ども、、
えー、本日も、古(いにしえ)の真空管ラジヲと行ってみましょー
( ̄o ̄ )ノいってみよー!
ということで、
三洋電機(サンヨー)のFM付真空管ラジオから
「FM-201」であります。
発売は
昭和39年(1964年)、当時の定価等は不明ですが、サンヨーが国内向けに販売した真空管ラジオとしては、かなり晩年のモデルとなります。
( ̄▽ ̄)b
また、FMが聞けるラジオとしては、トランジスタラジオよりも割安だったと云うことでしょうか、かなりの台数が売れた模様でして、今でも、国内オクなどては頻繁に見かけますよねー
サイズは、幅400mm×高140mm×奥130mmとかなりコンパクトなサイズで、二台目以降のパーソナルユースも意識されたデザインでありました。
( ̄ー ̄)σ
キャビネットの材質はプラスチック製、スピーカー部分の
「FM☆AM」の金バッジも誇らしげでして、ブラックのカラーリングも、とても落ち着いて良い感じであります。
(⌒∇⌒)ノ
ダイヤル中央を横切る、スケールも兼ねたブラックの飾り帯が特徴で、フロント右前面をクリアパーツで覆ったキャビネットは、直線基調のスッキリとしたデザインですよねー
(`・ω・´)キリッ
三つ並んだツマミは、左から電源とボリュームスイッチ、バンド切替、チューナーとなっており、整然と並んだツマミも、なかなか良いものであります。
( ̄◇ ̄)♪
使用真空管は
(17EW3-12BE6-12BA6-12AV6-50C5)、真空管ラジオ晩年のモデルと云うこともあって、整流はセレン整流器ではなくて、信頼性の高い
ダイオードが使用されておりますた。
今回も
オクで格安で入手、出品者サン曰く
「電源はつきますが、ラジオは受信しませんでした。そのためジャンク品として出品します。」と云う、
ボロボロのラジオでありました。
と云うことで、早々に到着したラジオのレストアの開始となりましたが、プラ製の筐体は大きな割れや欠けもなく、クリーニングだけでなんとかなりそうな感じであります。
( ̄ー ̄)σ
汚れて埃まみれのキャビネットは、透明パーツなどを外して完全分解、換気扇クリナー攻撃の後に、ピカールで磨きだしてパフがけを行って艶を復活、
鏡面処理と行ってみますた。
( ゚∀゚)ノ
シャーシは、簡単なチェックだけ行って電源を投入してみましたが、確かに、
ブーンと云うハム音がするだけで、なにも受信していない感じであります。
( ̄^ ̄)b
暫くガチャガチャと弄り回しておりましたが、結局、バンド切替スイッチの接触不良が原因でして、
「KUREエレクトロニッククリーナー」を吹きまくってwなんとか復活となりました。
あとは、見た目は綺麗でも不良率が高くて信用できないwこの時代の
オイルコンデンサーも全て交換、主なペーパーコンデンサーと電源ケーブルを新品に交換であります。
結局、これだけで大きな音で快調に受信を初めてくれまして、あとは半日ほど
エーシング(均し運転)を行って、
とりあえず無事にレストアは終了であります。
( ̄▽ ̄)b
そんなわけで動画もアップ、懐かしの楽曲は
AMトランスミッターで飛ばしてやって再現してみますたが、如何にも白物家電メーカー製のラジオらしい、万人受けする良い音で鳴っておりますねー
ささ、ということで、寒さも厳しくなっておりますけどw
ま、ぼちぼちと、頑張って行ってみましょー
でわでわ、
※写真はクリックで拡大します。
Posted at 2021/01/19 22:37:20 | |
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