ども、、
えー、本日も、古(いにしえ)の卓上型式ポータブルラジヲと行ってみましょー
( ̄o ̄ )ノうぇーい!
ということで、米国ゼニスラジオ社(Zenith Radio Co.)のポータブル真空管ラジオから、
「Model L406」であります。
発売年は
昭和30年(1955年)、一見すると、トランジスターラジオのように見えますが、真空管で作動する、ポータブルホームラジオとなります。
( ̄▽ ̄)b
筐体はプラスチック製、当時、最新の射出成型技術で製造された複雑な造形は、所謂(いわゆる)
「MID CENTURY DESIGN」と云われる、流行のデザインスタイルとなります。
( ̄◇ ̄)♪
サイズは、
幅300mm×奥行120mm×高さ240mmと、意外とボリュームがありまして、折り畳み式の丈夫な持ち運び用の取っ手も取り付けられておりました。
( ̄ー ̄)σ
中波と短波のツーバンド仕様で、チューニングダイヤルとボリュームを上面左右に配し、愛嬌のあるw丸っこい本体はとてもユニークなデザインで、キャラ立ちまくりでありますよねー
マルーンの本体に、クリア調のフロントグリルとゴールドの円盤状のスピーカーグリルの組み合わせも、
無暗やたらと豪華そうで、とても良い感じでありますねー
中央の
「Zenith」のロゴマークもワンポイントで良いアクセントでして、正真正銘のフィフテーズからやってきた、古き良き時代の米国製ラジオであります。
(⌒∇⌒)ノ
使用真空管は
電池管(1R5-1T4-1U5-3V4)の4球、整流はセレン整流器で、自社製4インチ・パーマネント・ダイナミックスピーカーを駆動させております。
(`・ω・´)キリッ
AC/DCの二電源切替式ですが、DCで運用する場合は、ゼニス専用バッテリーパック
「Zenith Z-909 battery pack(A電源9V+B電源90V)」が必要でありました。
ヾ( ̄  ̄ )
しかし、当然のやうにw、現在ではそんな珍しいバッテリーパックは入手不可能ですし、必然的にAC100V電源での運用が中心となってしまいますよねー
と云うことで、今回も国内オクで
(米国製のラジオですがw)超格安で入手、一応受信してるけど筐体はキズだらけで割れや欠けもある、と云うジャンク品でした。
( ̄◇ ̄)♪
また、どういう訳が、ダイヤル表示盤が下位機種の中波専用ラジオ
「Model J406Y」用に交換されておりまして、短波帯のダイヤル表示がありませんでした。
そんなわけで、早々に到着したラジオのレストア開始でして、セレン整流器をシリコンダイオードに、日本の100V電源に合わせてドロッパー用の抵抗を交換であります。
結局、これだけで、とても良い音で鳴り始めてくれましたので、固くなった電源コードと、残りのペーパーコンデンサーも交換、半日ほどエーシングと行ってみますた
( ̄^ ̄)b
キズだらのキャビネットは、、完全に分解して換気扇クリーナーで強力洗浄、ひび割れた部分は、瞬着パテでカタチを整え、サーフェサーで下地を均してやりました。
資料的観点から、極力塗装は行いたくないのですが、こうなっては仕方ありませんw、全体にタミヤのマルーンを吹いて、サランネットも新品に張り替えてやりました。
( ̄ー ̄)σ
ちなみに、「
Zenith Z-909 battery pack」専用バッテリーパックでありますけど、海外では、
9V電池を10個ほど直列にして自作してしまうという強者も存在するみたいで、なんか凄いですよねー
ささ、ということで、いやな雨の一日でしたけどw、
ま、ぼちぼち頑張って行ってみましょー、、
でわでわ、、
※写真はクリックで拡大します。
Posted at 2020/10/22 23:43:57 | |
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