ども、、
えー、本日も、古(いにしえ)の真空管式ラジヲと行ってみましょー
( ̄o ̄ )ノいってみよー!
ということで、東京芝浦電気の卓上式ツースピーカーラジオ
「かなりやPS」 5YC-556であります。
「かなりやPS」と云う名称のラジオは、
昭和33年に発売された初代モデル
「5LQ-218」も存在しますが、今回は、後年になって発売された二代目モデルとなります。
(`・ω・´)
発売は
昭和37年、当時の定価は
6300円、東芝の卓上式ラジオの中では、比較的後期のモデルでして、人気の「かなりやQ」の2スピーカー版と云った感じでありますよねー
( ̄▽ ̄)b
フロント中央をクリアパーツで覆ったキャビネットは直線基調のスッキリとしたデザインで、アイボリーとネービーブルーのツートンカラーも、とても良い雰囲気であります。
(⌒∇⌒)ノ
左右に
3.5インチ・パーマネント・ダイナミックスピーカーを配した堂々とスタイルなのですが、スピーカーが二個付いていると云うだけでして、当然のように
モノラル再生となりますw
サイズは、高さ(約13cm)×幅(約40cm)×奥行き(約9cm)と、ツースピーカーモデルの中ではかなり小型のサイズとなりますが、やっぱり邪魔な横幅ではありますよねーw
( ̄ー ̄)σ
ダイヤルツマミは、左端から電源スイッチ兼ボリューム調整、バンド切替えスイッチ、チューナーとなっており、整然と並んだツマミもなかなか良いものであります。
( ̄◇ ̄)ノ
使用真空管は、
12BE6-12BA6-12AV6-30A5-35W4と一般的なもので、所謂(いわゆる)、5球式スーパーと云われるラジヲであります。
(⌒∇⌒)ノ
あと、面白いのは、左右に装備されたスピーカーが、超薄型の
トランジスターラジオ用になっていると云うことでありまして、如何にも、真空管ラジオ晩年のモデルと云う感じでありますよねー
そんなわけで、今回もオクで見つけた
格安(2100円w)のジャンク品から当方でレストア、恐ろしくて電源の投入もしていないwと云う、
超ボロボロのラジオでありますた。
また、プラスチック製のキャビネットには、上面に
タバコの焦げのやうな傷が盛大に入っており、、
ツマミの飾りも一個紛失、ひどく汚れて埃まみれの悲惨な状態でありました。
到着したラジオのあまりの酷さに、部品取りにするつもりだったのですが、電源を入れてみると、
綿埃のシャーシの上で真空管が点灯、
一生懸命受信しているではないですくわ
w( ̄o ̄)w オオー!
せっかく鳴っているラジオを部品取りなんかにしちゃうと、絶対に、もったいナイおばけwが出てきますしw、そんなわけで、プラ製の筐体の大レストアの敢行となりますた。
(⌒∇⌒)σ
とりあえず、ヤニと汚れで真っ黒の筐体に換気扇クリーナー攻撃、あとは、300番の荒目から1500番くらいの細目までのサンドペーパーで、ひたすら表面の傷を削り取って行きますw
( ̄^ ̄)b
最後にピカールで磨きだしてパフがけを行って艶を復活、紛失していたツマミはジャンクボックスから他の「かなりや」のモノを流用、
擦れた「Toshiba」マークは自作でカールで再現fしてみますた。
メカ的には、ACラインのコンデンサと電源ケーブル、バリコンゴム、スピーカーケーブルを交換してスイッチを投入、とても良い音で鳴っておりますが、なぜか
パチパチとノイズが入ってしまいますw
早速、オシロで波形を見ながらチェック開始となりましたが、結局、ノイズの原因は、電解コンデンサーのA-B間に入っている
「1KΩ」の抵抗の不良でありました。
(`・ω・´)
そんなわけで、この抵抗を金属被膜抵抗に交換、ついでに、故障率の高いヒーター回路に入っている突入抑止用の
「30Ω」の抵抗も、セメント抵抗に交換であります。
( ̄▽ ̄)b
あとは、残りの
ペーパーコンデンサーを数個交換、
エーシング(慣らし運転)と行ってみたのですが、例によって、どうやっても、ボシュームが絞り切れなくなっておりました。
( ̄^ ̄)b
早々に
新品のスイッチに交換となりましたが、現在入手可能なスイッチは軸が短いため、アルミパイプで軸を延長、先端部分は不良品から切り取って移植しておりますw
そんなわけで、やっとこさの動画もアップとなりましたが、音声に歪みもなく、とても良い音なのは、さすが、ツースピーカーと云ったところでありますよねー
( ̄◇ ̄)♪
ささ、ということで、まだまだ暑い日が続きますけどw
ま、ぼちぼちと、頑張って行ってみましょー
でわでわ、、
※写真はクリックで拡大します。
Posted at 2018/08/28 19:55:28 | |
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