
ども、、
えー、本日も、古(いにしえ)の真空管式ラジヲと行ってみましょー
( ̄o ̄ )ノおー!
ということで、米国
スチュワート ワーナー社(Stewart Warner Corp.)の真空管ラジオから
「Model 9187J」です。
発売は
昭和29年(1954年)、ファッション誌
「Cosmopolitan」の特注品と思われ、グリル中央に鎮座する
「SW」のエンブレムは省略され、特製のネームプレートが取り付けられております。
また、硬質
プラスチック製の
淡いピンク色のキャビネットも、通常品には存在しない特注カラーでして、本体のサイズは
幅305mm×高170mm×奥140mmとなります。
( ̄▽ ̄)b
大型のチューニングダイヤルと時計を左右に配した
シンメトリーデザインは、
古い米国車のやうなスタイリングで、無暗にキャラ立ちまくりでありますよねー
(`・ω・´)
最新の射出成型技術で製造された複雑な造形は、所謂(いわゆる)
「MID CENTURY DESIGN」と云われる、流行のデザインスタイルでありました。
ヾ( ̄  ̄ )
時計はラジオと連動したアラーム付で、時計板の3ッのノブは、正面上がラジオのオンオフとラジオアラーム、左が普通のアラーム・スリープスイッチ、右が時刻設定となっております。
使用真空管は
mT管(12BE6-12BD6-12AT6-50C5-35W4)、自社製の
4インチ・パーマネント・ダイナミックスピーカーを駆動させ、ノスタルジックな良い音で鳴っております。
(`・ω・´)
いやいや素晴らしい造形ですねー、ブラックのツマミ類も好い感じでして、正真正銘の
フィフテーズからやってきた、古き良き時代の米国製ラジオであります。
( ̄◇ ̄)♪
ということで、今回も
フリマサイトで見つけた格安のジャンク品から当方でレストア、ノブとツマミは揃っておりますが、動作不明と云う
ボロボロのラジオでありました。
早々に到着したラジオのレストアの開始となりましたが、プラ製の筐体は、側面に小さなひび割れがある程度で、クリーニングだけでなんとかなりそうな感じであります。
( ̄ー ̄)σ
シャーシは、
怪しいACラインのコンデンサーを
新品に交換して電源を投入、しかし、
ブーと云うハム音が盛大に鳴っておりまして、完全に
ブロックコンデンサーの寿命であります。
そんなわけで、
電解コンデンサー2個(47uf+47uf)に交換、その他の
ペーパーコンデンサーと一部のケーブル類も交換、あとは
半日ほどエーシングであります。
埃まみれのキャビネットは換気扇クリーナー攻撃を実施、ピカールで磨きだしてパフがけを行って、定番の鏡面処理を実施、ピカピカに仕上げてやりました。
( ̄◇ ̄)♪
ひび割れた側面は、瞬間接着剤で接着してやるだけで、ほとんど目立たなくなりましたので、資料的観点からも塗装等は行わずに、このまま磨きだしております。
( ゚∀゚)ノ
あと、米国向けの
120V電源仕様なので、日本の100V電源に合わせて、
50C5(電力増幅)真空管を
30A5真空管に差し替えてやりましたので、ちょっとだけ立ち上がりが早くなった気がしますw
それと、
朽ち落ちてボロボロの裏板は、ループアンテナが固定されている関係で無理くりに修理を実施、バラバラのボードを薙ぎ合わせて裏打ちを行い、木工用ボンドで固めて復活となりました。
最後に動画もアップ、懐かしの楽曲は
AMトランスミッターから取り込んでみましたが、シャカシャカと云う音は、時計の作動音でありますw
( ̄◇ ̄)♪
ささ、ということで、今週も始まってしまいましたw
ま、ぼちぼちと頑張って行ってみましょー、、
でわでわ
ヾ((○*´ω`*))ノバイバイ、
※写真はクリックで拡大します。
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Posted at
2025/06/09 22:39:49