
ども、、
えー、本日も、古(いにしえ)の真空管式ラジヲと行ってみましょー
( ̄o ̄ )ノいってみよー!
ということで、
米国シアーズ・ローバック社(Sears, Roebuck & Co.)の真空管ラジオから
「Silvertone Model 2015」であります。
発売は
昭和27年(1952年)、サイズは
幅32cm×奥行き15cm×高さ16cm、米国では一般大衆向のラジオですけど、GHQ統治直後の我々日本人にとっては、超高値の華だったのではと思います。
回転式のダイヤル表示部にダイヤルツマミを三っつ並べた、オーソドックスながらも洒落たデザインでありまして、何時もにも増してキャラ立ちまくりでありますよねー
(⌒∇⌒)ノ
また、ダイヤル中央で燦然と輝く
「Silvertone」のエンブレムがワンポイントで良いアクセントでして、
メッキでピカピカの縁取りなどなど、古き良き時代の米国製ラジオであります。
筐体は
ベークマライト製、当時、最新の射出成型技術で製造された複雑な造形は、所謂(いわゆる)
「MID CENTURY DESIGN」と云われる、流行のデザインスタイルとなります。
( ̄◇ ̄)♪
使用真空管は、
GT管(12SK7-12SA7-12SK7-12SQ7-35L6GT-35Z5GT)の5球、自社製4インチ・パーマネント・ダイナミックスピーカーを駆動させております。
( ̄ー ̄)σ
終戦まもない昭和27年、すでにこんな凄いラジオを製造してしまう米国電機メーカーって、当時の
日米の基礎工業力の差を、まざまざと見せつけられる思いでありますよねー
( ̄o ̄ )ノ
ダイヤルツマミは、左端から電源スイッチ兼トーンコントロール、ボリューム調整、チューナーとなっており、整然と並んだツマミもなかなか良いものであります。
w( ̄ー ̄)σ
今回は国内オクで発見、キャビネットに割れもなく、ツマミなどの欠品も無い
比較的程度の良いジャンク品で、思わず
プチッとwしてしまいますたw
(´・ω・`)
と云うことで、早々に到着したラジオのレストアを開始となりましたが、商品説明に
「鳴るw」とありましたので、簡単なチェックだけで、そのまま電源を投入してみました。
以前の所有者サンて、ブロックコンデンサーを
電解コンデンサー(47uf×2個)に交換済で、最初からとても良い音で鳴っておりまして、このままでも十分な感じであります。
そんなわけで、残りの
ペーパーコンデンサー数個と電源ケーブル、切れたパイロットランプを交換、
半日ほどエーシング(馴らし運転)を行って
レストア終了であります。
あと、この時代の米国製ラジオは、ヒューズを実装してないため、少々気持ち悪いものがありますので、自動車用ヒューズボックスを流用して、
0.5Aのヒューズを追加してやりました。
若干、埃を被っていたキャビネットは、完全に分解して換気扇クリーナーで強力洗浄後ピカールで磨きだしてやりましたが、経年変化で表面の劣化が激しかったため、クリアーを吹いております。
ボロボロだった、サランネットとダイヤル背面は、
オレンジ色の生地で張り替えてやりますが、ブラウンの筐体との組み合わせも、意外と良い感じとなりますた。
あと、
前所有者サンの力作の裏板ですがイマイチの感じでしたので、オリジナルに近い
レッド系の装飾ボール紙から制作、とりあえず、こんなもんでヨシといたしましたw
最後に動画もアップ、懐かしの楽曲は、例によって
AMトランスミッターで飛ばしてやって再現、さすがGT管でありますよねー、ズッシリとしたとても良い音でなっておりますねー
ささ、ということで、今週も始まってしまいますた。
ま、ぼちぼちと、頑張って行ってみましょー
でわでわ、、
※写真はクリックで拡大します。
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Posted at
2020/01/20 20:55:34