栃木県小山市の道の駅思川で開催されたイベントに、行って来ました。
当初は台風の影響も心配されていました。
ですが、既に通過していた為、すっかり晴天に。
むしろ晴天すぎて、気温が30度越えてたそうです。
では、クルマのご紹介を。
ローレル(3代目 C230)
この手のイベントでも見なくなりましてねぇ、C230。
しかもこれ、丸目の前期型です。
デビューは1977年。
各社53年排ガス規制に向けて、いろいろな方法を試していた時代です。
この頃は、とにかく規制クリアを目標に、排ガスデバイスを取り付けていました。
その為、排ガスは浄化される一方、性能は見る影もなく・・・
それ故、走りの魅力に乏しいの為か、残存しているクルマも少ないです。
しかもこのクルマ、非常にレアな2800。
L28
Sエンジン搭載です。
厳しい排ガス規制対応から本格的に導入された、電子制御燃料噴射装置。
何かの呪文の様な名前ですが、簡単に言うとインジェクションです。
2000ccを越える様なエンジンでは、普及率は高かったかと思います。
ですが、このエンジンは、L28S。
シングルキャブレター仕様です。
驚くことにL28、インジェクションの設定が当時ありませんでした。
でも2000ccには、あったんですがね。
あと、このクルマは、日産伝家の宝刀、4ドアハードトップです。
センターピラーのない開放感を便利な4ドアで、ということでしょうね。
クラウン(5代目 MS10)
先程のローレルと同年代、1979年式の後期型です。
この頃のクラウン、いいですねぇ。
日本の、トヨタでしか創れない、これぞクラウンといった趣のあるモデルです。
ヨーロッパ車の様に、ハイスピードでの走安性は狙っておらず。
アメリカ車の様な、過美に走ることもなく。
日本に根ざした進化を遂げてきたクルマ。
これぞ「日本の美しいクラウン」ですね。
先程のローレルでも採用されていた、日産が先鞭を付けた技術、4ドアハードトップ。
それに対するトヨタの回答が、これです。
その名も、
4ドアピラードハードトップ
日産のは、センパーピラーレス 4ドアハードトップ。
その開放感と引き換えに、車体剛性で懸案を抱えていました。
経年劣化でリアドアが下がってくる、なんて事象もあった様です。
「石橋を、壊れるまで叩いてから渡る」慎重なトヨタ。
流石にセンターピラーレスは採用しませんでした。
ですが、セダンしかないのも、どうかと・・・・
そこで誕生したのが、センターピラー付き、サッシュレスドア採用の、ピラードハードトップでした。
でもこれ、当時のスバル流で呼ぶと、普通に「セダン」なんですよね。
ステアリングコラムにある、2つのスイッチ。
左側は、ハザートです。
むかしのクルマは、これを引っ張って点灯させてました。
残りの右側スイッチ。
懐かしいなぁ、これ、キーを抜く時に押すボタンですよね。
これを押してキーを回さないと抜けない、だったかな。
叔父のKE20カローラにも、付いていた記憶があります。
NEW シルビア(S10)
「シルビア」の名を冠したクルマとしては、2代目になります。
ですが、あまりにもコンセプトが違う為、ちょっと違う流れのクルマという扱いみたいです。
なので、このクルマの正式名称は「ニュー シルビア」です。
誕生は1975年。
だから40年程を経ていますが、「ニュー シルビア」なんです。
でも以前調べていたら、1978年以降、この「ニュー」が取れています。
後期型へのマイナーチェンジタイミングで変更?
そういう訳でもなかったのです。
これは、みん友のサーキットの豚さんからお借りしている、当時のカタログです。
写っているのは、どちらもグリルに塗装が追加された後期型ですね。
でもロゴを見ると・・・左のカタログには「NEW」がありません。
最初、誤植?かとも思いましたが、他のカタログでも、NEWのないカタログがあります。
ちなみに、右の方が古いカタログです。
なぜ、突然「NEW」が取れたのでしょうか?
理由がわかっていません。
この頃の日産車には、ボディ同色のホイールキャップがありました。
なんか、これ、高級車って感じがして、いいですね。
レオーネ RX
2代目レオーネの後期型から設定された、スポーツモデルです。
1800ccのOHVなれど、ツインキャブを採用。
時代ですよねぇ、インジェクションではなくて、ツインキャブですよ。
この頃は、サファリラリー参戦も始まっていました。
「RX」といえば、スバル伝統のスポーツブランド。
初代レオーネにも、その名前はありました。
その後、この2代目RX。
3代目ではスバル初のフルタイム4WD RX/IIを経て、現在はこのクルマに受け継がれています。
少し名前は変わりましたが、RXの伝統は今も受けtがれていますよ。
今回は片道70km程だったので、YSRで行きました。
実はYSR、夏休み中にトラブルがありました。
北関東ではおなじみの、強烈な夕立に合いまして。
上からの雨、横からは対向車の跳ね水を浴びていたら、突然のエンスト・・・。
どこかで電気がリークした様だったのですが、原因がわからず。
カミさんに軽トラで迎えに来てもらった経緯がありました。
今回は、その時以来の走行。
でも、何の問題もなく、帰りはちょっと寄り道なぞもしながら、無事180km走破出来ました。
今年はジェンマ125で名古屋に行ってしまいましたからねぇ。
片道100km以内だったら、普通に原付で行けそうです。