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『最善か無か』

このキャッチコピーの意味を深く考えたとき、Ｗ２０１
Ｗ１２４・Ｗ１４０の３車種が僕の頭には浮かびます。

そんな中でもこのＷ１４０という、まさに『戦艦』という
言葉が相応しいＳクラスの『Ｓ６００Ｌ』通称エスロク！



Ｖ１２の６０００ｃｃという排気量から３９４ｐｓ/５８キロという性能発揮します。（後期型）

車両重量が２，１ｔもあるので今では劇的な速さはありませんが、それでもＣＴ系の
ランエボのノーマルと２００ｋｍぐらまでの加速なら同等です。

走行フィーリングはもう自動車ではありません！

『走る耐火金庫』です！（爆）

足が柔らかいとか重たいとかそういうことを言いたいのではなく、エンジンから出される
力がミッション→プロペラ→リヤデフ→ドライブシャフト→タイヤと伝達されて動いている
にも関わらず加速のフィーリングが帆に風を受けて進む帆船のイメージなんです。

そりゃあ、スタートからアクセルを床まで踏めば２，１ｔが有り得ない初速で飛び出します。（笑）

しかしそんな運転はこの車には似合わず、２０００ｒｐｍも回せば流れをリードする高トルクの
性能を生かした、ゆったりな走りが似合います。

外の音は危険なほどに、殆ど聞こえてこず車内は体感した事が無いほどの静けさに包まれます。

Ｅｃｏの時代に相反する車ではあります、１５年たってもまったく色あせない個性を発揮する趣の
ある車って中々ありません。

僕がリスペクトする車の一台を今日は紹介しました！

＞Ｄａｉ