ども、、
えー、本日も、古(いにしえ)の真空管式ラジヲと行ってみましょー
ρ(^◇^)ノ いってみよー!
ということで、
米国フィルコ社(PHILCO)の真空管ラジオから、
「Model 48-230」であります。
発売は
昭和23年(1948年)、特徴的なフロントグリルの装飾から
「Flying Wedge(空飛ぶくさび型)」の愛称で呼ばれる、彼の地でも大人気のラジオであります。
( ̄◇ ̄)♪
筐体は
ハイインパクトスチール樹脂製、当時、最新の射出成型技術で製造された複雑な造形は、所謂(いわゆる)
「MID CENTURY DESIGN」と云われる、流行のデザインスタイルとなります。
大きくRを描いたキャビネットは、とてもユニークで
前衛的なデザインでありまして、マルーンとフレッシュのツートンカラーも、お洒落で良い感じでありますよねー
(⌒∇⌒)ノ
また、
くさび型と重なった円径のダイヤルスケールも素晴らしく、
終戦直後の昭和23年にコレを持ってくる米国電機メーカーなんて、そりゃまぁ、ケンカしたって勝てるわっきゃないですよねーw
サイズは
幅290×奥170×高160mm、左右に並んだダイヤルツマミも良い感じで、正真正銘のフィフテーズからやってきた、古き良き時代の米国製ラジオであります。
使用真空管は
GT管とロクタル管が併用され
(7A8-14B6-14A7-50A5-35Z5)の5球、自社製
4インチ・パーマネント・ダイナミックスピーカーを駆動させております。
( ̄ー ̄)σ
と云うことで、今回も
国内フリマサイトで入手、プラ製のキャビネットに割れや欠けもなく、ちゃんと受信できていると云う、
比較的程度の良いジャンク品でありました。
ヾ( ̄  ̄ )
早々に到着したラジオのレストアですが、以前の修理者サンの手て、
ブロックコンデンサーは交換済でしたので、硬くなった電源コードを交換、電源を投入してみました。
とりあえず受信してますが、
ブーッッと云うハム音が盛大に発生しており、また
感度も極端に悪い状態でして、おそらく、交換された電解コンデンサーが原因だと思われます。
(´・ω・`)
無造作に取付けられた電解コンデンサーは、
(22μF+22μF+22μF)となっておりまして、確かに、これではちょっと容量不足で
ハム音も盛大に発生しそうでありますよねー
そんなわけで、新しい
電解コンデンサー3個(47μF+47μF+22μF)をラグ板でしっかりと固定して交換、
その他のペーパーコンデンサーも交換してみました。
しかし、相変わらず受信感度が最悪のままでして、テスターとオシロ片手にあちらこちらと弄り廻しておりましたが、結局、本体に取り付けてある
ループアンテナの断線が原因でありました。
さあ、そうなると困ってしまいました、一旦解して切断箇所を接続し再度巻き直すと云うのも、メンドーでwあまりやりたくありませんし、結果、
国産のアンテナコイルでお茶を濁してしまいました。
手持ちのアンテナコイルの中から、丁度いい
インダクタンスのコイルを発掘、シャーシ上の空スペースに取付けてやって、やっと大きな音で受信を初めてくれました。
( ̄◇ ̄)♪
あと、うっすらと埃をかぶった筐体は換気扇クリーナー攻撃を実施、ピカールで磨きだしてパフがけを行って、定番の鏡面処理を実施、ピカピカに仕上げてやりました。
(⌒∇⌒)σ
最後に、
厚紙製の裏板はボロボロでしたので、
ブラックの化粧ボードから自作、オリジナルのデザインとはかけ離れておりますが、とりあえず、こんなもんでヨシといたしましたw
( ̄◇ ̄)♪
ささ、ということで、今週も始まってしまいましたけどw
ま、ぼちぼちと、頑張って行ってみましょー
でわでわ、、
(=゚ω゚)ノジャ、マタ!!
※写真はクリックで拡大します。
Posted at 2022/05/31 05:38:04 | |
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