ども、、
えー、本日も、古(いにしえ)の真空管式ラジヲと行ってみましょー
(Y)o\o(Y) フォッフォッフォッフォ...
ということで、
米国ストロンバーグ社(Stromberg-Carlson Co.)のラジオから、
「Model1000-H」であります。
発売は
太平洋戦争が勃発した昭和16年(1941年)、こんなモダンなラジオを普通に製造してしまう米国電機メーカーって、そりゃまぁ、ケンカしたって勝てるわっきゃないですよねーw
サイズは
幅345mm×高205mm×奥210mm、最新の射出成型技術で製造された複雑な造形は、所謂(いわゆる)
「MID CENTURY DESIGN」と云われる、流行のデザインスタイルとなります。
筐体は分厚い
ベークライト製、回転式のダイヤルを備えた直線基調の筐体に、緩いRを描いた天板を組み合わせたデザインは、とても素敵でありますよねー、
( ̄◇ ̄)♪
使用真空管は、
ロクタル管(14A7-14Q7-14A7-14B6-35A5-35Y4)の6球で、
「14Q7」の前段に
「14A7」で高周波増幅を行う、所謂、
「高1中1」構成のラジオとなります。
8ピンの
「14××」型番と云う、日本ではほとんど知られていない戦前のとても珍しい球が使われており、
5インチ・パーマネント・ダイナミックスピーカーを駆動させております。
と云うことで、今回も国内
オクで格安で入手(米国製のラジオですがw)、一応受信しているけど、裏板も紛失、あちこちで
ひび割れと
欠けのある
ボロボロのジャンク品でした。
ヾ( ̄  ̄ )
早々に到着したラジオのレストアの開始となりましたが、シャーシ内部のペーパーコンデンサー等は
すべて製造時のままでして、意外とシッカリしている感じであります。
一応受信していると云うことですが、さすがに80年も前のラジオに、いきなり通電するほどの
チャレンジャーではありませんしw、テスター片手にチェック開始であります。
( ̄^ ̄)b
特に問題もなさそうですし、念のため電源ケーブルとACラインのコンデンサーを交換、電源を投入してみた処、雑音が多くて放送もあまり聞こえない感じでありました。
そんなわけで、残りの
ペーパーコンデンサーを全て交換、結局、これだけでとても良い音で鳴り始めてくれましたので、
小一時間ほどエーシングであります。
( ̄o ̄)w
本当は、半日は様子見したい処ですが、例によってw希少な戦前の
変態真空管たちが、もしも呆けてしまったらと思うと、心配で心配でw
もう夜しか寝れませんw
(*ノ>ᴗ<)テヘッ.
続いてボロボロの筐体ですが、まずは換気扇クリーナー攻撃を実施、
大きく欠けた部分は
プラリペアで、
小さく欠けた部分は
瞬着パテを盛ってカタチを整えてみました。
資料的観点から、極力塗装は行いたくないのですが、こうなっては仕方ありませんw、タミヤの黒をベースに近似色を調合、ピースコンで修正箇所に吹付けて
鏡面処理と行ってみますた。
あとは紛失した
裏板をテキトーに自作、汚れたサランネットはアマゾンで仕入れた、
豪華絢爛小葵文金襴布に交換、金ピカのスピーカーグリルも意外と似合っておりますよねーw
最後に動画もアップ、懐かしの楽曲は、
AMトランスミッターで飛ばしてやって再現、非常に懐かしい音で鳴っておりまして、とても戦前のラジオとは思えませんよねー
それと、この時代の米国製ラジオはヒューズを実装してないため、アマゾンで仕入れた
フタ付きのヒューズボックスを設置、ヒューズ(1.0A)を追加してやりました。
(⌒∇⌒)ノ
ささ、ということで、今週も始まってしまいました。
ま、ぼちぼち、頑張って行ってみましょー
でわでわ、、
( ̄◇ ̄)♪
※写真はクリックで拡大します。
Posted at 2023/12/25 20:14:33 | |
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