☆　Ｄｒ・ヒデ３４Ｒ　エンジン御開帳その６　☆

こんなに状態の良いひでちゃん３４Ｒの幸せも長くは続きません。

この写真で詳しい方なら一目でガックリ肩を落としチーン↓・・・ｏｒｚ

ＲＢ２６ブロック鬼門中の鬼門！ウォータージャケットのクラック！

当社の超旧式デジタルカメラで撮影の為に非常に分かりづらいと
は思いますが、このかなり微妙なクラックでもサーキットユーザー
では間違いなくオーバーヒートに繋がります。

待ち乗りユーザーなら、なんとか使って使えないことはありません。


全ての状態が良好でも、ＲＢ２６の場合この微細なひび一つで、無条件でブロック新品交換と
なり、シリンダーボーリング、砂型バリ取り、ウォータージャケット面取り、ブロック上面修正研磨、
その他細かい作業の色々やり直しが必要となります。

これだけでも厄介なのに更に輪を掛けて厄介なのが、このプチゼロヨン仕様とも言える７００ｐｓ
オーバーのハイパワーなＲＢ２６のチューニングでは新品のブロックを使う場合でもブロック上面
の修正面研を行い歪みを排除し、ヘッドガスケットのシール性を最大限に高めるのですが、
この新品のブロックを修正面研した段階でクラックが発見されることも珍しくありません。

そうなるとその新品ブロックもそこで・・・糸冬

新品なんだから日産に返品すれば良いやんと思ったそこの貴方・・・

ブロック上面修正研磨という加工を行ってしまった以上もう返品は効きません。

ＲＢ２６のチューングカーに乗るユーザーはこう言ったリスクも背負って、対価を
支払いチューニングして走らせ、維持する。

だからこそ２６乗りのユーザーは愛着が強く熱い方が多いのかなと思いました。

エンジン音、排気音、吹け上がり、この五感に訴えかける部分が２６最高と言わしめる
要素であることは間違いありません♪

ｐｓ
愛するひでちゃんへ♪
ブロック、タービンその他１００万円程の追徴課税ヨロシコ！（爆）

＞Ｄａｉ