあるかもしれません(こわ〜いw)。
また、内偵段階で印を付けた札や硬貨を入れておくこともあるとかで・・(こわ〜いww)。
金が取りやすい状況=「罠」くらいに思った方がいいですなwww。
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2012/06/27 21:59:39