ども、、
えー、本日も、古(いにしえ)の真空管式ラジヲと行ってみましょー
(Y)o\o(Y) フォッフォッフォッフォ...
ということで、
米国アドミラル(Admiral Continental Radio & Television Co)ブランドの真空管ラジオから
「Model 5G32」であります。
発売は
昭和28年(1953年)、サイズは
幅270mm×奥130mm×高147mm程、米国製真空管ラジオの中でも、かなり小さなサイズとなります。
( ̄ー ̄)σ
周波数パネルを挟んで、チューニングダイヤルとボリュームを左右に配しただけですが、
軍用ジープのフロントグリルのやうなデザインが、とっても良い感じでありますよねー
( ̄◇ ̄)ノ
筐体は
ベークライト製、スピーカーグリルの、洒落た字体の
「ADMIRAL」の金文字も良い感じで、ここに銘板が入るだけで、グッと引き締まって見えるから不思議であります。
(⌒∇⌒)ノ
シャーシーは
プリント基板が採用され、使用真空管は
(12BE6-12BA6-12AV6-50C5-35W4)、自社製
4インチ・パーマネント・ダイナミックスピーカーを駆動させております。
複合素材の採用で部品数を極限まで減らし、スピーカーはシャーシにネジ2本で留められ、シャーシーもネジ2本で固定という、
徹底的にコストダウンが図られたラジオでありました。
(`・ω・´)ゝ
ということで、今回は
米国eBayで見つけた格安品から当方でレストアとなりましたが、取りあえず受信はしてるけどと云う
ボロボロのラジオ でありますた。
ヾ( ̄  ̄ )
ベークライト製の筐体は割れなども見当たらず綺麗な感じでしたが、以前の修理者の手サンの手で、シャーシーに
巨大なブロックコンデンサーが無造作に取り付けられておりました。
そんなわけで、
開始価格(25ドルw)で入札したのですが、さすがに、
魔改造されたボロを欲しがるのは、米国でもアタシだけだったと見えて、そのまま落札となりますたww
( ̄^ ̄)b
日本までの送料が
4000円程掛かってしまいましたけど、米国eBayでもめったに出てこない珍品ラジオでもありますし、今回は、本当にラッキーでありましたw
で、早々に到着した荷物の梱包を解いて、ラジオとご対面となったわけなのですが、なんと、到着したラジオの内部で、真空管が三本ほどバラバラに砕け散っているではないですくわw
米国で輸送中に乱暴に扱われたらしく、無造作に置かれた巨大なブロックコンデンサーが大暴れしてしまい、貴重な真空管をことごとく粉砕しまくった模様でありますw
ヽ(゚Д゚)ノ!キャー
英語人の超テキトーな梱包(プチプチも使わずに新聞紙で包むだけw)で、さらに大惨事となってしまったという感じてして、ほんと腹立たしいったらありゃしませんw
ま、届いてしまったものは仕方ありませんw、破損した三本の真空管は、中古良品をジャンクボックスから調達、硬くなった電源ケーブルだけ交換して受信テストと行ってみました。
( ̄◇ ̄)♪
結局、これだけで、とても良い音で鳴り始めてくれましたので、巨大ブロックコンデンサーを
電解コンデンサー(47uF×2)に交換、とりあえずシャーシーは完了であります。
(⌒∇⌒)ノ
うっすらと埃を被っていたキャビネットは、完全に分解して換気扇クリーナーで強力洗浄しピカールで磨きだし、錆びたグリルはタミヤのゴールドを吹いてやりました。w
( ̄ー ̄)σ
あと、電圧が低い日本の家庭用100V電源では、立ち上がりで音声が歪みぎみでしたので、
50C5真空管を
30A5真空管に差替えてみますた。
ささ、ということで、なんとなく嫌な天気が続いておりますけどーw、
ま、ぼちぼち頑張って行ってみましょー、、
でわでわ、、
※写真はクリックで拡大します。( ̄▽ ̄)b
Posted at 2021/05/26 20:39:48 | |
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