ども、、
えー、本日も、古(いにしえ)の真空管式ラジヲと行ってみましょー
( ̄o ̄ )ノいってみよー!
ということで、懐かしの、
七欧通信機(ナナオラ)の真空管ラジオから、
「5M-27」であります。
発売
は昭和32年(1957年)、当時の定価は
現金正価8400円、大手メーカー品と比べて、当時の資料等が極端に少く、その他詳細は一切不明であります。
( ̄^ ̄)b
ラジオのサイズは
幅230mm×高130mm×奥120mm、スピーカーを中央に配した
(゚□゚) って感じの面構えは愛嬌タップリで、ポンコツロボットwみたいなお顔がキャラ立ちまくりでありますw
中央の
「Nanaola」のロゴマークも無暗やたらと豪華そうで最高でして、左側のツマミが電源スイッチとボリューム調整、右側か選局となっております。
(⌒∇⌒)ノ
手提げ金庫のやうなw素晴らしいデザインですが、実はこのカタチ、以前にアップ済みの
米国ゼニス真空管ラジオR-511Rから、まるパクリされたデザインなのでありましたw
(`・ω・´)
「Model R-511R」の発売が昭和30年(1955年)で、今回のラジオの発売が昭和32年(1957年)ですので、まー、そうは言っても、今ほど世知辛くもなく、おおらかで良い時代だったと思いますよねー
使用真空管は
mT管(12BE6-12BD6-12AV6-35C5-25MK15)、自社製の
4インチ・パーマネント・ダイナミックスピーカーを駆動させております。
ということで、今回もメルカリで見つけた格安のジャンク品から当方でレストア、電源は入るけど音は何も聞こえないと云う、
超ボロボロのラジオでありますた。
( ̄ー ̄)σ
早々に到着したラジオのレストアの開始となりましたが、プラ製の筐体は、全体に汚れがこびり付いている程度で、クリーニングだけでなんとかなりそうな感じであります。
ヾ( ̄  ̄ )
ボロボロの筐体は、完全に分解して換気扇クリーナーで強力洗浄後、1000番程度の耐水ペーパーで下地を均し、ピカールで磨きだして
鏡面処理と行ってみますた。
(*´・д・)σ
続いてシャーシは、
「電源は入るけど・・」ということでしたので、とりあえずスイッチを入れてみましたが、確かに、オクの説明どおりでウンともスンともモノを言いませんw
( ̄^ ̄)b
そんなわけで、目視とテスターでチェック開始でありますが、結局、スピーカーに接続した
出力トランスの断線が原因でして、早々に中古良品に交換であります。
これで無事に音出しに成功、あとは、電源ケーブル・ペーパーコンデンサ・バリコンゴムなどを交換、IFTを455KHzに調整してやって、シャーシのレストアは完了であります。
(`・ω・´)キリッ
最後に動画もアップしてみましたが、さすが、老舗真空管ラジオメーカーの製品ですよねー、とても良い音で鳴っております。
( ̄ー ̄)σ
さて、
七欧通信機株式会社(ナナオラ)というメーカーは、
1924年(大正14年)に設立され、戦前はラジオの製造では国内トップのシェアを誇っていた、由緒正しきwメーカーでありました。
しかし、
1957年(昭和32年)に、業績の悪化により東芝の傘下となってしまい、ナナオラブランドの真空管ラジオは、昭和32年で、すべて生産中止となってしまいました。
その後、1965年(昭和40年)頃までは、ナナオラ
「NRC」ブランドのCBトランシーバやクロックラジオなどの製品が散見できましたが、いつのまにやら消滅してしまった模様であります。
(´・ω・`)
ささ、ということで、今週も始まってしまいましたけど、
ま、ぼちぼち、頑張って行ってみましょー
でわでわ、、
※写真はクリックで拡大します。
Posted at 2024/04/15 20:26:12 | |
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