皆様こんにちは!20代の御新規様のS15です。
チューニング済みの中古車を2,3ヶ月前に購入され、先日初めて高速道路を走った際に突然エンジンルームがオイルだらけになってしまったという事で点検で入庫されました。
点検するとエンジンオイルレベルゲージが抜けかけており、そこからクランクケース内のエンジンオイルが少し噴き出した様でした、油量はほぼ減っておらずゲージで見る限りは吹き出した量は100ccも噴き出したどうかと言う感じでした。
しかしお客様からのヒアリングでは『アイドリングでエンジンが震える』という事も仰られているので、コンサルトを使用して各気筒のパワーバランスを見てみると2番シリンダーの変化率が他の気筒に比べて少ないので、『エンジンコンプレッションチェック』も実施する事にしました。
No1シリンダー
No2シリンダー
No3シリンダー
No4シリンダー
エンジンオイルが噴き出した後、アイドリング状態からアクセルを軽く踏むとエンジンチェックランプが速いスピードで点滅すると言う症状も出ているという事で、このクルマのセッティングハードのパワーFCにパソコンを接続して、センサー類の点検を。
パワーFCに置いてエンジンチェックランプ速度の速い点滅はノッキングの場合が多く、各種ワーニング設定を確認しました。
お客様の言われている条件でアクセルを何度も踏み返すと、停車中にも関わらずノックレベルがワーニング設定値を超えています。通常はありえません。
上記の点検内容からかなりの高い確率で2番シリンダーのピストンのタナ落ちが推測できます。
ノックセンサーはエンジンのある特定の周波数の微振動を感知するモノなので、2番シリンダーで起きている異常が何かしらノックセンサーに反応を起こさせているものと思われます。
チューニング済みの中古車を購入された方、これからチューニング済みの中古車を買われる方はリスクを十二分に考え、購入後には現車セッティングのやり直し、4輪アライメント、エンジンコンプレッション事前のチェックをおススメします。
今回のS15のお客様はエンジンオーバーホールor中古エンジン載せ替えの二択となり、安く見積もっても50万円からの修理費用となり、車両購入直後のこの修理費用は精神的にも財政的にもダメージは大きいモノとなりました。
クルーズでは他社チューニング車両や、チューニング内容不明の車両も修理点検を行っておりますので、気軽にお問合せ下さい。
ただし、時間だけは本当に猶予をもってお預けください。
Dai
TE37ソニックにSLモデルが! カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2019/06/28 11:41:05 |
![]() |
デモカーGT4頑張ってます! カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2017/03/29 23:25:33 |
![]() |
十勝三番勝負 1999.12 オートワン誌 掲載 カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2013/06/13 18:01:30 |
![]() |
![]() |
CRUISEツインエア (フィアット 500 (ハッチバック)) 定番で故障するデュアロジックの修理教材として購入致しました。 通勤に快適で可愛い50歳 ... |
![]() |
CRUISEヤリス1号車 (トヨタ GRヤリス) 十勝スピードウェイをメインにスポーツ走行で楽しい仕上がりを目指しおります。 1号車は走 ... |
![]() |
CRUISE595! (アバルト 595 (ハッチバック)) 個人的に欲しかったアバルト595の右H/黒/5MT! 黒←ここ大事です。(笑) 新車を ... |
![]() |
スズキ ジムニーシエラ 北海道と言う地域柄非常に台数の多いクルマですからターボ化を検討されるユーザー様も結構いそ ... |