0泊2日(車中1泊)の日程で。
公休日の月末は午前中に新しい補聴器を受け取りに横浜まで行き一旦帰宅しました
往路は乗っていた青梅特快が武蔵小金井通過中にヒトと接触して東小金井で打ち切りとなってしまい、復路は補聴器の保証書などが入った紙袋を危うく横浜線に置き忘れかけるという要らぬミラクルがありまして。
で夜改めて出発して青梅線に乗り立川から特急あずさに乗って新宿へ。
そしてバスタ新宿からこれに乗りました。
グランドリーム金沢1号金沢工業大学行き。
久方ぶりに夜行バスに乗り込みました。
同じバスタ新宿から乗ってきた前の席の登山おばさんが思いっきり席を倒してきて足元がきつくて仕方ありませんでしたが。
で、出発と同時にハイドラ!も起動させました。
バスは関越道に入って上里SAで休憩し、藤岡から上信越道へ入り、長野県内(恐らく東部湯の丸SA)で乗務員が交代し、以後時間調整を兼ね数ヶ所で休憩をしながら進み、上越JCTから北陸道に入ってこれまた数ヶ所で休憩して、4時過ぎにこちらに到着しました。
有磯海(ありそうみ)SA。
ここでは客も降りられましたので私も降りて思いっきりカラダを伸ばしました。
出発して富山ICで北陸道を一旦降りて富山駅に停車。
半数以上が降車したみたいでその中に前の席の登山おばさんも含まれていました。
電鉄富山から快速急行立山行きにでも乗ったんでしょうね。
大半の客を降ろしてバスは出発し、富山ICから再び北陸道に入り倶利伽羅峠を越え金沢東ICで北陸道を降りて金沢駅に到着し、客を降ろしたあとにバスは金沢工業大学へ出発していきました。
そしてハイドラ!も終了させました。
(久しぶりの鼓門)
まずは在来線の自動券売機で入場券を購入して在来線のホームへ。
武生行きと七尾行きを見送って連絡改札を経由して新幹線ホームへ出て富山行きつるぎ700号を見送って新幹線改札で出場。
入場券は無効措置を施していただいて持ち帰り。
続いて在来線の自動券売機に行き交通系ICカードのチャージ祭りを敢行。
その最中に若い女性がモバイルSuica(林檎)を券売機でチャージしていました。
・・・金沢でもチャージできるんだ。
チャージを終えて駅前のスタバで朝ご飯。
スタバカードやマグカップの金沢バージョンには食指も動かなかったのですが。
店を辞して、手持ちのtotraで入場しこれに乗り込みました。
七尾行き521系100番台4両編成。
七尾線の電化以来走っていた415系(113系に485系の交直流機器を載せ替えた形式変更もの。もっと言うと113系の脚回りを485系に組み込んで183系にしましたが)の置き換えとして投入されました。
写真のはIRいしかわ鉄道所有の編成。
将来を見越してなのかも知れませんが。
金沢に到着して約90分で出発してIRいしかわ鉄道森本駅へ。
こちらでもチャージを敢行。
金沢駅と同タイプの券売機でしたので試しに手持ちのモバイルSuica(非林檎)でやってみたらできました。
続いてこれに乗り込みました。
富山行き413系3両編成。
あいの風とやま鉄道に4本在籍するうちの1本でJR西日本時代の北陸標準色塗装車です。
車内はJR(もっと言えば国鉄)そのままのボックスシートがあり、足まわりもそのままでまるで国鉄の頃に舞い戻る感覚でした。
倶利伽羅の峠を越して富山平野を東に向かってこちらに着きました。
富山駅。
隣の乗り場にはその先へ行くこれが在線していました。
泊行き413系「とやま絵巻」。
高岡を先に出発して時間調整を兼ねて30分近く停車してから出発していきました。
その後通過した貨物列車は富山を根城としているEF510の500番台(要は北斗星塗装)が牽引していたという。
ちなみに富山駅では数匹の撮り鉄がいて中には黄色い点字ブロックの"外側"でファインダーを構えるヴァカもいまして。
・・・アンタみてえのがいるから撮り鉄はクズ扱いされるんだよ、わかんねえか。
そのあとキハ85系特急ひだ名古屋行きを見送ってtotraで出場して、自動券売機に向かいICカードチャージ祭り第2弾を敢行していました。
で、駅を一旦辞しまして北に歩を進め北日本放送(日テレ系列)の放送会館を横に視てこちらに。
富岩運河環水公園
土曜午前中の穏やかな空気の中こちらに。
スターバックスコーヒー富山環水公園店
SNSなどで「世界一美しいスタバ」とされているそうです。(事の真偽はともかくとして)
ここでOne Moreを発動すべく、朝の金沢でのレシートを出しましたら、店員さんに軽く驚かれましたけど。
残念ながら運河に向くカウンター席は空いておらず、逆側(レジ側)に向く席でコーヒーを飲みつつ気を落ち着かせていました。
で、店を辞して再び富山駅に戻ると、自由通路でイベントの準備が行われていたようでして。
で、みどりの窓口でとぐろを巻くように並んでいるヒト達を横目に在来線改札(あいの風とやま鉄道)と新幹線改札(JR西日本)の間の通路を抜けてこちらに。
とやマルシェ内の西町大喜
迷わずこれを発注。
中華そば。
富山名物のブラックラーメンをいただきました。
パンチの効きすぎる黒いスープに、絡み合う太麺に、肉厚のチャーシューに、とどめはブラックペッパーに・・・。
美味しくいただいて店を辞すと、数件隣の回転寿司屋には長蛇の列。
そこまでして食べたいんですね、富山の寿司を。
とりあえず土産物を見定めつつ、富山地方鉄道は富山駅電停へ。
富山は路面電車の街です。
そしてJRからLRT化していた富山港線も2020年春に運営会社が統合されて、運行も一体化して、それぞれバラバラに設けられてた富山駅の電停が一本化されました。
在来線及び新幹線の改札からシームレスに電停につながっています。
ここまで徹底しているのは他の都市には無いでしょう。
広島がこれに近づくようになるとは聴いていますが。
それにつけても駅界隈ではえらいヒトが並んでいました。
聴くところでは「バッカスとやま2022」という日本酒のイベントが富山駅の自由通路と南広場で行われていたそうで、なんで警備員が踏み切り付近に立哨しているんだろうとは思いましたが。
で、富山地方鉄道電鉄富山駅に向かい、手持ちのecomyca(富山地方鉄道独自のICカード)にチャージして改札を通過したら、いかにも昭和の堅物みたいな(もっと言えば定年上がりの再雇用みたいな)駅員に”叱られ"ました。
・・・そうだ田舎の鉄道(あえてこのニュアンス)は出発5分前にならないと入れてくれないんだったんだ。
で、改めて改札を通過してこれに乗り込みました。
岩峅寺(いわくらじ)行き。
富山地方鉄道オリジナルの車両で、昭和52年日本車輌謹製だそう。
車内は昭和の香りしかしませんでした。
そして重苦しい抵抗制御のモーター音を唸らせて出発し、上下左右に揺れる地方鉄道的な乗り心地をお見舞いされつつ、こちらに。
南富山駅。
ここの若い駅員は低姿勢で丁寧でした。
ここから路面電車(富山市内線)に乗りかえて市内中心部で銀行巡りをしてからこれに乗り込みました。
富山港線直通岩瀬浜行き、旧富山ライトレール車の0600形
富山駅をスルーして北に向かってこちらに。
岩瀬浜電停。
JR時代の面影は全く無く簡素な終端駅ではありましたが。
乗った列車で富山駅に戻って、こんどは昭和以来の路面電車に揺られてこちらに。
富山大学前電停。
一本見送ってまた昭和以来の車両に揺られ、富山駅一つ手前の新富町電停で降りてこちらに。
とんぺい。
富山では知る人ぞ知る居酒屋みたいで、開店前の長い列ができ16時の開店同時にほぼ満席になりました。
私は開店50分くらい前に着きましたがもう先客は1組いましたし。
で、まずはこれを。
お通し2品(たしかこれで230円位)。
美味しいの一言。
普段絶対に手を付けない茄子やキノコ、さらにはキクラゲもペロッと行けてしまうと言う。
ちなみにお通し無しと申告すれば出てこないみたいでして。
(その手があったか)
そして、この店の名物メニューを発注。
牛ほほ肉の煮込み
牛ほほ肉のやさしい味と胡椒がピリリと効くというまさにこの店でしか味わえない逸品ではありました。
ちなみにここのチューハイはきちんと焼酎と炭酸で割っていて、こっちと比べると味も濃くかつ焼酎が効いているのです。
そこそこ酔いました。
1時間くらいで会計をすると、ドリンク3品、フード3品(一品+お通し)で2300円くらい。
安い。うまい。また来たい。
そして富山駅に戻ってとやマルシェに行き、先ほど目を付けていた氷見のうどんと八尾のそばにそばつゆをカスタマイズしてお土産に購入し、さらに富山の水を買い付け、家人向けには宇奈月ビールを。
そして、手持ちのSuicaを改札にかざして入場し(要は新幹線eチケット)、少し待合室でガチャガチャやってからホームへ。
これに乗り込みました。
かがやき514号東京行き
とその前に新幹線ホームで待っていると、在来線ホームにはこれが。
413系一万三千尺車
あいの風とやま鉄道のダイニングトレインだそう。
中々はお値段はしますが。
そしてかがやき514号が金沢から到着したので乗り込み列車は一路東京へ。
ひたすらトンネルばかりの中疾走し(おかげでWiMAXは圏外)、関東平野に出て熊谷を通過してからトイレに立ち用を済ませてから席に戻ろうとしたら扉の窓の向こうに大きな花火。
しばし見とれていました
どうやら鴻巣の花火大会だったそうで、今年上から下まできちんとみた唯一の花火でもありました。
そして大宮で降車して、あとは見慣れた車両群に揺られて帰宅しました。
久しぶりに北陸、特に富山を堪能してきました。
やはり富山地方鉄道の車両より高いホームが違う意味でパンチが効いていました。
これ慣れてないとつまずくなぁ・・・と。
金沢は?となりますが、あくまでも富山の「ついで」でしたので。
そうでなければもう少し滞在するでしょうし。
今度は北陸新幹線が敦賀に伸びる直前くらいに、連泊して回りたいものです。
なんせ福井の嶺北地方は鉄道では未踏なのです。
新快速が敦賀まで延伸した半年後くらいに敦賀には行っているのですが。
あと幼なじみ仲間のドライブでまだ上信越道が開通していなかった頃金沢から北陸道を米原経由で帰ったときに嶺北地方自体は通過していますが。
何とかして福井鉄道とえちぜん鉄道には乗りたいものです。
そして福井駅でチャージも・・・。
金沢は金沢城や兼六園、近江町市場やひがし茶屋街よりも北陸鉄道の石川線と浅野川線、さらにはJRの七尾線になります。
なにせ金沢駅から各スポットまでことごとくバスですものね。
(近江町市場でも徒歩でビミョーな距離ですし)
不便で仕方ないわと。
それにつけても、買ってきた氷見のうどんと八尾のそばが家族には意外と好評でした。
富山ですとます寿司やえびや塩辛も有名みたいですが、私食べませんしそういうのはお土産から除外していますので。
ちなみに北陸の都市で住みたい街は?と聴かれたら迷わず富山と答えます。
色んな意味でちょうど良いですし。
ま、東京で言うと「5」と「7」の系列局はないですので、そこは棄てる形にはなりますが。