Ｗ２１２ Ｅ３００ワゴン４Ｍａｔｉｃショック交換！

Ｋ様のＷ２１２ワゴン走行８６０００ｋｍの個体です。

前後のショック交換なのですが、本国から取り寄せたビルシュタインＢ４のフロントがなんとＦＲでして、とりあえずまずリヤを交換します。

歴代のベンツのワゴンのリヤは何かしらの車高維持機能を持たされております、Ｗ１２４時代はレベライザー機能をもった油圧調整機能付のショックアブソーバー、Ｗ２１１時代からこちらの２１２に関してはショックアブソーバーは一般的なガス封入タイプの油圧ショックでそこにエアスプリングを組み合わせると言う仕様になりました。

Ｗ２１１以降のワゴンで停車中にリヤの車高がベタシャコになって居たり傾いて居たりするのは、このベローズ状のエアスプリングからのエア漏れが定番の不具合となっています。

こちらの個体はＫ様になってから既にエアスプリング左右クルーズで交換済となっております。

ショックアブソーバーの使用限界は油漏れで判断する事が多いですが、ショックアブソーバーにはガスも封入されており、ガスが抜けると油漏れが無くてもショックアブソーバーの性能は大幅にダウンします。

油漏れが無くても５万㌔以上走行している車両や走行距離が５万キロ未満でも１０年経過している車両などはショックの性能は半減していると思って間違いありませんの、ショック交換もリフレッシュ度合いの面では非常に満足度合いの大きいオススメのメニューと言えます。

この後、リキュードグラスのメンテナンス施工や車検なども同時に進めていきます！＼(^o^)／

Ｄａｉ