R35のキャリパーオーバーホールのリヤです。
洗浄する前の状態です。
良く見るとリヤは一部ダストシールが溶けてピストンに噛み込んでます。
この状態が長く続くとピストン錆び→動き悪化→引きずり→キャリパーボディー傷となります。
こちら洗浄後のキャリパーボディーです。
ハウジング内部も新品状態までクリーニングしてます。
リヤは4ピストンなので合計8個のピストンを交換します。
フロントのピストンはローターの回転方向に合わせて異径のピストン3種類が使われていますが、リヤのピストンは8個とも同じモノを使用します。
エンジンのアッセンブルももちろん気を使いますが、ブレーキキャリパーのアッセンブルはそれ以上かもしれません。
完成したリヤブレーキキャリパーです。
それにしても今日は暑かったですね!(--〆)
クルーズ マネージャー Dai
皆様おはようございます!
今朝はR35の純正ブレーキキャリパーのO/H作業からです。
2007y発売当初は素晴らしいブレーキシステムと言われてましたが、それも結局はストリートだけでの話。
シビアコンディションでスポーツ走行される方には完全に役不足なシステムをある事が露呈しました。
この傾向もサーキットでタイムが出ている人ほどホームストレートでの終速が高い為ブレーキの負担は大きくなります。
またフェードの起きないパッドを装着している方ほどブレーキシステムは高温になり、ダストシール溶損、キャリパーピストンシール劣化、キャリパーピストン変形異常摩耗(かじり)が発生します。
写真だけ見るとまるで新品のキャリパーの様ですが、仕事は何事も下準備8割本番2割と言う様にO/H作業に入る前に徹底的な洗浄を実施してから作業に入るので、シールやピストンを交換した後はまるで新品の様に見えます。
シビアコンディションで使用されているユーザー様は最終的にはキャリパーが応力から剛性が低下し、『開いてくるという』状況になり、ピストンやシールキットでO/Hしてしっかりエア抜きしても、一度目の踏み込みの際にペダルが深い症状に見舞われキャリパー交換となります。
ブレーキは長く永年使うモノだからこそ、R35に乗られている方々は最低でもマメなブレーキフルード交換とPAD&ローターの摩耗状況のマメな点検をお願い致します。
クルーズ マネージャー Dai
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