Dai@cruiseのブログ一覧

Ｓ様のエボ９ワゴン５ＡＴです。
慣らし運転が終了したのでＥＣＵのセッティングに入ります。
先日、降ろしたエンジンを分解して一昨年セッティング時の懸念事項の原因が把握出来た事から今回は期待Ｄａｉです。
エンジンＯ/Ｈ＋エボ８ターボチャージャーという組み合わせです。

ノッキングをモニターしながら徐々に回転を上げていきます。

一先ずブースト１，４㌔で計測しました。

最大出力４０５ｐｓ！（ダイナパック換算係数無し３５２ｐｓ）

エンジンが元気だと低目のブースト圧でもしっかりパワーが出ると言う証明になりましたね。

前回セッティング時から７０ｐｓのアップです。

Ｄａｉ

皆様こんにちは！(^^)/
色々と嵌っていましたＯ様のＧＴ－Ａです。
最大出力は残念ながら３２０ｐｓに留まりました。
似た仕様の他のお客様では４００ｐｓ前後が当たり前に出ているだけに、８０ｐｓもの差があるのは自分としても納得いかないのですが、実際にインジェクターの最大開弁率もＯ様の車両では８０％で同じ仕様の出力が出ている車両では９８％前後の開弁率なので明らかにエンジン自体が燃料を要求していない状況、ブーストを上げても変わらずでした。
これ以上は時間の問題もあり、今回はここで終了となりました。
この後、エボ８ルックにした外装の塗装にドナドナです！＼(^o^)／


Ｄａｉ

Ｏ様のＧＴ－Ａです。
水温の問題で１度全開しては３０分休憩してを繰り替えてしておりますが、極めて残念な感じのパワーです。
只今、ブースト１，５㌔で３１９，８ｐｓです。
インジェクター最大開弁率も７９％で実際に全然エンジンに燃料が入っていかずに、パワーが出ていない感じです。

高い水温、燃料を要求しないエンジン本体、こういう時は無理するとブローするので、無理せず無事にお客様に納める事を考えようと思います。

冷えたらもう一度計測してみようと思います。

Ｄａｉ

Ｔ社長のエボ８です。
純正ＥＣＵ書換えでＧＴⅢＲＳタービン＋８００ｃｃインジェクターをセッティングしました。
純正エアフロの為、吸気抵抗が非常に大きくサクション負圧によるコンプレッサーハウジングの温度上昇も懸念して、なるべくブースト圧を上げずに最大出力を向上させる様にセッティングしました。結果を以下に記載します。

ブースト圧１，６㌔時

最大出力５１１，９ｐｓ（ダイナパック換算４４５ｐｓ）

インターセプトは３８００ｒｐｍで低回転域から非常にリニアにブーストとトルクが立ち上がり、頭打ち感無く８０００ｒｐｍまで一気に吹け上がる理想的なエンジン特性に仕上がりました。

この後実走行でさらなるチェックを行います。

Ｄａｉ

皆様おはようございます！
昨日は初心忘るべからずと言う事を再認識させられ、スイングバルブのイニシャルセットがターボ車のセッティングの基本と言っても過言では無い事を思い知らされたエボ８のセッティングを再開です。
アクチュエーターロッドのプリロード調整を絶妙な所に持っていき、ＥＶＣ６の電源ＯＦＦ状態で１，０㌔になる様にセット、これで理論上ＥＶＣ６ＩＲで２、０㌔オーバーまでブースト圧を変更出来る事になりました。

プリロード調整後は３５００ｒｐｍでインターセプトしてとても低回転からブーストが立ち上がり２，２Ｌ＋ＧＴⅢＲＳの組み合わせの良さを再認識しました。
一先ずブースト１，３㌔で計測してみました。
最大出力４３３，８ｐｓ（ダイナパック換算３７７ｐｓ）です。

今回カムシャフトはアイドリング領域の安定性と高回転域での燃焼室内の残留ガスが残りづらいようにＩＮ２６０°/ＥＸ２７０°というエンジン仕様になっております。

この後、もう少しブーストを上げていきますが、やはりカルマン式のエアフロでこのぐらいからの高出力化はサクション負圧が非常に大きい様で全開中の吸気温度の上昇が著しい傾向にあります。

チューニングって本当に奥が深いですが楽しいです！＼(^o^)／

Ｄａｉ