ども、、
えー、本日も、古(いにしえ)の真空管式ラジヲと行ってみましょー
( ̄o ̄ )ノいってみよー!
ということで、
東京芝浦電気(TOSHIBA)の
「かなりやZS」 5UL-534 であります。
前回、本体カラーが
ダークグレーのモデルをアップしましたが、今回は、オシャレな感じのwサーモンピンクのラジオであります。
(`・ω・´)
発売は昭和35年頃、このラジオについては、大手メーカー品にもかかわらず、当時の資料等がほとんど残っていないため、定価等の詳細は一切不明であります。
( ̄^ ̄)b
一見すると、
大型のラジオの様にも見えますけど、
幅35cm×高さ15cm×奥12cmと、実際の本体のサイズは、非常にコンパクトで扱いやすい大きさとなっております
.(`・ω・´)b
フロント全面をクリアパーツで覆ったキャビネットは、ゆるやかなRを基調としたデザインで、サーモンピンクとネアイボリーのツートンカラーも、とても良い雰囲気でありますよねー
( ̄◇ ̄)♪
使用真空管は、
12BE6-12BA6-12AV6-30A5-35W4と一般的な5球スーパーで、自社製の
4インチ・パーマネント・ダイナミックスピーカー駆動しております。
(⌒∇⌒)ノ
左右にスピーカーを配し、堂々とした、、と言いたい処なのですが、なんとこのラジオ、搭載している
スピーカーは左側の一個だけと云う、とんでもないラジオなのでありましてw
右側の、如何にもスピーカーが居そうなデザインのグリルの下は、スピーカー用の穴さえ開いてなくて、只の
のっぺらぼうwなのでありますた
w(´o`)w
これが、最近の
中華パチモンの匠の手によるラジオだとwまだ納得ですけど、当時、大手メーカーでこれをやってしまうのですものw、いやいや、けっこうビックリでありますよねっーw
ちなみに、プラ製筐体の右側の内側には、
スピーカー用の取り付けホゾ穴跡が残っていますので、元々は、小型の2スピーカーモデルとしてデザインされたのだと思われます。
しかし、このサイズに二個のスピーカーを積むのには、かなり小型のシャーシが必要ですし、コストダウンとかで、小型シャーシーの設計までは手が回らなかったのかもしれませんねーw
と云うことで、今回もオクで見つけた格安のジャンク品から当方でレストア、
「電源が入るのだけは確認したけど、あとの事は不明w」と云う、
超絶ジャンク品のボロラジオでありますた。
上面には電源コードが癒着したやうな
黒い溶けた痕が盛大に入っており、
ツマミも紛失したり欠けているという、ひどく汚れて埃まみれの悲惨な状態でありました。
あまりの酷さに、部品取りにするつもりだったのですが、電源を入れてみると、
埃まみれのシャーシで真空管が点灯、一生懸命受信しているではないですくわw
( ̄o ̄)w オオー!
せっかく鳴っているラジオを部品取りなんかにしちゃうと、絶対に、
もったいナイおばけwが出てきますしw、そんなわけで、早々にレストア作業の開始となりますた。
(⌒∇⌒)σ
とりあえず、フロント全面のクリアパーツの取り外しとなりましたが、裏側の焼き留めが11ヶ所もあって、チマチマと外してやるのに、半日もかかってしまいますたw
( ̄^ ̄)b
そして、ヤニと汚れで真っ黒の筐体に換気扇クリーナー攻撃、あとは、150番から初めて1000番くらいまでの耐水ペーパーで、ひたすら表面の傷を削り取って行きますw
( ̄◇ ̄)ノ
本体はピカールで磨きだしてパフがけを行って艶を復活、悲惨なツマミは、オリジナルと似たようなデザインのツマミをジャンクボックスから発掘、三個とも交換してやりますた。
( ̄o ̄ )ノ
メカ的には、ペーパーコンデンサ数個とバリコン・パイロットランプゴム、電源とスピーカーケーブルを交換してスイッチを投入、これだけで、とても良い音で鳴り始めてくれました。
( ̄▽ ̄)b
あと、ボリュームが絞り切れなくなっておりw新品のスイッチに交換、現在入手可能なスイッチは軸が短いため、アルミパイプで軸を延長、先端部分は不良品から切り取って移植しておりますw
最後に動画もアップ、懐かしの楽曲は、例によって
AMトランスミッターで飛ばしてやりますたが、
(無理して二個にしなくてもw)シングルスピーカーで、十分良い音で鳴っておりますよねー
(⌒∇⌒)ノ
ささ、ということで、やっとこさの週末でありますねーw
ま、ぼちぼちと、頑張って行ってみましょー
でわでわ、、
※写真はクリックで拡大します。
Posted at 2019/11/21 22:07:32 | |
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