2022年02月27日
来月3月12日、JRを始め全国の私鉄の多くでダイヤ改正が実施されます。
まだ東武、西武、東急あたりが出ておりませんが、ここでは私が思いっきり使う青梅線の話を。
今回の大きなトピックは、特急おうめ3号の繰り上げと五日市線・八高線からの中央線直通列車の廃止でしょうか。
前者は元々前回の改正時に30分ほど繰り上げられた奥多摩行きの終電に接続できてないという致命的な欠陥を解消すべく(よほど苦情が多かったのか)、列車自体を15分繰り上げて、その列車が立川を出発した後に奥多摩行きの終電が雁行するダイヤに変更されました。
従っておうめ3号に乗っても奥多摩行き終電に乗り換えられるという事にはなります。
後者は八高線におけるワンマン運転の開始が影響しています。
既にそれに対応した編成(主に中央・総武緩行線のお下がりを改造した車両)に変わっており、それ以外の編成の乗り入れを取り止めることになったためです。
これは相模線における横浜線乗り入れ取り止めも同様なロジックですが。
ちなみに、それまで八高線・五日市線に乗り換えていたダイヤはそのまま青梅発着に変更されます。
そのため、休日7時台の青梅特快も高麗川・武蔵五日市発から青梅発に変更されることから、何と休日の青梅特快が6時台から毎時青梅発となります。
青梅線ユーザーからすればそこそこメリットのあることでしょう。
その分、八高線・五日市線ユーザーにはとばっちりが来ますが。
で、平日の朝。
そこそこ変わっています。
改正前にあった、立川6時50分発の奥多摩行き4両編成が青梅始発(7時29分発)に変更され、立川→青梅間でその分のダイヤが減ります。
あとは上りにおいて奥多摩及び御嶽発立川行きのダイヤが変更され、青梅発基準で付け替えがあるのと、御嶽発が1本削減されます。
宮ノ平以西のユーザーはきちんと把握しておかないとイタイ目に遭うことでしょう。
上記以外を視る限りは、1~3分程度の時刻変更がある以外はダイヤの根っこが変わった印象はありません。
休日に走るホリデー快速おくたま号・あきがわ号も存続します。
今後は河辺駅におけるホーム増設工事の進捗具合でしょうか。
これができれば河辺発着の本数を増やして、東青梅駅東側のポイント設置による東青梅駅の現下りホーム廃止(いわゆる単線化)と青梅駅のホーム増設及び延長工事などに本格的に着手することでしょう。
ただでさえ、青梅駅では線路のカントを弄って1番線の奥多摩方でホームと車両に地方ローカル線並みの段差ができていますし、1・2番線の立川方では今まであった延長工事のためか「遊び」の部分が無くなり、撮影が困難になっていますし。
今回もそこそこインパクトのある改正になったなとは思うのです。
これからは、残り少ない、武蔵五日市駅および高麗川駅での「青梅特快(快速) 東京」と、下りの「(快速)箱根ヶ崎 武蔵五日市」および「(快速)高麗川 武蔵五日市」を撮りに群がるのが増えるんでしょうね。
後者は中央線ユーザーからすれば「富士山・河口湖行き」に並ぶ、寝落ちしたら地獄が待っているものではありますし。
Posted at 2022/02/27 06:31:39 | |
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