ども、、
えー、本日も、古(いにしえ)の真空管式ラジヲと行ってみましょー
( ̄o ̄ )ノいってみよー!
ということで、
ロバーツラジオ(Roberts Radio)の FM/AM 真空管ラジオであります。
発売は
昭和35年(1960年)頃、
ロバートラジオ(Roberts Radio Ltd)は英国のメーカーで、
トランジスターラジオ・Rシリーズが有名ですが、こんな真空管ラジオの販売も行っておりました。
主に、北米で販売された、
FM付のプラスチック筐体のラジオで、所謂(いわゆる
)「MID CENTURY DESIGN」と云われる、流行のデザインスタイルとなります。
( ̄◇ ̄)♪
製造は日本、メーカーは
サンシン(Sanshin Electric Co)とあり、おそらく、武蔵野市にあった輸出向けラジオ製造メーカーの
三信電機工業のことだと思われますが、詳細は一切不明であります。
そんなわけで、このラジオ、
英国のメーカーが、
日本の下請けメーカーに製造させて、で、
米国の販売網で販売したと云う、なんとも複雑な生い立ちのモデルとなっておりますw
ヾ( ̄  ̄ )
レモンイエローとゴールドのツートンカラーのボディはとてもオシャレでして、整然と並んだ洒落たダイヤルツマミも、なかなか良いものでありますよねー
( ̄◇ ̄)ノ
スピーカーグリルの
「ROBERTS」のロゴや、
「Hi-Fi」のロゴもワンポイントで良いアクセントでして、正真正銘のフィフテーズからやってきた、古き良き時代のラジオであります。
本体のサイズは、、幅380mm×奥行140mm×高さ130mmでして、、
ワイド&ローを強調したキャビネットは、とっても素敵でありますよねー
(⌒∇⌒)ノ
使用真空管は、
17EW8-12BE6-12BA6-12BA6-12AV6-50EH5 の6球で、
「HI-FI」と謳っているだけあって、電力感度が高いアンプ用出力管の
「50EH5」が使用されております。
また、FMフロントエンドには
「17EW8」が使用されておりますが、米国仕様のため、FMの周波数帯が
88MHzからになっており、日本ではワイドFM程度しか受信できないのが寂しいですよねー
今回も米国eBayで格安(15ドル程w)で入手、当方でレストアとなりましたが、プラ製筐体の天井部分の一部が歪んで、全体的に埃まみれと云う
ジャンク品でありますた。
( ̄◇ ̄)♪
と云うことで、早々に到着したラジオのレストアを開始となりましたが、出品タイトルに
「works(鳴るw)」とありましたので、簡単なチェックだけで、そのまま電源を投入してみましすた。
特に手が加えられた様子もなく、当時のままの姿でしたが
、(こんなにボロボロなのに!)最初からとても良い音で鳴っておりましてw、いやはや、さーすが日本製って感じでありますよねー
と云うことで、製造時からのオイルコンデンサーを数個ほど交換、固くなった電源ケーブルも新品に交換して、半日ほどエーシング(馴らし運転)を行ってレストア終了であります。
あと、米国向けラジオではお馴染みですが、やっぱり、ヒューズが無いと気持ち悪いので、ヒューズボックスと
ヒューズ(1.0A)を追加してやりました。
(⌒∇⌒)ノ
汚れて埃まみれのキャビネットは、完全に分解して換気扇クリーナーで強力洗浄を行い、ヤニ汚れを完全除去、これで綺麗サッパリですよねーw
( ̄ー ̄)σ
ささ、ということで、またまた雨の一日となってしまいますたねーw
ま、ぼちぼちと、頑張って行ってみましょー
でわでわ、、
※写真はクリックで拡大します。
Posted at 2018/05/23 18:20:14 | |
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