ども、、
えー、本日も、古(いにしえ)の真空管式ラジヲと行ってみましょー
( ̄o ̄ )ノいってみよー!
ということで、
東京芝浦電気(TOSHIBA)の
「かなりやLS」5YC-501であります。
発売は
昭和36年、当時の定価は
6800円、
「かなりやLS」と云うモデルには、新旧の二種類のモデルが存在しておりまして、今回は新しい方のモデルとなります。
サイズは幅31cm×奥行き11cm×高さ13cm、かなりコンパクトなサイズでありまして、邪魔にならない丁度いいサイズでありますよねー
( ̄▽ ̄)b
使用真空管はmT管
(12BE6-12BA6-12AV6-30A5-35W4)、自社製の
小型楕円形4インチ・パーマネント・ダイナミックスピーカーを駆動させ、とても良い音でなっております。
( ̄ー ̄)σ
六角形を横長にしたようなキャビネットは、上半分のダイヤル背面の白色と、全体にスリットが入った下半分に二分割され、とても個性的な佇まいでありますよねーw
( ̄◇ ̄)ノ
白黒の洒落たツマミは、右端からチューナー、バンド切替えスイッチ、電源スイッチ兼ボリューム調整となっており、整然と並んだツマミも良いものであります。
また、白い七宝焼き風の
「Toshiba」のエンブレムも誇らしげで、このエンブレムが付いているだけで、無暗に豪華そうに見えるから不思議ですよねー
(⌒∇⌒)σ
と云うことで、今回もオクで見つけた
格安のジャンク品から当方でレストア、取りあえず受信はしてるけど、筐体のフロント部分が熱で溶けて、あちこち変形していると云う
ボロラジオでありますた。
フロント下半分のスリット部分には、ハンダゴテがタバコを押し付けたような溶けた跡が何か所もあり、全体的にひどく汚れて埃まみれの悲惨な状態でありました
。(´・ω・`)
と云うことで、早々レストアの開始となりましたが、以前の持ち主さんが、無造作に筐体全体に
クリアラッカーを吹き付けたらしく、一部の汚れも一緒に塗り込まれてwしまっております。
( ̄^ ̄)b
そんなわけで、まずはクリアラッカーの除去から開始、筐体と透明部品を分けて、プラカラー薄め液風呂wに一晩漬け、クリアラッカーが緩くなったところで、ボロ布で拭き取って行きます。
溶けて大穴が空いた部分は、カタチが残った部分から型取り、プラリペアで複製した後、
ちまちまとハメ込んで成型、最後に下地から馴らして、似たような色を調合して吹き付けてやりました。
資料的観点から、極力塗装は行いたくありませんので、吹きつけは修正加工した前面スリット部分にとどめ、後はピカールで磨き上げてピカピカに仕上げてやりますた。w
( ̄▽ ̄)b
メカ的には、ACラインのコンデンサと電源ケーブルを交換、スイッチを入れると、ちゃんと受信を初めてくれたのですが、なんだか音声が歪んだ感じであります。w
( ̄^ ̄)b
IFTやコイルも疑ってみましたが、結局、イヤホンジャックの接触不良が原因でして、イヤホンジャックを撤去、ジャンパー線で回路をバイパスしてやって、やっと大きな音で鳴り始めてくれますた。
しかし、こんどは、どうやってもボリュームが絞り切れませんでして、完全にボリュームスイッチの寿命であります
、(´・ω・`)、 早々に新品のスイッチに交換となりました。
後は、残りのペーパーコンデンサーと抵抗を一個、スピーカーケーブル、アンテナ線を交換、弱っていた35w4真空管を交換してやって、無事にレストア完了であります。
ささ、ということで、3月もアッと云う間に半場を過ぎてしまいますたw
ま、ぼちぼちと、頑張って行ってみましょー
でわでわ、、
※写真はクリックで拡大します。
Posted at 2019/03/14 21:20:59 | |
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