
皆様おはようございます!
今日はGRヤリスでのスポーツ走行時にとてもオススメのアイテムをご紹介させて頂きます。
今回ご紹介するのはGRヤリスの『4WDセンターデフコントローラー』です。
実はシャーシダイナモでの現車セッティング中にも気になっていたのですが、リヤデフと一体となすトルク配分をコントロールしているこちらのセンターデフ。
ノーマルのAWD・ECUの制御場合、この部分の温度が100℃を越えたり想定外の高負荷な出力がエンジン側から出力されると、センターデフはフリーとなり100%FFの状態になってしまうんです。
これはシャーシダナイモでも感じられる現象が出ていて、セッティング開始5~10分はしっかり4WDなのですが、それ以降でスロットル全開で7000rpmまで回そうとすると5000rpm前後で急にFFになってしまいセンターデフがフェールセーフ状態になる事が確認されていました。
これはR35GTRでも同じで連続でローンチコントロールを使ったロケットスタートを行ったりシャーシダナイモ上で長時間全開していると『4WDクラッチ高温』と警告が出てFRになってしまうのと同じような状況です。

そこで今回ご紹介したいのが、こちらの4WDコントローラーです。
トランクルーム内の純正4WD・ECUと交換して突然FFになってしまう様な、思わぬ挙動変化を未然に防ぎ安全にスポーツ走行を可能にする為のスポーツ4WD・ECUと言えるアイテムです。
取付けは純正のAWD・ECUを取外しカプラーONで装着が可能です。
純正同様センターデフが高温になった時のフェールセーフ機能も持ち合わせており、そこの閾値の変更も自由自在です。
純正だとイキナリFFになってしまうのですが、徐々にソレノイドバルブの電流値を下げていくなど
様々な工夫がなされています。

こちらのスポーツ4WD・ECUを装着しても純正のセンターデフのモード切替は使用可能です。

ただ内部のMapを自由自在に書き換え可能な為、車速0kmの状態から50:50の状態にしたり!

ゼロにしたり!

オプション機能を使って、2WDのバーンアウトモードにしてドライホップでフロントタイヤを温めたりと使い方は遊び心満載です。

金額などはまだ決まっておりませんので、分かり次第またブログの方で紹介します。
それでは本日もよろしくお願いいたします。
クルーズ マネージャー Dai
Posted at 2022/03/03 12:05:41 | |
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