ども、、
えー、本日も、古(いにしえ)の真空管ラジヲと行ってみましょー
( ̄o ̄ )ノいってみよー!
ということで、
東京芝浦電気(TOSHIBA)の
「かなりやG」 5LC-109であります。
発売は
昭和32年、当時の定価は
現金正価6900円(月賦7500円)、本体は高さ(約17cm)×横幅(約30cm)×奥行き(約12cm)、人気の
かなりやシリーズの初期の一台となります。
キャビネットの材質は
ベークライト(フェノール樹脂)、逆台形のキャビネットを大胆なラインで塗り分けた個性的なスタイルは、キャラ立ちまくりでありますよねー
(⌒∇⌒)ノ
ブラウンとベージュのツートンカラ―のボディはとても素敵でして、大型のチューニングダイヤルとボリュームスイッチを配したシンプルなデザインは、とても良い感じであります。
チューニングダイヤル中央には、
かなりやGから取った
「ℊ」の文字が大きく入れられ、金色に浮き出された
「TOSHIBA」の文字も、無暗に豪華そうで最高であります。
「マツダ」マークの入った洒落たバッジは、
パイロットランプのカバーも兼ねておりまして、電源オンと共に赤く光る
「マツダ」マークも、なかなかお洒落てありますよねー
( ̄ー ̄)σ
使用真空管は
12BE6-12BD6-12AV6-35C5-35W4の、所謂、5球スーパー、AM専用ラジオでして、当時としては最新の
バーアンテナが採用されておりました。
(`・ω・´)キリッ
今回もオクで見つけたジャンク品からレストア、
筐体が破損、
裏板も紛失し、
真空管も二個付いていないと云う、いつもにも増した
ボロボロのラジオでありますた。
( ̄▽ ̄)b
整備済の美品となると、平気で諭吉さん数人分の価格になってしまうのですが、さすがに、こんなボロを欲しがるのはアタシだけだったと見えて、
3000円ほどで落札となりますたww
そんなわけで、早々にレストア開始でありまして、シャーシーは換気扇クリーナで洗浄後に水道水で丸洗、 呉工業のエレクトロニッククリーナーを吹きまくってw大掃除であります。
ペーパーコンデンサーと怪しい抵抗、そして電源コードとパイロットランプも新品に交換、紛失した2本の真空管(35C5-35W4)は、中古良品を調達して、恐る恐る電源を投入でありますw
パイロットランプも点灯し、各真空管も明るくなって無事に電源は入ったのですが、小さな
ハム音が
ブーンと聞こえてくるだけで、何も受信していない様子であります。
( ̄^ ̄)b
とりあえず、接触不良が心配なイヤホン端子をジャンパー線でバイパス、
回路図を見ながら、オシロスコープとテスター片手に、老眼鏡を駆使してwチェック開始であります。
暫く弄ってみましたが、どうやら1段目のIFTの反応がありませんでして、早速、
取り外して分解してみると、巻線がどこかで断線しているらしく、完全に導通がありませんでした。
こうなると、どうしようもありません、早速、ジャンクボックスから見つけたIFTと交換となりましたが、
東芝製のラジオなのに、
日立製のIFTを無理やり取付けた、ってのはナイショでありますw
これで、やっと大きな音で受信を始めてくれましたが、今度はボリュームが絞り切れませんw、完全にボリュームスイッチの寿命でして、早々に新品のスイッチに交換となりました。
( ̄^ ̄)b
最後に、バリコンのアースが、シャーシーに固定するネジで落とされているため、念のためジャンパー線を一本追加してバリコンと直結、あとは
半日ほどエーシングであります。
悲惨な筐体は、とりあえず換気扇クリナー攻撃w、欠けた部分をどうしようかと悩んでいたところ、なんと、隙間から破片がそのまま出てきまして、大喜びでwガッチリと固定してやりました。
資料的観点から、極力塗装は行いたくありませんので、そのまま表面を均して、ピカールで磨き上げて
ピカピカに仕上げてやりますた。w
( ̄▽ ̄)b
フロント前面のベージュの部分は、下地処理から行ってタミヤのキャラクターフレッシュを吹きつけ、周波数文字ぱ、ちまちまと一文字づつマスキングを行ってゴールドを吹いてやりました。
あと、紛失していた裏板を、2.5mm厚の
MDFボードから自作、オリジナルのデザインとはかけ離れておりますが、とりあえず、こんなもんでヨシといたしました
w( ̄◇ ̄)♪
ささ、ということで、今月も終わってしまいました。ねー
ま、ぼちぼちと頑張って行ってみましょー
でわでわ、、
※写真はクリックで拡大します。
Posted at 2019/02/28 22:03:25 | |
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